さて、「ARIA」も第12巻でマンガが完結してアニメも多分あと2話で最終回。
「淋しくなるなぁ〜」と関連商品を少々(?)購入してしまいました。

左下が第12巻な訳ですが、他にアニメサントラCD3枚(アニメ第1期〜第3期のもの。第3期のは最終回が終わるまで未開封の予定)、キャラソンCD、ピアノアルバム、そして「月刊ウンディーネ」のアリス特集号。…ちょっとだけ反省している。でも、「月刊ウンディーネ」は藍華と灯里の号も予約しちゃってるけどねっ!(核爆)
他にも2枚目のピアノアルバムも出るし、「ARIA」はここぞとばかりにファンから搾取にかかっているようです(笑)もちろん、アニメ第3期のDVDも出るしね。
…DVD、第1期〜第3期まで一気にまとめ買いするかとっても迷ってます(ぇ
ま、それはおいときまして。
「ARIA」のサントラですがこれは
アニメを知らない人にもかなりオススメ。バンドリン(マンドリンの親戚。イタリアのより胴体がスライム型です→
◇参考ページ)、ギター、ウッドベース、ピアノ、ストリングス、パーカッションというアコースティック楽器(しかもほとんどが弦楽器)を中心とした編成で、優しい音色が流れます。ゆったりリラックス気分に浸りたい時に最適で、「サントラ」という枠を超えて上質のインストアルバムとして出来上がっています。2ちゃんとかの掲示板で「オススメのサントラがあったら教えて」というスレが立つと(私が目にする限りでは)必ず複数人が挙げるという人気ぶりです。
機会があったら聴いてみてくださいな♪
「月刊ウンディーネ」は当初買う気無かったんですよね〜。だけど、冊子の他にオマケとして
アリア社長のフィギュアが毎号2体ずつ付くっていうじゃありませんか!
即予約です。反省はしていない…こともない(苦笑)
というか事実、箱を開けた時はちょっと後悔しました。だって、
冊子、薄っ!!中の段ボールの右側、外箱との間に白いのが見えるでしょうか。それが「月刊ウンディーネ」本体。厚さ約4mm…
箱から出してみるとこんな感じ。

社長に対する過保護っぷりがただものではありません。フィギュアは、

女の子が落とした人形を社長が届けに行くエピソードのものと

灯里たちが伝説のウンディーネ、グランマに会いに行くエピソードのもの。
ちなみに後者は帽子をかぶる関係上、社長の頭が

こんなことになっちゃっているのがかわええ(笑)
冊子の中身は完全にオリジナルでしたね。マンガやアニメの使い回しってのが全く無かったので、まぁこの薄さでもしょうがないのかなと。
それにしても、この中のオリジナルマンガは笑わせてもらいました。ウンディーネの超常バトルって(^^;)
血しぶきが飛び、歌声の振動で教会の鐘まで落とす。…一体どんなテニプリですか(笑)
フィギュア目当てで買ったものではありますが、冊子自体の内容も楽しみにあと2冊を待ちたいと思います。
…さて、本題。
何つータイトル付けてんだかって感じなのですが、でもこの巻を一言でまとめるとこのDIO様の言葉になってしまうんだよなぁ。
ということでARIA第12巻の感想です♪
最終巻なので言いたいことを全部書いてやろうと思ったら、もんのすごく長くなってしまったので頑張って半分以下に圧縮しました。
この巻はどの話にも書きたいことが多すぎて、おかげでエントリー上げるまで一週間近くかかってしまいましたよ。仕事でブログ書く時間もあまり取れなかったしねぇ。
では行きますか。
※未読の方はネタバレにご注意ください。また、アニメのネタバレも含まれると思いますのでそちらの最終回を楽しみにしている人もご注意を!※このマンガ、連載開始してからしばらくは灯里(あかり)の昇格試験や藍華たちとの出会い等、灯里とそれを取り巻く環境が変わっていましたが、ここしばらくは季節は巡るものの時が進んでいるという感覚はほとんどありませんでした。言ってみれば
「サザエさん」みたいな状態?(もちろん「サザエさん」とは違って1年経てば年を取ってはいたようですが)
それが
第11巻の最後でアリスがプリマに飛び級昇格したことで、その止まっていた時間が再び動き出しました!(でもそのきっかけは同じ巻でのケットシーとの別れにあると思ってますが)
そしてこの第12巻では、その流れ出した時間が一気に雪崩れ込み、大団円に向かって突き進んだ印象を受けました。
藍華のプリマ昇格&栄転、灯里のプリマ昇格、アリシアさんの結婚&引退、そして新しくアリアカンパニーに入社してきたアイちゃん(アニメオリジナルキャラだったのにここで登場とは!さすがに大きくなったなぁ)。あまりのイベントの多さに(?)灯里の昇格試験は「え?これだけ?」という描写の少なさ、そして藍華に至っては試験自体の描写が無く…。昇格試験に限ればちょっと寂しい内容でした。
でも!その分、他のエピソードはホントによかった♪
一足先にプリマになり仕事に忙殺されて灯里たちと会うヒマも無いアリス。会いたいけど人間関係に不器用なためいい口実も思い浮かばず、独り「淋しいよう」とつぶやくシーンは本当に切なくて。
そこに気付いてこっそり灯里と藍華を呼ぶアテナさんはさすが気配りの達人(直接の描写は無かったけど、アリスを心配そうに見つめるコマがあったからきっとそうだと勝手に思ってます)。
そして、「会うきっかけがない」というアリスに灯里が言った
「会うためのきっかけも特別な理由もいらない
アリスちゃんだけで充分だよ」
はまさに名言。親友ってそういうものだよね。でもこういうことってなかなか気恥ずかしくて言えないのに、さらっと口に出来ちゃうところが灯里たる由縁。ホント灯里はいい子だなあ。
アリスにプリマ争いで先を越された藍華についても、以前の彼女ならおそらく精神的にかなり落ち込んだと思うのですが、それどころか闘志を燃やしあくまで前向きに消化したところにも彼女の内面的な成長をしっかりと感じたり。
そして灯里。
この巻でいちばん環境が変わったのは間違いなく彼女な訳で。自分がプリマになった途端に心の支えだったアリシアさんが引退、自分一人でアクアカンパニーを背負って行かなきゃならなくなるってのはさすがに酷すぎる(苦笑)
そこに不安になりながらもちゃんと前を向いて歩いていくところはやっぱり素敵。
そして印象に残ったのは
「たぶん私はこの大切な時間と居場所がずっと変わらずに続いていくんだって
心のどこかであたりまえのように思っていたんです」
のセリフ。これは灯里の気持ちであると同時に読者の気持ちでもあるでしょう。
私もこのマンガはまだまだ「変わらずに続いていく」と思ってましたし、そうであって欲しかったですから。
そして、この動き出した時間っていうのは何も前向き一直線ばかりじゃなくてクルッと円を描くものもあるんですよね。
それは新人プリマとして歩き始めた今の灯里たち3人そのもの。彼女たちが「新しい道」として歩いている道はかつてアリシアさんたちが通ってきたものなんですよね。もちろんそこはさらにたくさんの先輩たちも通ってきた道でもあり。
最終話、その道を歩き始めた灯里の回想シーンとして登場したのは第6巻のエピソード。アリシアさんたちの
「(半人前だった)あの頃の楽しさに囚われて(プリマになってからの)今の楽しさが見えなくなっちゃもったいないもんね」
「あの頃は楽しかったじゃなくて あの頃も楽しかった…よね」
「今──楽しいと思えることは 今がいちばん楽しめるのよ」
「だから いずれは変わっていく今を この素敵な時間を大切に ね」
の言葉は、既にその道を通ってきた彼女たちだから言えるんですよね。そしてそれはこれからの灯里たちにも繋がっていく訳で。
この最終話は、前向きな時間の流れとループする時間の流れのコンビネーションが絶妙なんですよね〜。作者の天野さんはこの最終回のプロットをもうずっと前から練って決めていたんじゃないだろうか?
そして最大のループは最後の最後、アイちゃんとの朝食シーンですよ。
いきなり食べ終わっちゃってるアリア社長→社長の口を拭く灯里→朝食を食べるアイちゃんをジッと見つめる灯里→それに気付きフォークをくわえて固まるアイちゃん→「何でしょう?」と聞くアイちゃん→にっこり笑って「ちょっと嬉しいだけだよ」という灯里
この流れ、灯里をアリシアさんに、アイちゃんを灯里に置き換えると「AQUA」第1巻で新入社員の灯里がアリシアさん&社長と最初に朝食を食べるシーンと一緒なんですよね。
「AQUA」と「ARIA」の全14巻をずっと読んできた私としては、この後灯里とアイちゃんがまたかつての灯里とアリシアさんと同じように楽しい日々を過ごしていくんだろうなということを想像しちゃう訳です。そしてまたアイちゃんに友達や後輩が出来て…というループが見えてにんまりしちゃう。こうやってあれこれとその後を想像させてくれる終わり方はいいですね。
あ、そういえば1つだけ特殊な時間の流れがありました。灯里とケットシーの関係。最終話の灯里からはケットシーとの思い出が全て消え去ってしまっている!
それが大人になるってことなのでしょうか。
そんな中で純粋な心を持ち続けている灯里にだけ“今の”ケットシーと交流を続けることが出来ているのかなとちょっとだけ思いました。
でも再会することは…もう無いのかなぁ。
ということで。
天野こずえさん、「AQUA」2巻と「ARIA」12巻もの間美しい景色と心暖まるエピソードの数々を見せてくださってありがとうございました♪
今度はアイちゃん編をよろしくお願いします(笑)
■過去のARIA関連エントリーです♪
◇「AQUA」と「ARIA」はでっかい癒し系♪◇「ARIA」第11巻はアリスに尽きますって♪