2010年01月21日

ウィーン式ティンパニのご紹介

昨年末になるのですが、このブログに設置しているメールフォームに「在オーストリア ウィーン・ティンパニー製造工房 日本担当」という方から次のようなメールを受け取りました。

(略)
弊社は、オーストリアのウィーンに拠点を置く音楽事務所です。
今回は、弊社製造部門のティンパニー製造工房をご紹介させていただきたく、メール致しました。
当工房では、ウィーンフィルハーモニー管弦楽団など世界でトップクラスのオーケストラで使用されるティンパニーを製造しております。19世紀末に開発され、世界大戦により製造中止に追い込まれたシュネラー式ティンパニーを、当時のまま再現しようという試みにより、2008年から当工房のティンパニーが製造されました。
まだ、開発されたばかりの新しい試みではありますが、発売と同時にヨーロッパ各地で絶賛され、指揮者のニコラウス・アーノンクールをはじめ、ウィーンフィルの主席ティンパニー奏者エルヴィン・ファルクやオーストリア放送交響楽団員のヨーゼフ・グンピンガーなどから、賞賛の声が寄せられています。

このたび、弊社では下記のとおりホームページを開設する運びとなりました。
現在、フォトギャラリーのみご覧いただけます。弊社オフィシャルホームページは来年3月から公開予定ですが、今後はホームページ上で弊社の最新情報をお知らせいたします。ぜひともご活用くださいますようお願い申し上げます。
また、弊社ではオーストリアと日本間のアーティスト交流のサポート(コンサート企画、講習会など)も行っております。
もし、ご興味があればご連絡下さい。
今後とも、ウィーン・ティンパニー製造工房を何卒宜しくお願い致します。


一度は無くなった技術の復興、そしてヨーロッパでの高評価、という内容のメールに「ほぉ〜」となったのですが、残念なことにこのメール、肝心のホームページのurlがどこにもない(^^;)
気になるので会社名でググってこちらのページを見付けたのですが、
↓↓↓↓
◇Wiener Paukenwerkstatt - Schnellar Pauken aus Wien - Galleries

メールの文章にもあったようにまだフォトギャラリー(しかもイラストチック)のみできちんと公開されるのが3月ということだったので、ひとまずブクマだけしておいたんです。

そしたら今日、今度はseesaaブログのメッセージ機能でメッセージが届きました(これが来て初めて私はこの機能の存在を知りました^^;)。

突然のメールにて失礼致します。ウィーン・ティンパニ製造工房の○○と申します。弊社製品の日本向けセールスを担当しておりまして、宣伝の為のリサーチをしておりました所、貴ブログを拝見致しました。

大分前の御記載に『自動チューニングティンパニ』が作れないものかどうかというご希望の様でしたが、さすがに私共でも『自動』は無理かと思いますが、実はウィーン式ティンパニは『ハンドル一本』でチューニング操作が出来るという利点を備えております。しかもハンドル角度と音程がきちんと連動しているので、目で見た通りで音程が取れるという便利さも有り、楽章間でのチューニング変更も実は『ペダル式よりも速い』のです。

唯一、ウィーン式では『グリッサンド奏法』が『一人では出来ない』という難点はあります。ウィーンフィル等でもそうですが、グリッサンドを行う場合には、一人が叩き続ける間、もう一人が『ハンドル操作』を行うという、二人掛かりというのは少々見た目にはおかしいかも知れませんが、可能ではあるのです。

もし御興味お持ち頂ける様でしたら、こちらのページご覧下さいませ。

◇www.wiener-pauken.com

それでは、また。今後ともよろしくお願い致します

※文中のリンクは私が追加しました。

差出元を見てみたら、この工房で公式ページとは別にブログを始めたようです。

◇ウィーン・ティンパニ製造工房の日記

こちらのブログを見て、公式ページのイラストチックな画像がそのまんま本物なんだと認識しました。すっごいキレイですね〜、これ。芸術品ですよ。使わずに飾っておきたい(ぉぃ
ハンドル式のティンパニって、ペダル式より音程や音質が安定するんですよね。ペダル式の方が便利な面が多くて一般的にはそちらが普及していますが、純粋に音質を追求するならハンドル式ということになると思います。ウィーン・フィルで認められたのも、単に「ウィーン式」だからというだけはなくちゃんと音が高品質だったということだと思いますし。
で、パーカッション以外の人は知らないかもしれませんが、

ハンドル角度と音程がきちんと連動しているので、目で見た通りで音程が取れる


これ、ペダル式では出来てないことなんですよ、実は。
ペダルを踏んでヘッドの張力を変えるのに複雑な機構を経ているため、誤差が生じてくるんですね。ある場所から一旦踏み込んでまた元の場所に戻した時に全く同じ音程にはならないんです。そのためにゲージが付いていたりしますが、これもあくまで目安。正確に合わせるには叩いて実際に音を出して微調整をする必要があります。
また、ffとかでロールをしているとその振動で音程が変わって(下がって)きてしまったりとかも。
ハンドル式はそれに比べると音程の信頼性も高いんですよね。でもお手軽に便利だから私みたいなアマチュアはペダル式使っちゃうんだけど(^^;)

あと、このメッセージにあるエピソードがいいですね。

ウィーンフィル等でもそうですが、グリッサンドを行う場合には、一人が叩き続ける間、もう一人が『ハンドル操作』を行うという、二人掛かり


この光景はぜひ見てみたい(^^;)

ということで、上記ブログをちょこちょこチェックしつつ、3月になったらまたこちらの公式ページを覗いてみたいと思います。
ただ、公式ページのurl見たら以前にググって見付けたのとちょっと違うんですね。でもどっちもそのまま同じ内容を表示するようです。これだとアクセスが分散しちゃってなんかもったいないような?

ちなみにメッセージ中にある「自動チューニングティンパニ」のエントリーはこちらです。8又は6ヶ所のロッドの張力を自動で合わせてくれるティンパニがあったらいいのになぁというものぐさ思考のエントリーです(笑)
↓↓↓↓
◇自動チューニング・ティンパニが欲しい。


タグ:Perc
posted by ぽぽろんろん at 00:56 | ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | classical musics
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