2010年04月23日

坂本龍一の「スコラ」第3回やっと見た〜。

またギリギリになってしまった。
今回はバッハ編第3回、テーマは「通奏低音」。

今回の内容は、バッハが弟子たちに語ったというこの言葉に尽きますな。

「通奏低音は音楽の最も完全な基礎」
「通奏低音の究極の目的は あらゆる音楽と同様 神の栄光と魂の再生である」


2つ目の方は、教会のオルガン奏者でもあったバッハらしい表現になっていますが、言いたいことは分かりますよね。というか、通奏低音だけであらゆる音楽と同じものを目指すべきというのは、バッハがどれだけこれを重要視していたかが分かるというものですね。
また、グレン・グールドも「オルガン奏者は足で音楽を組み立てる」ということを言っていたそうです。彼の頭の中にはピアノ以外にオルガンも鳴り響いていたのかもしれません。そしてピアノで足りない音を歌ってしまうんでしょう(笑)

ワークショップでは、「G線上のアリア」を題材に通奏低音を勉強していました。
ここで、この曲の通奏低音のみの演奏を聴いた時の中高生の反応で坂本龍一が「我が意を得たり」という表情になった発言が2つほどありました。
エレクトーン(だと思う、NHKじゃメーカー名出さないから分からないけど)の子が言っていた

ベースでリズムを取ることによって全体のグルーブみたいのを出せるんで、ベースを意識するようにしている」

というのと、フルートの子の

「低音が積極的に動いていると、そこだけを聴いても何だか違うメロディがたくさん思い浮かんでくる気がして、凄く楽しかった」

という言葉。
どちらも「そうそう、そうだよね〜」と私も同感。
前者はいろんな音楽のジャンルで言えることだし、後者はまさに変奏曲の原点ですよね。

ワークショップは後者の言葉の流れに乗ったような形で、「通奏低音に新しいフレーズ・和音を乗せてみよう」と中高生が挑戦。
この中でちょっと面白かったのが三線の子の演奏。単音・四分音符でのシンプルな和音が思いの外マッチして、特に最初の方はバッハと沖縄が確かに共存していたように聞こえました。何か凄い世界。
そして、最後に坂本龍一も挑戦してましたが、これは…(^^;)
現代音楽的な不協和音、しかも音をぶつけるのではなく離れた音での不協和音を使うことでもの凄く不安で空虚な空気を作り出してました。本人は「普通のことも出来るけど敢えて奇抜なもので」と言ってましたが、中高生相手にこれは…いいのか?(笑)

あと、ゲストの先生たちとの対談でゴールドベルク変奏曲のエピソード(不眠症のパトロンのために云々)になり、「これで眠れるのか」というよくあるツッコミがされてましたね。
私の勝手な見解としては、この曲は「眠れない時間を楽しんでもらうための音楽」と思ってます。どうせ寝られないなら上質の音楽で上質の時間を過ごしてもらおうと。さて、実際はどうだったんでしょう?

次回はバッハの第4回(バッハだけで長いなぁ〜。これ全部で何回シリーズなんだろ?)。テーマは「対位法」だそうです。
明日はオンタイムで見たいなぁ〜。



■「スコラ 坂本龍一 音楽の学校」関連エントリーです♪
◇坂本龍一の「スコラ」見た。(第1回)
◇坂本龍一の「スコラ」第2回は充実の内容♪
posted by ぽぽろんろん at 22:01 | 🌁 | Comment(0) | TrackBack(0) | classical musics
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