2010年05月09日

坂本龍一の「スコラ」ジャズ編第2回見た。

今回はビッグバンドの成り立ちとその体験ということだったのですが…、う〜ん、ちょっと今イチ?
特にワークショップの方は、中高生に固定されたフレーズを繰り返させ、そこに山下洋輔やゲストのビッグバンドメンバーが乗っかることでの「ビッグバンド体験」だったのですが、前回も中高生は「コール・アンド・レスポンス」のレスポンス係として同じことの繰り返しだったので、見ている方としてはあまり目新しさが無かったというか…。
山下洋輔は、「同じ音ばかりやってても、いっくらやってても気持ちよくなるのがジャズという不思議な音楽なんですよ。」ということを言っていて確かにそれは感じましたが、でも「バッハ編」の時はワークショップのメンバーにかなり自由に好きなことをさせていたので、どうしてもそれと比較してしまうんですよね。
と思っていたら、山下洋輔はこの後に「あの、『もっと何かやりたいな』と絶対思ったでしょ?思った。思ったら、今度はアドリブということをやる。そう思った人は、そろそろジャズに(来て下さい)(笑)」って言っていて、中高生にわざと「もうワンパターンはやだ!」ってストレスを与えていたのかもしれない(笑)

ゲストとの対談では、ベニー・グッドマンの楽団がジャズバンドとして初めてカーネギーホールでコンサートを行った時のエピソードがあって、これは面白かったですね。
ビッグバンド形式だけでなく小編成のものも演奏していて、ベニー・グッドマン・カルテットとしてカウント・ベイシーやデューク・エリントンの楽団メンバーも出演していたということで。これは贅沢な。ビッグバンド全盛期って感じですね。

また、「スウィング」という言葉の発祥についても。
「ジャズ」という黒人音楽を指す言葉は上流階級に嫌われたため代わりに「スウィング」という言葉が市民権を得たというお話でした。こういうところでもやはり黒人差別の風潮はあったんですね〜。

さて、当然のことながらビッグバンドは基本的に即興は無く楽譜通りに演奏するという説明もありました。
ここなんですよね〜、私が積極的にビッグバンドを聴かないのって。うちにジャズのCDってそんなには無いけど、あるのは小編成ものばかり。ジャズというとアドリブを楽しみたいっていうのが頭にあるので。
でもやっぱり「Sing Sing Sing」はかっこいい!名曲だぁね。対談でBGMとして流れた時はこっちばかり聴いてしまった(笑)

■YouTube - SING, SING, SING - Benny Goodman - 9 Minutes!


YouTubeでは他の動画もいくつかあったので聴き比べてみてもいいかもね。

今回の最後の曲は「I Got Rhythm」。これまた名曲〜。
これはホントに「リズム」の曲ですよね〜。AメロもBメロも2+3+3と3+3+2のシンコペーションの組み合わせだけで出来ている。で、Aメロの最後にオマケがちょろっとくっついて、それだけでドキドキワクワクが止まらない音楽の出来上がり!ガーシュイン、マジパネェっす。
そしてこれは前述のベニー・グッドマン・カルテットの演奏音源も番組中に流れたのですが、いい演奏でしたねぇ。知らぬ間に体がリズムを取ってしまっている、そんないいリズム感がありました。
YouTubeだとカルテットのは無かったのですが、セクステットのがあったので貼っておきますね。

■YouTube - I Got Rhythm by Benny Goodman Sextet (1945)


ついでに上原ひろみのも。この演奏大好きだわw

■YouTube - Hiromi Uehara - I've got Rhythm



さて、来週のテーマはモダン・ジャズ・そしてついにワークショップでは「即興演奏」に挑戦とのこと♪楽しみに待ちたいと思います。



■「スコラ 坂本龍一 音楽の学校」関連エントリーです♪
◇坂本龍一の「スコラ」見た。(第1回)
◇坂本龍一の「スコラ」第2回は充実の内容♪
◇坂本龍一の「スコラ」第3回やっと見た〜。
◇坂本龍一の「スコラ」第4回は対位法。
◇坂本龍一の「スコラ」ジャズ編第1回、面白かった!
posted by ぽぽろんろん at 15:19 | ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | other musics
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