2010年05月20日

坂本龍一の「スコラ」ジャズ編第3回、カオスな即興が面白い♪

むぅ〜、見るのが遅くなってしまった。
ジャズの第3回はモダンジャズがテーマ。その中でもビバップとその名手・チャーリー・パーカーと、その後に新たなスタイルを打ち出したマイルス・デイビスが大きな柱でした。

ビバップについては、戦後になって突如出てきて成り立ちがはっきりとしていないというのが面白いところでしたね。
徴兵されなかったミュージシャンがニューヨークの小さいクラブなどでアフター・アワーズ(ジャズクラブなどで閉店後に行われたセッション)などで腕を競い合っているうちにコード進行が複雑になりテンポもどんどん上がりビバップに発展した…らしいのですが、その過程での音源が(何せ閉店後が主なことなので)ほとんど無いらしく。
また、「ビバップ」という言葉自体もいつ生まれたのかがはっきりしていないとか。へぇ〜。
そしてチャーリー・パーカー。凄いね。あれだけ好き勝手やれたら楽しいよね。ただ、生没年が1920〜55とえらい短かったので何でだろと思って◇Wikipedia見てみたら

若い頃から麻薬とアルコールに耽溺して心身の健康を損ない、幾度も精神病院に入院するなど破滅的な生涯を送った。


とあって、う〜ん、やっぱりそういうことだったのかと。
天才ってなかなか普通には生きられないんですかねぇ。惜しいなぁ。

そしてこのビバップが溢れている中で出てきたのがマイルス・デイビス。一転して「コードが進行しない」「限られた音で音楽を作る」ということで、ある意味ブルースへの回帰とも言えるということでした。
こういう原点回帰みたいな話を聞くと、クラシックの新古典主義とか連想しちゃいますね。ジャズでも似たようなことがあったということなんですね。しかもかなり短いスパンで。
あと、マイルスはかつてチャーリー・パーカーのバンドにいたのですがその頃はとても下手だった(というかマイルスに合わなかった)らしく…。
確かにマイルスのビバップって想像がつかないです(^^;)

で、ワークショップの方はマイルスの「So What」を題材にそのメロディに使われている音(「レミファソラシドレ」のドリア旋法の音階)で即興のメロディを作ってみようという試み。
これは面白かったですね。最初代わる代わるソロで吹いていた時も面白かったですが、一回りしてから「じゃあ全員で」とみんなで一斉に吹き始めてからの方が一段と面白かったです。もちろんみんながそれぞれ好き勝手にメロディを演奏するので完璧な不協和音なのですが、伴奏のコードがあってその上に乗っかるとカオスはカオスなんだけど不思議と「音楽」として聞こえるという(笑)
バッハのシリーズで「決められた和声にメロディを付けてみよう」というのがありましたが、あれをもっと自由に発展させるとこうなるのかもという気もしました。
そしてここでもやっぱり山下洋輔の音は飛び跳ねまくってました。少しは自重しろ(笑)
でも今回は中高生も食われずに頑張ってたと思いますよ♪

ちなみに、放送で流れてたマイルスの演奏はこれと同じ映像かな?ただしこちらのYouTube動画はあたまが少し切れちゃってますが…。

■YouTube - Miles davis et John Coltrane - So what



さて、来週はジャズの最終回なんですね。テーマはフリー・ジャズ。楽しみにしたいと思います〜♪



■「スコラ 坂本龍一 音楽の学校」関連エントリーです♪
◇坂本龍一の「スコラ」見た。(第1回)
◇坂本龍一の「スコラ」第2回は充実の内容♪
◇坂本龍一の「スコラ」第3回やっと見た〜。
◇坂本龍一の「スコラ」第4回は対位法。
◇坂本龍一の「スコラ」ジャズ編第1回、面白かった!
◇坂本龍一の「スコラ」ジャズ編第2回見た。
posted by ぽぽろんろん at 22:48 | ☔ | Comment(0) | TrackBack(0) | other musics
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