2010年08月13日

「ピアノの森」第18巻は、ついに修平が覚醒!

発売&購入から3週間、やっとこのマンガの感想に手が付けられる〜。
てことでちゃっちゃと行きます。



※この先ネタバレにつき進入には注意※















「ネタバレ注意」とは書いたものの、タイトルでこの巻のメインを既にバラしちゃってますけどね(爆)
前巻でアダムスキから叱咤激励を受けた修平、これによりこの2次予選では見違えるような演奏を見せつけます。

大勢に聴かせなくていい‥
カイくん!
今僕は‥
キミに聴かせるために‥
ピアノに魂を入れよう


この“大勢”というのはカイ以外の観客のみならず審査員も含まれているかもしれません。
この渾身の演奏の中で、修平自身おそらく生まれて初めて「ピアノと繋がっている」という感覚を持ちます。そしてカイがずっとずっと昔からこの感覚を掴んでいたということを悟ります。
けれど、ここでカイへの嫉妬にならないところが修平の変化した部分ですね。それよりも自分のピアノを見付けた、掴んだという喜びの方が大きかったんでしょうし、それにより他人に対する嫉妬心も無くなったのでしょう。
この演奏にカイも

俺はこのピアノをずっと‥
ずっと忘れない
生涯忘れない


と感動。本当にいい演奏だったんですねぇ。
カイは修平のピアノに対して批判的な態度を取ることって無かったですが、それは彼がこういう音楽を持っていることをどこかで感じ取っていたからかもしれないですね(これは深読みしすぎか^^;)。

しかしこの演奏はコンクール的には諸刃の剣でもあるようで。自分の感情のままの演奏になってしまったため、いろいろと細かいミスが増えたようです。修平がこういう演奏をしたのが初めてというのもあるかな?
それは彼自身も理解していたし、審査の点数も軒並み低い(とは言っても合格ラインは超えているようですが)。
そしてこれをいちばん心配しているのが修平の父、洋一郎。
今回の修平について、彼は演奏の変化を喜びつつもそれがコンクールの場であることに不安を持っていましたね(まぁそれは実際にミスの増加という形で現れましたが)。
この不安については理解出来ます。音楽的な成長を喜びたいけど、コンクールはコンクールとしての基準がどうしてもありますからね。
けど、彼は修平に挫折を味わわせたくないという気持ちが強すぎる。

ファイナルにさえ進めれば‥
その先結果がどうであろうと‥
修平の面目は何とでも‥
保たれる!


さすがにこの言葉は引いてしまった。これまでも彼についてどうもいい心象を持ってはいなかったのですが、それがここで分かりました。ただ修平に過保護なだけじゃなく、それが自身の保身のためでもある感じなんですね。上の言葉なんて、修平より自身のメンツが心配だという風に読めちゃって仕方が無い。
前巻で知り合いの審査員にも

息子に代理戦争でもやらせる気なの?


と言われていましたしねぇ。
修平にはこの大会でぜひ父にギャフンと言わせて欲しいものです。
でも確かに修平の点数の低さは気になるのよね。いい演奏に対しては審査員は大概90点台をつけていたのに、修平のは80点台ばかりだったので(一応合格ラインは80点らしいのですが)。
さすがに2次予選で修平が落ちることは無い…とは思うのですが、ちょっとだけ不安ですね。

この巻では最後にレフの演奏が始まりました。
彼の演奏は相変わらず素晴らしい!
彼が出てくるまで、他のポーランド勢のふがいなさにうっぷんが溜まっていた観客や審査員も多かったようですが(特に観客は「なぜこいつが残ってアダムスキが落ちたんだ」という不信感もありますしね)、これでまたその手の不満は吹っ飛んでしまいそうです。
彼の家庭環境についてはまだまだ謎が多いのですが、どうも父と確執があるようで。
そして姉のエミリアについてもまだよく分からない。生きているようでもあるけれど、それがレフの妄想的なものである可能性も捨てきれないので…。
ここはコンクールが終わった辺りで明らかにされるのでしょうか。興味津々です。

それ以外の演奏者ですが、よく分からないのは韓国の双子。具体的な演奏の描写がほっとんど無いのよね。
自分らの音楽に自信はあるようだし洋一郎の見立てでは2次予選も突破するようですが、もうちょいちゃんと演奏シーンを見せて欲しいところです。


次の巻ではレフの演奏の続き、そしてカイの演奏ですね!2次予選結果も発表されるのでしょうか。
またゆっくりと次の巻を待ちたいと思いますー。

ピアノの森(18) (モーニング KC)
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◇「ピアノの森」 カイの世界に泣きました
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タグ:ピアノの森
posted by ぽぽろんろん at 11:46 | 神奈川 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | books & comics
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