2005年03月22日

ストラヴィンスキーは3大バレエ以外もいいっ♪その1

「その1」と書いたものの、「その2」を書くタイミングがあるかは分かりませんが(^^;)

というわけで、今回はストラヴィンスキーのバレエ音楽「プルチネルラ」をオススメです。

プルチネルラ.jpg

ストラヴィンスキーといえば3大バレエ音楽があまりに有名ですが、これも隠れた名曲です。
3大バレエ音楽の後、ストラヴィンスキーは新古典主義といってシンプルな構成の曲を書くようになりますが、これはその出発点です。
編成は室内楽サイズで、ティンパニどころかクラリネットさえありません。これにメゾソプラノ・テノール・バスの各独唱が加わります。
曲は18世紀の作曲家の作品を引用し、明快で親しみやすい内容になっています。それでも、管楽器(特に金管)の使われ方なんか聴くと「やはりストラヴィンスキー」という特徴がありますね。

全曲中でも秀逸なのは「2つの変奏付きガヴォット」。シンプルながら美しいメロディは「火の鳥」の「王女たちのロンド」に勝るとも劣りません♪
終曲に向かう3重唱と、快活な中に流れるようなメロディが織り込まれた終曲も好きな部分です♪

このバレエはロシア・バレエ団のディアギレフから依頼され、18世紀の作曲家の音楽を使うことについても彼の助言だったそうです(彼が勧めたのはペルゴレージという作曲家)。
この曲が生まれたのも彼のおかげということで感謝感謝です♪
この他にもディアギレフは様々な作曲家に様々なバレエを依頼しています。ストラヴィンスキーの3大バレエもそうですし、ラヴェルの「ダフニスとクロエ」、ファリャ「三角帽子」などなど。
彼のおかげで20世紀初頭に優れたバレエ音楽が誕生しています。ありがたいことです^^;

「プルチネルラ」は演奏会用組曲にもまとめられていて世間一般的にはこちらの方がメジャーですが、声楽も加わる全曲版の方をオススメしたいです。


余談ですがこのCD、元はカップリングされているバレエ音楽「カルタ遊び」が欲しくて買ったのですが、すっかり「プルチネルラ」にハマってしまいました(苦笑)。
もちろん「カルタ遊び」も面白い曲ですよー。


posted by ぽぽろんろん at 21:14 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(1) | classical musics
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Excerpt: ドイツ伝統の響き シリーズ13 ヘルベルト・ケーゲルの芸術 ストラヴィンスキー:バレエ組曲〈プルチネルラ〉他 (CCCD) (SACD-Hybrid) ケーゲル(ヘルベルト), ドレスデン・フィルハ..
Weblog: Die Sorge
Tracked: 2005-07-03 23:46

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