2005年11月05日

私が最初にハマったビゼー♪組曲「美しいパースの娘」

私が最初に「ビゼーって面白い!」って思ったのは、実は「カルメン」でも「アルルの女」でもなく「美しいパースの娘」なんです♪
もちろん、耳に入っていたのは「カルメン」の前奏曲、「アルルの女」のメヌエットやファランドールの方が先だったのですが、その当時は「ビゼー」という作曲家への意識が無かったんですね。
「カルメン」の前奏曲なんて「『がんばれベアーズ』のテーマ」だと思ってましたし(^^;)
で、中学の時に新聞のラテ欄でこの名前を見つけ(当然、ラジオ欄の方ね)、「これ知らないな造」と聴いてみたら、この終曲である「ジプシーの踊り」にすっかりヤラれてしまいました♪
哀愁を感じさせるハープの伴奏にのせて寂しげなメロディーがどんどんと音量とスピードと明るさを増していき、最後には怒濤の勢いで駆け抜けていく。
ただこれだけの3分間の単純さが、単純な中坊にはたまらない魅力だったわけで(笑)

で、「これのCDは無いか」とCD屋に行っても、知名度がガクンと落ちるこの曲が入ったCDってとてつもなく少ないんですよ。
ましてや水戸の田舎じゃあ見つかるはずもなく(^^;)
何せ当時は駅前の川又書店くらいしかクラシックCDがそこそこ置いてある店なんて無かったような気がする(それも大した枚数じゃない臓)。
石丸が出来たのだって高校後半か大学に入ってからじゃなかったっけ?しかもこれだって、ある程度の輸入盤はあったものの決して大きいとは言えない店だった(ローカルネタでゴメンナサイ)
しかもCDのために東京出て行くほどのお金持ちじゃ無いし(爆)
やっと大学に入って見つけることができました。当然、輸入盤。しかも「美しいパースの娘」部分の解説は10行足らず。使えね造(苦笑)

さて、この組曲は4曲からなります。当初は5曲からなっていたようですが出版された時点で削除されています。
全て同名のオペラから抜粋されています。

第1曲:前奏曲
実はこの曲も美しい、楽しい♪
序奏の後のフルートを主体とした木管アンサンブル、それを引き継ぐチェロの旋律、いずれも美しい〜♪
この曲が知名度の低さだけで埋もれちゃうのってもったいないよな造〜、っていうくらいだと個人的には思ってます。
全体的に木管がおいしいのですが、特にフルートおいしまくりな曲です。

第2曲:セレナード
フルートのアルペジオをバックにチェロがのびやかなメロディを奏でます。
「セレナード」という割にはどちらかというと朝を感じさせる曲です。フルートの明るい音色が効いているかな?

第3曲:行進曲
勇ましさよりも哀愁が漂う行進曲。要所をファゴットやオーボエのダブルリード楽器がおさえているのが原因でしょうか。
パーカッションもティンパニの他にシンバル、トライアングルなどが揃っていますが以前に書いたマスネのようなド派手なことはしていませんし、してしまうと場違いでしょうね(笑)

第4曲:ジプシーの踊り
上で説明しちゃってるのでほとんど書くことも無いのですが、この曲ではタンバリンが効果的に使われています。
この曲ではいくら出しても怒られないでしょう(笑)
ただ、親指ロール(親指を楽器の淵にこすらせてジャーーッと鳴らすロール)多用なので私には湿らせたハンカチが必須です(あんまり乾燥してるとやりにくいのよ)

さて、うちにあるのはこちら。

ビゼー:アルルの女第1・第2組曲、他
レーグナー/ベルリン放送交響楽団
「アルルの女」第1組曲、第2組曲
組曲「美しいパースの娘」
小組曲「子供の遊び」


でもこれ、ほぼ間違いなく中学の時に聴いた演奏じゃないのです(爆)
「行進曲」のアーティキュレーションが私の記憶と違うし、何より「ジプシーの踊り」はもっと加速したはず。
Amazonで検索してみたらアンセルメ/スイス・ロマンドなんてあったので、あの「ジプシーの踊り」の怒濤の推進力はどうもこっちじゃないかと推測中です。
そのうち買ってみようかな。


臓そうそう、言い忘れるところでした。
「アルルの女」第2組曲の「メヌエット」。フルートのメロディはファミコンソフト「忍者ハットリくん」にも使われ超有名ですが(理由はそこぢゃないだろ)、実はこの曲って「美しいパースの娘」から持っていったものです。
もともと第2組曲自体、ビゼー本人の編曲じゃないですしね(ギローという人)。
「いい曲なのに『美しいパースの娘』の組曲に入っていないし、もったいない」と入れたのかもしれないですが、何で違う作品の組曲に突っ込むかな造臓
知っている人には有名なエピソードですが、プチトリビアということで♪

あ、プチトリビアをもう1つ。
かな〜り前に「みんなのうた」で放送されていた「小さな木の実」。名曲なので知っている人も多いと思いますが、あれもこのオペラのメロディです(一部違うらしいですが)。ただし、組曲には採用されていないです。
みんなのうた」はグリーグの「ペール・ギュント」第2組曲の「ソルヴェイグの歌」も「みずうみ」として使っていますし、「隠れたクラシック名曲」を引っ張り出してくるのが上手かったのかもしれませんね。


posted by ぽぽろんろん at 20:58 | 東京 🌁 | Comment(0) | TrackBack(0) | classical musics
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