2005年04月28日

夏日の夕べ

なんだったのでしょうか?今日の暑さは。
場所によっては真夏日だったのではないでしょうか。
そして明日もすごそうです…

さて、そんな訳で「夏日」に無理矢理引っかけてこちらのCDを。

コダーイ.jpg


「管弦楽のための協奏曲」「夏の夕べ」という渋い2曲の後に「ハーリ・ヤーノシュ」がトリを務めています。

実はこのCD、「コダーイ自作自演」と書いてあるのを見て「おおっ!『ハーリ・ヤーノシュ』の自作自演が聴ける!」と思って衝動買い、家でよくよく見たらそこだけフリッチャイの指揮でした(笑)
もう10年以上前のことです。あの頃、まだ私は若かったんだねぇ(^^;

でもこのCD、結構おいしいです。
カップリングに「管弦楽のための協奏曲」が入っているのがまずいいです。
バルトークのそれのように派手なオーケストレーションではありませんが、コダーイらしい土のにおいのする作品です。
最初の部分では、弦楽器や金管のシンコペーションの後ろで第1主題のリズムをここぞと叩くティンパニがかっこいい♪
続く緩徐部は、特に前半が美しく儚さも感じさせる繊細なメロディ。盛り上がりでの弦楽器と木管の絡みがとてつもなく美しい!やっぱりこの曲でいちばん好きなのはここだなぁ。
コーダ前の小休止的な緩徐部分では、「ガランタ舞曲」の出だしにも使われた上下するフレーズが出現しますね。

今日のタイトル曲(笑)、「夏の夕べ」はコール・アングレの物憂げで牧歌的とも言えるソロから始まり、静かにゆっくりと進行していきます。タイトルそのままに草原での静かな夕暮れ時を思わせます。
後半部分で提示されるドとソの反復を軸とした動機は、先の「管弦楽のための協奏曲」の第1主題との類似性を感じさせます。
似たような動機を持つ2作品、初期の「夏の夕べ」と晩年に近い「管弦楽のための協奏曲」を(おそらくコダーイ自身が)選んで録音したというのは、とても興味深いところですね♪

そして「ハーリ・ヤーノシュ」なのですが、この演奏ではサックスに尽きます(^^;
何せ音色がメチャメチャいやらしい!録音の音質のせいもあってか下品さ満開(笑)、ナポレオンの進軍中も敗北後もいやらしいったらありゃしない(^^;)
しかし何回か聴くとこれがクセになります。他の演奏を聴いてもなぁんか物足りない(苦笑)
それも含めて(?)なかなかいい演奏です。録音は古いのであまりいいとは言えませんけど。
「ハーリ・ヤーノシュ」はうちにドラティのもありますが、サックスがあっさりで物足りないのと「間奏曲」が慌て気味、パーカッションのダイナミックさが足りないのでフリッチャイの方がお気に入り♪

ツィンバロンて1回弾いて(叩いて?)みたいなぁ。残響がものすごく気持ちよさそうです♪


posted by ぽぽろんろん at 21:10 | 東京 ☀ | Comment(2) | TrackBack(0) | classical musics
この記事へのコメント
おはようございます♪
「ハーリ・ヤーノシュ」って意外に知名度高いんですね〜。

ワタシはひと月前、オケの選曲をやっているときに初めて知りました。それも意外にかっこよかったからビックリ!さっそく、CD焼いてもらっちゃいました。
演奏はイヴァン・フィッシャーの指揮でブダペストなんたらだったかな。。。うろ覚えですが(笑)
Posted by ya-ya-ma at 2005年04月29日 11:02
>ya-ya-maさん
知名度ありますよ〜
コダーイの代表作ですから♪
弦楽器の人はあまり聴かないかもしれないですね。
弦の人には、「管弦楽のための協奏曲」(オケコンって略し方はローカルでしょうか?)とか「くじゃく」の方がオススメです♪
機会がありましたらどうぞ〜♪
Posted by ぽぽろんろん at 2005年04月29日 14:25
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