2005年06月13日

「ピアノの森」 カイの世界に泣きました

ピアノの森をまたもや6冊まとめ買い、そろそろ部屋が本とCDで埋まるので引っ越しでも考えますか?(笑)

ピアノの森1−6.jpg

「完璧な天才」修平と「自由な天才」海(カイ)が、互いにその凄さを認め合いながら成長していくという物語(だと思う。何せストーリー進行が遅いので…)。
この作品、何がすごいかってその演奏描写の深さ!
特に5巻のコンクール予選は圧巻。
極度のあがり症だけどカイに緊張を解いてもらい「自分」を見せた誉子の演奏、その誉子との会話を通じて「自分」を見つけたカイの演奏。
このシーンだけでももうポロポロと来るものがあったんですけど、その後修平をはじめ誰もを感動させながらもコンクールの枠に入りきらず予選落ちするカイを見たらもう…。
この一連の流れには、もう涙が止まりませんでした。
6巻の本選でカイの演奏を自分にうまく吸収して見事な演奏を見せた誉子にもジーンと来ましたね。

対する修平ですが、彼はこの作品では恵まれない立場なのかも(苦笑)。
猛練習をし「完璧」に楽譜を再現する修平。もちろんその演奏に全く心が無いわけではないです(カイも「かっこいい〜」と感動してますし)。
ただ、ここではどうしてもカイの引き立て役のような…(^^;)
コンクールである審査員が言ったセリフが修平とカイをよく表現していますね。

「あのピアノ(カイのピアノ)に憧れるのも分かるけど…凡人が形だけマネしたって潰れるだけだよ」
「天才(カイ)ってヤツは神にも悪魔にもなる存在だからね。人間はかかわらない方がいい」
「凡人達がマネをするなら彼(修平)のピアノだよ。いい手本になる…。見習うべき……一級品の秀才だからね!」

修平は音楽を「勝ち負け」で考えてしまっています。
予選で自分が完璧な演奏を披露し「カイくん、僕はきっとキミに勝った!」と思い、その後でカイの演奏を聴き「ぼ…僕は負けた。カンペキに負けた」と泣き崩れる。
本選では誉子の演奏が気になりながらも、演奏に細かいミスがあることに気付くと「勝ち」を確信したかのようにその場を立ち去る…。
今のところ、カイとの究極の対比のためにいるような修平ですが、カイによって「勝ち負け」の呪縛から解き放されるシーンが早く見たいですね。

6巻の最後、カイが人前で演奏する喜びを知ったことで、「森のピアノ」はその役目を終えたかのように雷によって燃えてしまいます。
(「ヒカルの碁」での佐為の役割に似てますね)
まぁ、あれだけの期間野外で頑張った「森のピアノ」はすごいよ(笑)

この後、カイがどうなっていくのか楽しみです。o(^o^)o ワクワク


タグ:ピアノの森
posted by ぽぽろんろん at 20:01 | 東京 ☀ | Comment(2) | TrackBack(0) | books & comics
この記事へのコメント
どうしたんでしょうね?
下の記事にぎゃははと笑い、コメントしようとしたら
できなかったのでとりあえずこっちへ。
荒らされてコメント受け付けないようにしたのかと
思ってしまいました。
相変わらずぽぽろんろんさんは書評上手いですね〜。
みんな面白そうに思えてしまいます。
休み時間に余裕があるときに、職場でコッソリ読んでみます。
Posted by ひろる at 2005年06月13日 21:02
下の記事のコメント欄は結局原因不明のままです。
顔文字で使ってしまった半角”¥”とその周辺が原因ぽかったので、とりあえずはそれを直して記事を新しく起こしました。
半角記号は気を付けてたんですけどね〜。半角の”<”とかもタグと間違えられてその後の文が全部消えちゃうのでやっかいですよね(苦笑)

このマンガはオススメです!
物語が動き出すまでに丸々2巻かかりますが(笑)気長に読んで下さい♪
Posted by ぽぽろんろん at 2005年06月13日 22:29
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