ホルスト:吹奏楽のための組曲第1番・第2番(以降、「1組」「2組」とします)という古典的名作でさえもそれは同じ。
今までうちにあったのも納得いかないものでした。
でも先日見つけたこちらはなかなかの演奏でした。
![]() | ホルスト:吹奏楽のための組曲第1番・第2番 他 フェネル/クリーヴランド管弦楽団管楽セクション ホルスト:吹奏楽のための組曲第1番・第2番 J.S.バッハ:幻想曲ト長調 BWV572 ヘンデル:王宮の花火の音楽 |
1組も2組もイギリスの民謡を主題にした組曲となっています。
いずれも10分程度の小曲ながら素朴なメロディがイギリスの風景や情緒を浮かび上がらせます。
そしてシンプルながらも上質なオーケストレーションが吹奏楽の楽しさを見せてくれます。
「惑星」のような壮大な曲ではありませんが、短い中に面白さのエッセンスがキュッと閉じこめられた佳作です。
さて、このCDで何が「なかなかの演奏」だったかって言ったら、そりゃあズドンとかましてくれたバスドラ!(やっぱそこかい
もちろんそれは管楽器がきちんとしていることが前提ですけどね。
1組1曲目、名曲「シャコンヌ」を普通に聴いていたらクライマックスで入るバスドラにビックリ!
デカいよ、中身の詰まったいい音でパーカッション的には嬉しいけどデカいよ(笑)
そうなると、1組終曲「行進曲」前奏のバスドラ1発がもう楽しみじゃないですか♪
するとこれまたいい!腹にズドンとくるいい音です。そして割れてないのがさすがプロ。
それ以外の部分での後打ちバスドラも総じてステキです♪
しかしこのバスドラ、冷静に考えるとある意味異常です。ティンパニやスネアはそこそこ普通の音量なのに、これだけデカいデカい(笑)
このバランス(又はマイク位置)はフェネルの指示でしょうねぇ。グレート!
それにしてもやっぱりいい曲です、シャコンヌ。
4分半の中に管楽器の奏でる和音のオルガン的な美しさやハッキリとしたアタックなど吹奏楽の長所を上手く使って飽きさせません。
ホントあっという間の4分半。「おいしいお肉が口の中でアッという間に溶けて無くなっちゃう」感じで終わってしまいます(笑)
「もっと味わわせてよ〜」ってくらいの名曲です。
2組と言えばパーカッション的には3曲目「鍛冶屋の歌」のアンヴィル(かなとこ)がやっぱり欠かせないです。
カンキンコンと打ち鳴らす金属音はまさに「鍛冶屋」で鉄を鍛える光景そのもの。リズムはちょっとひねくれてますが面白い。
1分半で終わっちゃう曲だけどやっぱりおいしいですな。
この演奏では結構音が高めなのですが、もうちょい低い方が個人的には好み。まぁそんなの知ったことかって感じでしょうが(笑)
そして曲としていちばん面白いのはやっぱり最後の「ダーガソンによる幻想曲」♪
特に後半、8分の6の軽やかなリズムに乗って対旋律として流れる「グリーンスリーヴズ」(ちょっと変形)は美しい〜
「グリーンスリーヴズ」のこの使われ方はV.ウィリアムズの「グリーンスリーヴズ幻想曲」より好きだったりします。
そしてここのバスドラもちょっとデカいね(^^;)嬉しいけど。
実は一緒に収録されているバッハとヘンデルは金管が荒れてて割れてて今イチなのですが、ホルストだけはなぜか木管・金管のバランスが取れていて歌も実に美しい♪
もともとホルスト目当てだったので買ってみてよかった1枚です(^^)v






ホルストっていうとあの「惑星」ばっかですもんねぇ。
でも、ホルストって意外といい曲ありますものね♪何年か前に弦楽合奏曲の「ブルック・グリーン」組曲というのをやったことがあるのですが、とってもきれいないい曲でした。
この吹奏楽のための組曲も期待できそうですね
もちろん原曲ですよ♪
本当にホルストは「惑星」ばっかりですよね。
多分イギリス音楽にのめり込むとかじゃないと他の曲はなかなか聴かないのではないでしょうか。
私もほとんど知らないですし(^^ゞ
この曲だって吹奏楽やってないとなかなか知らないかも?やってれば超メジャー曲ですけど。
「ブルック・グリーン」組曲は知らないのですが、「セント・ポール」組曲というこれまた弦楽合奏曲があって、こちらの終曲はエントリー中の「ダーガソンによる幻想曲」を弦楽用にアレンジしたものということです。
こちらも聴いてみたいですね〜♪
ホルストの第1組曲は僕も好きです!
シャコンヌもいいですが、僕はこの曲のマーチが大好きなのですよ。
ぽぽろんろんさんは、バスドラに耳を傾けられているようですが自分はマーチのスネアが大好きなんです。トランペットといっしょにスネアがメロディラインをなぞっているのがかっこよくて…
この曲は自分自身が乗ったことはないんですが、トレーナーとして棒を振らせてもらったことがあります。楽しかったなあ。
マーチもいい曲です。
バスドラについてはエントリー中で書きましたが、他にも最後に2つの主題が交錯した後にラッパが朗々と奏でる第2主題は涙が出そう(笑)
そしてスネアもかっこいいです。なおかつ演奏しても楽しい(これ重要ですね♪)
この曲の指揮を振ったことがあるとは、羨ましいお話しです。
各曲とも単純なだけに実力がそのまま出ますから、棒の振り甲斐もありそうです。
またのお越しをお待ちしています♪