2006年08月14日

「アイヴァンホー」かっこいい♪

久々にA.リードじゃない吹奏楽曲を聴きました(笑)

第六の幸福をもたらす宿
秋山和慶/大阪市音楽団
フンパーディンク/リュークハウゼン:歌劇「ヘンゼルとグレーテル」序曲
アッペルモント:アイヴァンホー

スパーク:カレイドスコープ〜ブルックの歌による5つの変奏曲〜
アーノルド&ウェブスター/瀬尾宗利:「第六の幸福をもたらす宿」〜映画音楽による組曲〜
マスカーニ/木村吉宏:歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」よりプレリュード
グレインジャー/ケント:羊飼いの呼び声
このアイテムの詳細を見る


なぜこれを買ったかというと、自分の好きなフンパーディンク「ヘンゼルとグレーテル」序曲が入っていたことと、何か「第六の幸福をもたらす宿」って曲が面白いらしいという話をどこかネット上で目にしたから。

ということで、この中の何曲かについて感想を。

■歌劇「ヘンゼルとグレーテル」序曲
最初のホルンソリで「あれ?」となりました。
自分の記憶にある音と違う?と思ったらやっぱり移調してました。でも、上に(^^;)
1音上げてました。この曲は基本がハ長調なので、この演奏はニ長調ということになります。
私の中では、シャープ(#)系の曲は吹奏楽でやりにくいので半音とか1音半とか下げてフラット(♭)系の調にする、っていうのが吹奏楽での移調の認識でしたが、この場合はあてはまらないですね(私の考えが古いかな?)。
最低音が足りなかったのでしょうか。調べる気はありませんけど(笑)

まぁ話を戻しまして。
ハ長調→ニ長調ということは調号無し→#2つということになるので当然音が明るくなりますね。管楽器の合奏だと更にこれがハッキリと色付けされます♪
特にクライマックス、魔法から解放された子供たちのメロディ部分はこの明るさが生きているかな、という気がします。
ただこの曲、ずーっとハ長調な訳ではなく途中ホ長調(#4つ)の部分が結構長いんですけど、こっちがちょっと…。
移調後は嬰ヘ長調(#6つ)になるんですね。もしかしたら変ト長調(♭6つ)に書き換えちゃってるかもしれないですけど。
ここまで調号が多いと、音がぼやけやすいんですよね。原曲を知らなければあまり気にならないかもしれないですが、知っている私は音の曖昧さがちょっと気になってしまいました。

でも曲自体はやっぱりいいです、これ。
アホみたいな変態パッセージは出てこないし程よい長さだし、いろんな主題が絡み合って演奏するにもスコア読む勉強にいい気がするので、Sフィルでやってもいいかもとか思ったり。

■アイヴァンホー
このCD買うのに全く考慮の中に入れていなかった曲ですが、聴いてビックリ!
かっこいいじゃないか♪これ。
この曲は全てattaccaで続く3つの楽章で出来ています。とは言っても3楽章通して8分程で、これまた程よい長さにまとまっています。
第1楽章のファンファーレやメインの6/8のメロディはどちらもどこか懐かしい感じで、いかにもクラシックな吹奏楽の香りがします。
この楽章のタイトルが「騎士道のおきて」ということで、広々としたファンファーレとそれに続く第1主題、威風堂々と進む行進曲的な第2主題がそれを感じさせますね。「騎士」なので行進曲部分ではウッドブロックが馬の足音を模しています。
最後に出てくる「ドソドドソド…」のパッセージは、思わずA.リードの「音楽祭のプレリュード」を思い出してしまいますね〜(笑)
もちろん、パクリではないですけど。
第2楽章は、甘く漂う緩徐楽章。
こういうのにユーフォの音色はよく合いますね。
ちなみにタイトルは「忠節か愛か?」。これを聴く限りめっちゃ愛に傾いてますな(笑)
盛り上がりでハイハットが入って来るのが面白いです。
第3楽章は、戦いと終曲
戦い部分はまずパーカッションが全てを握りますが、中でも細かいリズムを刻むスネアとアクセントを加えるシロフォンがめっちゃかっこいい!
そこに木管の軍隊がうねうねとうごめき、ホルンの咆哮が鳴り響き、トランペットとトロンボーンが進軍してきます。
いったん落ち着いた後、第1楽章のファンファーレと第1主題や「ドソドドソド…」のパッセージが絡み合って昇ってきてクライマックスの終曲部分へ。
ここも第1楽章の第1主題が戻ってきて堂々と締めくくります。
チャイムも乱打してますが、何気にグロッケンのトレモロがおいしいと感じました。

コンクールで全国狙うような難易度は無いですけど、今はコンクールなんて私には関係無いですしね。
ものすごく楽しんで聴かせてもらいました♪

■「第六の幸福をもたらす宿」〜映画音楽による組曲〜
うむむ、期待しすぎたか(ぇ
どうも「サントラ」感が漂うのですよ。副題にもあるように確かにある意味サントラなんですけど…。
ドラクエやスターウォーズなら同じサントラでもほとんどの聴き手がいろいろと脳内補完しながら聴くことができますが、元ネタを知らない曲がサントラチックに聞こえちゃったらそれはかなり無味乾燥なものになってしまう訳で。
ちょっと辛いんですよね…。
第1楽章の出だしとかは印象的だし素敵なんだけど、その後に続くメロディにどうも惹きつけられるものが…私には今イチ足りない。
第2楽章なんて特に面白味が無いと言うか。
第3楽章の童謡部分は面白かったですが、せっかくこれで盛り上がったので出来ればそのまま一気にクライマックスに行って欲しかったなぁ。
一旦しぼんじゃってもったいなかったように感じてしまいました。

…などと考えながら数日おきに何回か聴いて分かりました。
メインの「希望」のテーマっていうのがどうにもつまらないんだこれ(爆)
それが私にとっては果てしなく致命的。
このCDを聴く限りは前述の「アイヴァンホー」の方が数段面白いなぁ。
ちょっと残念でした。
この曲が好きな人、けなしっぱなしでごめんなさいね。私の肌には合わなかっただけのことですから(^^;)


ということで、意外なところで収穫があった一枚でした♪
posted by ぽぽろんろん at 18:49 | 東京 ☀ | Comment(2) | TrackBack(0) | wind orchestra musics
この記事へのコメント
残暑お見舞い申し上げます。
全く音楽と縁のない私。
一つの曲についてこれだけ書けるぽぽろんろんさんを尊敬。
これから興味持ちたいな〜と思っている分野です。
Posted by 若葉 at 2006年08月15日 06:41
■若葉さん
ありがとうございます♪

>一つの曲についてこれだけ書ける
好きなことだと書いちゃいますね。
本当はもっとスッキリとまとめたいんですけど(苦笑)←これ、もう1年以上言っている気がする…

若葉さんの旅日記も生き生きとしていて素敵ですよ〜♪
Posted by ぽぽろんろん at 2006年08月15日 11:01
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック

×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。