2012年04月07日

誰に聞かれた訳でもないのに私の「第九」のツボを並べてみる

Sフィル定演まであと1ヶ月となりました。早いもんです。
今年はいつもより練習を休みがちだったこともあって余計にそう感じるのかも。
てことで、定演に向けて自分のテンションを少しでも上げるために、自分にとっての「第九」の好きなポイントを並べてみようかなと。
いやぁ〜、誰も興味無い話題だねこりゃ。なるべく絞って短めにまとめようっと。

ちなみに、参考音源はクリプス/ロンドン交響楽団のもので統一してます。
場所ごとにいちいち自分好みの音源を探すのが面倒だったとかそんなことは80%くらいしかない。


■第1楽章
「出だし厨」な私にとってこの曲の序奏はたまらんものがあります。



5度の和音がメインのシンプルな作りと緊迫感、そして“これから何かが始まる”という期待感、上に積み上がっていく和音と下に下がっていく動機から広がりだしてくる世界。
単純ゆえに最強ですな。だからピッチが合ってないとマレット投げつけたくなる(^^;

次は一気に中盤へ飛んで、第1楽章の音量的なクライマックスがやってくるやや手前。木管のフレーズの合いの手を埋めるティンパニとトランペットの4発。


※該当箇所は7:54あたり

これが大好き。かっこいい。って思ってるのは私だけかもしれないけど(^^;)
すっごいベートーヴェンぽいと思うんですよねー。ベートーヴェン的フィルインとか勝手に思ってます。
この付近で音楽が横の動き中心で流れてきたのが、ここで4発縦のリズムのノックが入る。
少なくとも自分は、この4発からクライマックスへ向けての長〜い助走が始まると意識してます。

そしてそのクライマックス。ここはホントたまらん。テンション上がります。


※該当箇所は8:39〜9:42あたり

この部分の何が凄いって、最初D durなんですよね。長調。
長調だけど長調っぽく聞こえないんですよ、いい意味で。短調のような音の鋭さを持ち合わせてる。
いやぁ〜、かっこいいわぁ。もちろんティンパニもおいしいしね♪
…ただ、この演奏は結構あっさりね(^^;)
もうちょいティンパニはクレッシェンドで迫ってきていいのに。

■第2楽章
第2楽章ってティンパニが目立つけど、そういう部分って今ではあまり自分の中で高まらなかったりする今日この頃(^^;)
敢えて言うなら、“3拍子”部分(正確には“ritmo di tre battuta”:3小節を1小節として)でメロディをぶった切るティンパニ。ここかなぁ。


※該当箇所は17:44あたり〜

でも第2楽章でいちばん好きなのは、中間部のオブリガードというか、メロディの後ろで走り続けるフレーズたち。
最初はクラよりファゴットを聴いちゃうし、その次も高弦よりはチェロを聴いてしまう。
そしていちばん好きなのはファゴット&クラリネット裏のオーボエですかね〜。
特にこのフレーズの最後の最後、A-Aの1オクターヴの跳躍が好き(何てピンポイント^^;


※該当箇所は20:30あたり

その次の小節からtuttiへと広がっていきますが、私にとってそのエネルギーの原点はこのオーボエの跳躍なのです。これもここまでスラーの音楽で来ていたのがこの跳躍をきっかけにまた縦の要素が復活する。
この2拍目裏のA、(私にとっては)超大事。

■第3楽章
個人的には8分の12拍子に入るまではなかなか音楽が進まなくて聴くのが結構つらい楽章です(^^ゞ
なので、8分の12拍子という複合拍子になって変奏も細かくなってからが好きですね。
聴きやすい部分が好きなので、この楽章に関しては「にわか」なのかもしれない(苦笑)
で、好きな部分としてはまたピンポイントなんだけど、8分の12に入ってちょっと行ったところにある、9連符に続いての付点のリズム。ここがたまらん。
全体的に美しいメロディが横に流れる楽章だから、ここの付点のかわいらしさというかメルヘンチックさが際立つんですよね。思わず心が弾んでしまう(笑)


※該当箇所は35:10〜16あたり

■第4楽章
「歓喜の歌」のフレーズが導き出されてから2回目のフレーズでのファゴットのオブリガードが大好物です♪


※該当箇所は44:45あたり〜

ファゴットのほっこりした音色がここでの雰囲気作りにぴったり。聴いていて心がホッとする場所です。「んたたー」なシンコペーションとか大好き。

そして何と言ってもたまらんのはトルコ行進曲後の壮大なフーガですよね。第4楽章でのオケいちばんの見せ所と言ってもいいのでは。


※該当箇所は53:00〜54:32くらい

このフーガ、オケ全体でここまでテンション上げさせておいて最後はFisのユニゾンに収束させていったんしぼませちゃうのが凄いっす。
そして呼吸を整えた上で一気にクレッシェンドしてクライマックスの「歓喜の歌」大爆発。この構成がいい!
そしてこの楽章はやっと前半が終了。なげー(笑)

そして後半。男声のユニゾンに応える天上からの女声の和声も好き。
ここでバロック的な宗教音楽の趣になり、そして私の大好きな「ミ」と「ファ」の音の衝突が(実音はHとCですね)。この音とその解決で恍惚となってしまうんですよー。


※該当箇所は56:25あたり

この天国的な部分が終わってからの4分の6拍子部分もいいよね。必死に駆け回ってる弦楽器が(笑)
1stヴァイオリンが先陣を切り、そして続く低弦が燃える。いいね!


※該当箇所は59:27〜1:00:47くらい

この部分、背景のほとんどをこの8分音符が埋めてるんですよね。ほとんど聞こえないのに(ぉぃ^^;
ホントご苦労さまです。


てな感じで、とりあえずはこんなもんかな。細かく取り出せばもっともっとあるけど。
あまり長くならなくてよかった。

定演で少しでもいい演奏をしたいなぁ〜。


posted by ぽぽろんろん at 12:42 | 神奈川 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | classical musics
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