2010年04月17日

坂本龍一の「スコラ」第2回は充実の内容♪

録画しておいたのを今日やっと見たのですが、これが充実した30分間でした!いやぁ、よかったなぁ。
バッハを取り上げての2回目ということだったのですが、第1回と比べるとかなりつっこんだ内容だったと思います。

ゲストの先生たちとの対談では「バッハに至る西洋音楽の変遷」を和音を話していました。
グレゴリオ聖歌時代は単旋律で和音も無かったのが、やがて複数のメロディが絡み合う「オルガヌム」(エロい言葉じゃないよ!><)が生まれます。そこからオケゲムやモンテヴェルディらによってポリフォニー・対位法が洗練されてきますが、ただここでもまだ和音は五度が主体だったり、今とは違う和音進行だったりします。そしてバッハの時代になって「調」というものがはっきりし、今でも違和感の無い和声が完成することになります。
そしてこの中で重要なのが第三音。「ミ」の音ですね。
で、これっていうのがある意味“不協和音”であり(←この辺り、吹奏楽で「純正和音」を連呼されてきた人たちは共感できますよね)、それゆえ以前は使われていなかったと。それよりは音がうねらない完全五度(ド-ソ)の音が「美しい和音」として好まれていたということなんでしょう。
それが時代が流れるうちにだんだんと使われるようになり、バッハで完全に市民権を得たということでした(これはある程度の極論ではあるでしょうけど)。
そしてさらに時代が流れると和音はもっと複雑化し、七度や九度、激しい不協和音なども普通に使われるようになってきた。音楽っていうのは歴史が積み重なってくる間に音も積み重ねてきたという話になるほどと思いました。

で、この中で坂本龍一が話していたことで興味深かったのは、「子供の頃『作曲をしている』ということを親戚のおじちゃんとかに話すと、『歌ってみてよ』とよく言われた」ということ。
彼自身は「メロディだけじゃ音楽は成立しない」と当時から思っていてメロディ偏重な世間に反発していたそうで、これは私も同意です。ていうか、その頃作ってたのが「歌えるような曲じゃなかった」ってのも凄いっすけどね(笑)

さて、ワークショップの題材は「目覚めよ、わが心」というコラール。

目覚めよ、わが心1.bmp
(↑実際は2分の4拍子で書かれていましたが、無料ソフトじゃそんなん出せませんでした^^;)

これを使って編曲をしてみよう!というものでした。
バッハはこれを使っていくつも曲を作っているということでしたが、とりあえずこれ見たら私は1つの曲が浮かんでそのまま頭から離れませんでしたね。まぁクラシック好きの人はかなりの率でそうなると思いますが(^^;)

で、これに中高生が挑戦したのですが、これが予想以上にみんな面白かった!
エレキギターとかエレクトーンとか、クラシックに関係無く人を集めていたのがとってもいい結果を生んでいましたね。いやぁ、よかったなぁ。できれば全員のを聴きたかった〜。

そしてその後に芸大の「バッハ・カンタータ・クラブ」(バッハのカンタータだけのサークルがあるとはさすが芸大。恐るべし)が演奏した「主よ、人の望みの喜びよ」。
この美しさが際立ってました。ため息もの。
中高生のも普通によかった(特にエレクトーンとピアノの子のはめっちゃ完成度高かった)んですが、さすがはバッハですね(ってそこと比較しちゃうと中高生がかわいそうなんですけど^^;)。

そしてワークショップは「主よ〜」の中で使われている不協和音(隣り合うドとシがぶつかるとか)についても言及し「確かに変な音ではあるんだけど、そこで使うのをすぐにやめちゃわないで欲しい。間違えると面白い。変なところにも何かヒントがあることを覚えておいて欲しい」という言葉で締められていました。
確かにこれって重要ですよね。これが無かったらドビュッシーもストラヴィンスキーもいなかった訳ですから。もちろん、前半で書いた話と照らし合わせればバッハもそういうことになります。
既存の枠を破っていくということ、これは音楽に限らず大事なことですね。


ということでかなり今回は充実した内容だったと思います。
次回(って今夜なんですよね^^;)はバッハ第3回。「通奏低音」だそうです。これまた面白そう!
ということで楽しみにしたいと思います。
でも、また録画になるので見られるのはいつになるやら…。とりあえず2週分ためちゃうのは避けたいところです。



■「スコラ 坂本龍一 音楽の学校」関連エントリーです♪
◇坂本龍一の「スコラ」見た。


posted by ぽぽろんろん at 16:17 | ☔ | Comment(0) | TrackBack(0) | classical musics

2010年04月07日

坂本龍一の「スコラ」見た。

先週から土曜夜の教育テレビで始まった◇スコラ 坂本龍一 音楽の学校。録画してあったのを先程見ました。
初回は「バッハ編第1回」ということで、バッハが「音楽の父」と呼ばれる理由についてのお話と、平均律クラヴィーア曲集第1巻第1番を題材に調性についてのお話がメイン。

平均律クラヴィーア曲集第1巻第1番ってのはこちらの曲。冒頭部分は聴いたことある人も少なくないはず〜。
↓↓↓↓
■YouTube - J.S.バッハ / 平均律クラビーア曲集第1巻第1番BWV.846


で、この番組なんですけど、私個人としてはほとんど目新しい情報は無く(^^;)
ま、番組内で行われているワークショップが中高生対象なので、全体的にそういうレベルの番組なんだろなぁと解釈しました。

ただ、その中で興味深かったのが、西洋と東洋での音楽の立ち位置のお話。
東洋(というか儒教思想)では「詩・書・礼・楽」という基本教典の中の1つとして存在し、音楽は狭い系でのコミュニケーションツールであって、特にシステムとして合理化されてはいなかったということ(要は系の中で成立してりゃ極端な話し何でもありってことと解釈しました)。
それに対して西洋では「四科」という教養の基礎科目の中に音楽があり、それは算術・幾何・天文と同じ並びにあったということ。
音楽を数学的に解析するための下地があったということなんですね。なのでそこから平均律や楽典が生まれてくるのも不思議は無いし、「平均律クラヴィーア曲集」のような“研究”としての音楽が出てくるのも当然と言えば当然。
なるほど。
で、この合理性ゆえ西洋音楽はどんどん普及してきた訳ですよね。

次回はバッハ編第2回ということで、もうちょい突っ込んだ話が聞けるといいなぁと思います。
あとは、今回かなり緊張しててぎこちなさ満開だったワークショップの中高生たちが、番組が進むうちにもっとリラックスして音楽と触れ合えるようになることを楽しみにしたいですね♪

また、この第1回は4月10日(土)の午前10時30分から再放送しますので、見忘れた方で気になる方はそちらをチェックしてみてくださいな〜。


おまけ。
バッハと言えばやはり(?)グレン・グールドですよね。
彼の演奏もYouTubeにあったので貼っておきますね。やはりアプローチの仕方が全然違います。面白い♪

■YouTube - Glenn Gould plays Bach Prelude in C Major
posted by ぽぽろんろん at 23:19 | 🌁 | Comment(0) | TrackBack(0) | classical musics

2010年03月22日

Aフィル演奏会聴いてきた。

Aフィルの演奏会を初めて観客として聴いてきました。
プログラムはこちら。

■リムスキー=コルサコフ:交響組曲「シェヘラザード」
〜休憩〜
■ムソルグスキー/ラヴェル:組曲「展覧会の絵」
〜アンコール〜
■ハチャトゥリアン:バレエ「仮面舞踏会」より「ワルツ」


はぁ〜、いいなぁ、このプログラム…(*´Д`)ハァハァ

演奏はとっても聴き応えがありましたねぇ。
ここ最近のAフィルの中ではかなりレベルの高い演奏だったのではないでしょうか(って今まではずっとステージにいたからよく分かりませんが^^;)。
どちらもかなり熱気のある演奏で、特に「キエフの大門」ラストの気迫には「おお〜」と圧倒されてしまいました。
ffとかになるとどうしても金管が目立ちますが、今回は全体的に弦楽器のまとまりがよかったなぁと感じました。羨ましいなぁ〜。
まぁさすがにどちらも「ちょっと集中力切れたかな…」という時間帯はありましたけどね。でも全体を通していい演奏だったと思います。

「シェヘラザード」はクラがかなり頑張ってましたね。ソロが結構よかったと思いました。A先生のヴァイオリンソロは、ちょっと細かいミスが目に付いてしまったのが残念だったかな…。
「展覧会の絵」はトランペットがさすがというか、決めるところはきっちり決めていました。サックスのソロもよかったですね。
ユーフォはいかにも「トロンボーンの人が吹いてるユーフォの音」って感じであまり好きじゃなかったです(^^;)

さて、今回の演奏会はちょっと理由があっていつも以上にパーカッションに目が行ってしまいました(苦笑)
そういう意味じゃ音楽に浸りきれなかったところがあって、ちょっともったいなかったかも(^^;)
今回いちばん目が行ったのは「シェヘラザード」でティンパニ、「展覧会の絵」でバスドラを叩いていたTさん。どっちもいい音だったわ〜。特にティンパニの方はかなり楽しそうに叩いていた(ように見えた)のが印象的で。私もああいう風に楽しく叩けるようになりたいなぁ。
あと、「シェヘラザード」はスネアとタンバリンも絶妙でした。第3楽章が軽やかでステキでしたねぇ〜。いいなぁ。
「展覧会の絵」は、「キエフの大門」でチャイムじゃなくカリヨンを使っていましたね〜。ただ、場所がバスドラの後ろだったため隠れちゃってて目立ってなかったのがもったいなかったかも。
(あとこれ、演奏後に舞台袖へ挨拶に行った時に見せて貰ったのですが、スタンドがいかにもホームセンターで材料買った手作りって感じで脚がプラスチック製だったのが怖かったです。実際、昨日のリハで倒れたそうで…^^;)
あとは同じく「キエフの大門」で一部分シンバル奏者2人でやっていたのですが(これは楽譜での指示では無いよね?多分)これもいい音でした。2人のタイミングがぴったりで音にぶれが全然無し。うっとり。

ということで、Aフィルの皆さん、いい演奏をありがとうございました!
パーカッショントラの皆さんもお疲れさまでした!特にAフィルトラ常連のKさんは引っ越してしまうということで、最後にご挨拶が出来てよかったです。引っ越し先でも音楽を続けてくださいね〜。

あとはSフィルの定演ですな(その前に吹奏楽もあるけどね)。
と思ってたんだけど、帰り際にがっくり来ることがあってあっさりやる気無くしかけてる私です(ぇ
まぁ、次の練習までにゆるゆると回復しましょう。
タグ:観た聴いた
posted by ぽぽろんろん at 20:37 | ☀ | Comment(2) | TrackBack(0) | classical musics

2010年01月21日

ウィーン式ティンパニのご紹介

昨年末になるのですが、このブログに設置しているメールフォームに「在オーストリア ウィーン・ティンパニー製造工房 日本担当」という方から次のようなメールを受け取りました。

(略)
弊社は、オーストリアのウィーンに拠点を置く音楽事務所です。
今回は、弊社製造部門のティンパニー製造工房をご紹介させていただきたく、メール致しました。
当工房では、ウィーンフィルハーモニー管弦楽団など世界でトップクラスのオーケストラで使用されるティンパニーを製造しております。19世紀末に開発され、世界大戦により製造中止に追い込まれたシュネラー式ティンパニーを、当時のまま再現しようという試みにより、2008年から当工房のティンパニーが製造されました。
まだ、開発されたばかりの新しい試みではありますが、発売と同時にヨーロッパ各地で絶賛され、指揮者のニコラウス・アーノンクールをはじめ、ウィーンフィルの主席ティンパニー奏者エルヴィン・ファルクやオーストリア放送交響楽団員のヨーゼフ・グンピンガーなどから、賞賛の声が寄せられています。

このたび、弊社では下記のとおりホームページを開設する運びとなりました。
現在、フォトギャラリーのみご覧いただけます。弊社オフィシャルホームページは来年3月から公開予定ですが、今後はホームページ上で弊社の最新情報をお知らせいたします。ぜひともご活用くださいますようお願い申し上げます。
また、弊社ではオーストリアと日本間のアーティスト交流のサポート(コンサート企画、講習会など)も行っております。
もし、ご興味があればご連絡下さい。
今後とも、ウィーン・ティンパニー製造工房を何卒宜しくお願い致します。


一度は無くなった技術の復興、そしてヨーロッパでの高評価、という内容のメールに「ほぉ〜」となったのですが、残念なことにこのメール、肝心のホームページのurlがどこにもない(^^;)
気になるので会社名でググってこちらのページを見付けたのですが、
↓↓↓↓
◇Wiener Paukenwerkstatt - Schnellar Pauken aus Wien - Galleries

メールの文章にもあったようにまだフォトギャラリー(しかもイラストチック)のみできちんと公開されるのが3月ということだったので、ひとまずブクマだけしておいたんです。

そしたら今日、今度はseesaaブログのメッセージ機能でメッセージが届きました(これが来て初めて私はこの機能の存在を知りました^^;)。

突然のメールにて失礼致します。ウィーン・ティンパニ製造工房の○○と申します。弊社製品の日本向けセールスを担当しておりまして、宣伝の為のリサーチをしておりました所、貴ブログを拝見致しました。

大分前の御記載に『自動チューニングティンパニ』が作れないものかどうかというご希望の様でしたが、さすがに私共でも『自動』は無理かと思いますが、実はウィーン式ティンパニは『ハンドル一本』でチューニング操作が出来るという利点を備えております。しかもハンドル角度と音程がきちんと連動しているので、目で見た通りで音程が取れるという便利さも有り、楽章間でのチューニング変更も実は『ペダル式よりも速い』のです。

唯一、ウィーン式では『グリッサンド奏法』が『一人では出来ない』という難点はあります。ウィーンフィル等でもそうですが、グリッサンドを行う場合には、一人が叩き続ける間、もう一人が『ハンドル操作』を行うという、二人掛かりというのは少々見た目にはおかしいかも知れませんが、可能ではあるのです。

もし御興味お持ち頂ける様でしたら、こちらのページご覧下さいませ。

◇www.wiener-pauken.com

それでは、また。今後ともよろしくお願い致します

※文中のリンクは私が追加しました。

差出元を見てみたら、この工房で公式ページとは別にブログを始めたようです。

◇ウィーン・ティンパニ製造工房の日記

こちらのブログを見て、公式ページのイラストチックな画像がそのまんま本物なんだと認識しました。すっごいキレイですね〜、これ。芸術品ですよ。使わずに飾っておきたい(ぉぃ
ハンドル式のティンパニって、ペダル式より音程や音質が安定するんですよね。ペダル式の方が便利な面が多くて一般的にはそちらが普及していますが、純粋に音質を追求するならハンドル式ということになると思います。ウィーン・フィルで認められたのも、単に「ウィーン式」だからというだけはなくちゃんと音が高品質だったということだと思いますし。
で、パーカッション以外の人は知らないかもしれませんが、

ハンドル角度と音程がきちんと連動しているので、目で見た通りで音程が取れる


これ、ペダル式では出来てないことなんですよ、実は。
ペダルを踏んでヘッドの張力を変えるのに複雑な機構を経ているため、誤差が生じてくるんですね。ある場所から一旦踏み込んでまた元の場所に戻した時に全く同じ音程にはならないんです。そのためにゲージが付いていたりしますが、これもあくまで目安。正確に合わせるには叩いて実際に音を出して微調整をする必要があります。
また、ffとかでロールをしているとその振動で音程が変わって(下がって)きてしまったりとかも。
ハンドル式はそれに比べると音程の信頼性も高いんですよね。でもお手軽に便利だから私みたいなアマチュアはペダル式使っちゃうんだけど(^^;)

あと、このメッセージにあるエピソードがいいですね。

ウィーンフィル等でもそうですが、グリッサンドを行う場合には、一人が叩き続ける間、もう一人が『ハンドル操作』を行うという、二人掛かり


この光景はぜひ見てみたい(^^;)

ということで、上記ブログをちょこちょこチェックしつつ、3月になったらまたこちらの公式ページを覗いてみたいと思います。
ただ、公式ページのurl見たら以前にググって見付けたのとちょっと違うんですね。でもどっちもそのまま同じ内容を表示するようです。これだとアクセスが分散しちゃってなんかもったいないような?

ちなみにメッセージ中にある「自動チューニングティンパニ」のエントリーはこちらです。8又は6ヶ所のロッドの張力を自動で合わせてくれるティンパニがあったらいいのになぁというものぐさ思考のエントリーです(笑)
↓↓↓↓
◇自動チューニング・ティンパニが欲しい。
タグ:Perc
posted by ぽぽろんろん at 00:56 | ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | classical musics

2009年08月14日

「ガイーヌ」(ボリショイ版?)のDVD見た。

かな〜り長いことくーちさんから借りっぱなしになっていた「ガイーヌ」のDVDをやっとじっくり見ることが出来ました。
これが予想外の作品でした(ぇ

パッケージに「GAYNE」としか無かったので「原典版かボリショイ版か、さてどっちだろ?」と思ってキャストを見るとギコがいたので「原典版か?」と思いきやその下に「MACHAK」なる謎のキャラが。誰やねんお前?そして何て読むのか分かりません。とりあえずここではマチャックとしときます。

DVDにシーンの簡単な見出し(英語)があったので、それを参考にあらすじを私なりに追ってみました。
要はDVDにはあらすじとか全然書いてません…f(^^;)

※以降、基本的に断定調で書いていますが半分以上想像で書いてますのでご注意ください※


■登場人物
ガイーヌ:村娘。
ギコ:ガイーヌの恋人。
アルメン:ガイーヌに片想いする青年。また、村内の反マチャック勢力のリーダー格。
マチャック:村の有力者。ギコの父親。ガイーヌとの交際をよく思っていない。


■前奏曲
あのファンファーレじゃない!「ガイーヌのアダージョ」のメロディを使用した、情感ある寂しげな曲になっていました。
ファンファーレの後にどういうメロディが続くかで原典版orボリショイ版の判定をしようとしていたので、この出だしはあまりに予想外。

■第1幕
ガイーヌとギコは恋仲。
そしてガイーヌに恋愛感情を持ちつつもどうすることも出来ず悩むアルメン。
この3人の関係がまずは踊りで示されます。

続いて、いきなりマチャックとアルメンが戦う場面になり、マチャックが勝利します。
しかし村民が抵抗し、マチャックを追い出しアルメンを賞賛します。
どうもマチャックは村民から慕われてはいないようですな。とは言ってもマチャックが勝っても結果をひっくり返すのなら何のための決闘だったのか(苦笑)

次のシーン、ギコとマチャックが一緒にいるところにガイーヌがやってきます。
マチャックはギコとガイーヌの交際に反対しており(身分が違うんでしょうか?)、ギコは父親への忠義とガイーヌへの愛との間で悩みます。
が、結局マチャックによりガイーヌとギコは引き裂かれてしまいます。

■間奏曲
曲は「収穫祭」。
となるとボリショイ版?しかしボリショイ版にギコはいないはずだし…、う〜ん…。
そして演奏ですが、縦の線のズレが酷いぜ(^^;)

■第2幕
引き続いて収穫祭の風景と思われます。
少女たちや少年たちの踊りが披露されます。少年たちの踊りは「山岳人の踊り」ですな。そして、アルメンたち男性が各々花嫁を選びます。
そこにガイーヌが登場し、ギコとアルメンとで彼女の取り合いとなります。

決闘の音楽は「剣の舞」。この戦いでアルメンは勝利を収めます。
後半、ウッドブロックが入ってくるところでサスペンデッドシンバルの代わりに金床を使ってるのがパーカッション的にはポイントですね。
これで剣がぶつかり合う音を表現しています。

この後、アルメンとガイーヌのいちゃいちゃシーンが始まりますが、ガイーヌはギコに未練があるので踊りの振り付けも半ば嫌がっている感じ。
結局アルメンは振られ、ガイーヌのソロへ移行します。

そこにギコが来ますが後からマチャックもやってきます。マチャックは怒りの形相でギコを止めようとしますがあえなく失敗。ガイーヌとギコの2人の世界が始まります。
しつこいマチャックは再登場しますがまた妨害策は失敗。倒れ込むマチャック。
彼の惨めな姿を見たギコは助けに行こうとしますが、今度は踏みとどまってガイーヌを選びます。

■第3幕
ガイーヌとギコのいちゃいちゃから(笑)

続いて、村の踊りとして「レズギンカ」。最後の小節数を増やしてますな(笑)
村娘代表の方がガイーヌ役よりキレイな顔してたのは内緒です(^^;)
そこにアルメンが上半身裸で登場。…やる気だな(何を?

マチャックが「アイシェの目覚め」のメロディに合わせて登場します。手にはナイフ。
アルメンと村人が力を合わせてマチャックに立ち向かいます。
そこにギコが登場しマチャックをかばいます。さらにガイーヌも加わります。
マチャックはアルメンを刺そうとしますが、間に入っってきたギコを誤って刺してしまいます!
息絶えるギコ。自分のしてしまったことにがく然とするマチャック。泣き叫び崩れ落ちるガイーヌ。

そして暗い照明の中、ガイーヌのソロが始まります。途中からギコやマチャック、アルメンが回想シーンのように登場します。
そしてガイーヌもやがて暗闇の中に消えていきます…。



…というストーリー(のよう)です。
えーと、私が以前に書いた◇原典版のあらすじ◇ボリショイ版のあらすじとまた全然違う(爆)
結末も悲劇に様変わりしていて、最後まで見ると前奏曲をファンファーレから変更した理由が分からないでもありません。でもあのファンファーレは聴きたかったけどねぇ〜。オケは下手だが(^^;)

色恋沙汰のみで話が進むのでストーリーの基本はおそらくボリショイ版だと思われます。でもなぜギコを出したりマチャックみたいなオリジナルキャラを出したりしたのかは不明です。ゲオルギーでもいいような気も…。
そしてそのギコですが、原典版のダメっぷりはどこにも無く、恋人と父親の間で感情が揺れるとてもいい青年に様変わりしています。アルメンを押しのけて主役扱いですよ。
でもカーテンコールの花束はガイーヌとアルメンがもらってたけどね(爆)


さて、このDVDには特典映像が4点付いてまして、最初はハチャトゥリアン指揮の「ガイーヌ」。
最終幕らしいのですが、入っていた内容が、

・収穫祭
・バラの乙女たちの踊り
・シャラーホ(男たちの踊り)
・ヌーネの踊り
・ロシアの踊り
・レズギンカ
・アイシェの踊り
・山岳人の踊り
・剣の舞

等々てんこ盛り。ゴルコヴェンコ/サンクトペテルブルク放送交響楽団のボリショイ版(現在Amazonではボリショイ版のCDというとこれしか入手出来ない)と曲順や曲目が違いますね。
原典版の序奏後に流れる「ロシア人の踊り」も流用してたし(これはゴルコヴェンコ版には入ってない)、結局何が正しいのか分からない(^^;)
あえて言うなら、作曲者が指揮してるこのDVDの方が正解なのかもしれません。でも映像は編集されてるんで実際どうだったかは不明です(ぇ

演奏は間違いなくこちらの方がいいですね(ハチャトゥリアン指揮なのに「レズギンカ」でリムショットやってます)。音質もいい(こっちの方が古いのに…)。
踊り手も、ガイーヌ役のニーナ・ティモフェーエワという人はかなり有名な方のようです。他の人も含めて全体的にこっちの方が見ていてキレとか音楽との一体感とかがあるように思いました。
今回の本編よりもこっちをフルで販売して欲しかったです(笑)
画面が白黒でもこっちの方が満足出来ますよ、作曲者自作自演という意味では資料的価値も高いですし。

他には同じハチャトゥリアン作曲「スパルタクス」第2幕のアダージョ。
これは、踊っているのが◇マイヤ・プリセツカヤ(シチェドリンの奥さんとのこと)とマリス(マリウス?)・リエパ、振り付けが◇ユーリ・グリゴローヴィチという、非常に贅沢なもののようです(バレエダンサーの名前は全然分からない私ですが、ググるとかなりヒットしました)。

そして続く「ガイーヌ」のアダージョを踊っているのもニーナ・ティモフェーエワ。
最後の「スパルタクスとフリーギアのアダージョ」でフリーギア役のナタリア・ベスメルトノワも有名らしいです(そして、前出のグリゴローヴィチの奥さんだったらしい)。

何だろ、異様にオマケに力が入っている。
バレエ好きな人は特典映像目当てに買ってもいいかもしれませんね。
オケをやっている人には……もにょもにょもにょ。


それにしても、「ガイーヌ」ってオケ曲としてはかなり知名度があるのになぜバレエの映像商品って売っていないんだろ?
(「ガイーヌ」のDVDをAmazonで検索すると、このエントリーで紹介した1種類しかヒットしません)
もったいない気もしますよね。需要が無いのかなぁ?



■過去の「ガイーヌ」関連エントリーです♪
◇「ガイーヌ」の粗すぎるあらすじ(にもなっていないチラシの裏)
◇「ガイーヌ」(ボリショイ版)の粗すぎるあらすじ
◇レズギンカ聴き比べ
posted by ぽぽろんろん at 23:48 | ☁ | Comment(2) | TrackBack(0) | classical musics

2009年07月14日

私の交響曲ベスト10挙げてみた(紹介動画付き)

ちょっと古いですがこういう記事がありました。
↓↓↓↓
◇お前らの交響曲ベスト10あげろ!!!:アルファルファモザイク

ということで、面白そうだったので私も挙げてみました。

1.ベルリオーズ:幻想交響曲
2.ニールセン:交響曲第4番ハ長調「不滅」
3.マーラー:交響曲第6番イ短調「悲劇的」
4.ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調「合唱付き」
5.シベリウス:交響曲第5番変ホ長調
6.ショスタコーヴィチ:交響曲第5番ニ短調
7.マーラー:交響曲第5番嬰ハ短調
8.チャイコフスキー:交響曲第6番ロ短調「悲愴」
9.メンデルスゾーン:交響曲第4番イ長調「イタリア」
10.プロコフィエフ:交響曲第1番ニ長調「古典」


「パーカッショニストが選びました」臭がぷんぷんするランキングですな(苦笑)
それぞれの曲について、動画も入れながら簡単に説明をしたいと思います。
動画は極力ライブ演奏のもの(演奏風景が映っているもの)を選びました。探してて思ったのですが、クラシック関連動画はYouTubeよりもニコニコ動画の方が充実してるかも?(少なくとも今回探した範囲では)外部プレーヤーにシークバーが付いているYouTubeから極力選びたかったのですが、意に反してニコニコ動画の方が多くなってしまいました。
ニコニコ動画にまだ入っていないクラシック好きの人はアカウントを作ってみるといいかもしれませんよ?

さて、本題です。
この中でベスト3は譲れないです。3曲ともティンパニ奏者が2人必要なのは偶然です(ホントですよ?^^;)。
1位と2位はどっちにしようか悩みましたが、総合力で「幻想」に軍配を上げました。パーカッションの使い方も、ティンパニ(第3楽章の遠雷、第4・5楽章の奏者2人のコンビネーション)、第5楽章を象徴するC-C-G(ド−ド−ソ)のカリヨン(この動機は最後にティンパニで連打されますね)、(この時代に)バスドラロールでの<>などなど変態的と言わざるを得ません。
もちろん、全体的にも「固定観念」の使用や洗練されたオーケストレーション等、非常に優れた名曲です。
動画はまず第4楽章「断頭台への行進」。演奏はスタインバーグ/N響。ちょっとテンポが遅いですが、これの音質がいちばんよかったので。

■YouTube - Berlioz: Symphonie Fantastique-4th Movement


こちらは第5楽章「ワルプルギスの夜の夢」。演奏はガーディナー/オルケストレ・レヴォリューショネール・エ・ロマンティーク。古楽器による珍しい演奏です。これは鐘の音(3'00"くらいから)がかっこいい。動画の音量が小さいのでご注意を。

■ベルリオーズ 幻想交響曲 第5楽章 ワルプルギスの夜の夢‐ニコニコ動画(ββ)


そして「不滅」もやはりたまらない。第3楽章での音替え、そして第4楽章での2組のティンパニによる怒濤のかけ合い。そこに絡む管弦もかっこいいですしねぇ。
動画は第4楽章です。シェンヴァント/デンマーク国立交響楽団
ティンパニのかけ合いは1'50"くらいから2回と6'30"くらいから。特に後半のはたまりませんぜ♪

■YouTube - Carl Nielsen: Symphony No. 4 - IV. Finale


3位のマーラー6番はハンマーを抜きにしてもかっこいいですよね。スネアもいいし。マーラーの中ではいちばんやってみたい曲です。
とは言え、Sフィルじゃあ無理だしなぁ(難易度も編成も)。Aフィルさん、やってくれないかなぁ。そして私に声をかけてくれないかなぁ〜(ひたすら他力本願^^;)。
ということで動画はまず第1楽章。この冒頭はかっこよすぎ。アニメにもちらほら使われているらしいです。
演奏はテンシュテット/ロンドンフィル

■マーラー交響曲全うp★ 交響曲第6番≪悲劇的≫第1楽章‐ニコニコ動画(ββ)


そして第4楽章。ハンマーは12'40"くらいと17'27"くらい。前者はちゃんとカメラが捉えてますので必見です♪
演奏はハイティンク/シカゴ響

■【BBC Proms 2008】マーラー:交響曲第6番「悲劇的」 第4楽章‐ニコニコ動画(ββ)


ハンマー好きな方はこういうマニアックな動画もありますのでどーぞ。30分ひたすらハンマーです(笑)

■マーラー - 交響曲第6番「悲劇的」 ハンマー聴き比べ‐ニコニコ動画(ββ)


4位の第九も何だかんだでかっこいい!
“何だかんだ”って言うと怒られそうですが、でもベートーヴェンが苦手な私が聴いてもかっこいい、という意味で好意的に捉えていただけると幸い。
音楽史の中でも最重要曲の1つでもありますしね。大学オケの指揮者の先生は「交響曲は『第九』で終わったんだな。あとはもう管弦楽曲なんだな」というようなことも言ってました(笑)
極端な意見ですが分からなくもありません(^^;)

動画は第1楽章。演奏はカラヤン/ベルリンフィル。長いけどかっこいいわ〜。

■1977年12月31日 カラヤン「ジルベスターの第九」 第1楽章‐ニコニコ動画(ββ)


5位はちょっと意外な選曲ですかね。
シベリウスの交響曲の中で悩んだのですが、5番がシベリウスの叙情性がいちばんコンパクトかつ魅力的にまとまっていると思ったので。
まず、朝もやの中に日が差してくるような出だしが好き。そして第3楽章での鐘の音のようなホルンが好き。
でも、「シベ5やりたい」ってホルンの人に言ったら、「繰り返しばっかりでやだ」って言われました(笑)

動画はいずれもサロネン/スウェーデン放送響。第1楽章と第3楽章(フィナーレ)です。

■YouTube - Sibelius: Symphony No. 5 - 1st Mvmt (I)


第3楽章、鐘のようなホルンは1'25"からを始めとして何度も出てきます。

■YouTube - Sibelius: Symphony No. 5 - Finale


6位のショスタコもどれにしようか悩みましたが、結局王道の5番に。第4楽章はホント凄いよね。
動画はムラヴィンスキー/レングラード・フィル。古い演奏なので音質・画質ともよくはないですが、やはりショスタコというとこの組み合わせを推さざるを得ません。

■ショスタコーヴィチ - 交響曲第5番 第4楽章‐ニコニコ動画(ββ)


7位はまたマーラー。5番は映画等で使われている第4楽章が有名ですが、私はそれよりも第5楽章のフーガ、そして最後の盛り上がりがたまらなく好きです。
動画はベルティーニ/ケルン放送響。オーボエに宮本文昭氏がいます。クライマックス(12'40"くらいから)の金管がかっこよすぎる!><

■ベルティーニ マーラー交響曲第5番〜第5楽章‐ニコニコ動画(ββ)


8位でようやく(?)チャイコ。4・5・6で悩みましたが、第1楽章最初の第2主題後の爆発っぷりがたまらなく好きな「悲愴」で。
動画はゲルギエフ/キーロフ歌劇場管弦楽団の第1楽章と第4楽章。「悲愴」はいい動画が無くて、第1楽章が1つの動画にまとまっているライブ動画が見つからなかった…。
前述の「爆発」は10'20"あたりで。

■【チャイコフスキー】 交響曲第6番 『悲愴』 第一・第四楽章/ゲルギエフ‐ニコニコ動画(ββ)


9位はガラッと趣が変わります。これはやっぱり出だしの生き生きとした爽やかさが好きなのです。ドラマ版「のだめ」でも使われていましたね。
Sフィルで出来ない難易度じゃないしやってみたいけど、トロンボーンすら無いから編成的に入れづらいんだよなぁ…。
動画は第1楽章でアルトゥング/ケルン新フィルハーモニー(?)。ちょっとリズムに怪しい部分が(苦笑)でも、いい演奏動画が見あたらなかったんですよね…。
演奏は1'40"からなのでシークバーで飛ばしちゃってください(笑)

■YouTube - Mendelssohn 'Italian' Symphony No.4 - 1st mvt. (complete)


10位は、あれこれ悩んだあげくちょっと変化球っぽく。
プロコは5番もいいですがこっちの方が好き。聴いていて素直に楽しいですよね。短いし(笑)
動画はゲルギエフ/ウィーン・フィル。全4楽章で通しても14分とお手頃ですのでぜひ全部聴いてみてくださいな。

■ゲルギエフ指揮 - プロコフィエフ 交響曲第1番「古典交響曲」‐ニコニコ動画(ββ)


あと、次点をいくつか(ていうか、いくつ“も”だな^^;)並べてみました。
ぶっちゃけ9位・10位あたりは気分次第でこの中のどれと入れ替わっても不思議じゃないです。

<次点>
コープランド:交響曲第3番
サン=サーンス:交響曲第3番ハ短調「オルガン付き」
シベリウス:交響曲第2番ニ長調
ショスタコーヴィチ:交響曲第8番ハ短調
ダンディ:フランス山人の歌による交響曲
プロコフィエフ:交響曲第5番
リスト:ファウスト交響曲
ルーセル:交響曲第3番ト短調

(作曲家アイウエオ順)


実は、中高くらいの頃は交響曲にほとんど興味がありませんでした。長いし(ぇ
「幻想交響曲」も、吹奏楽でよく演奏される第4・5楽章しかほとんど聴いてなかったなぁ(笑)
やっぱり大学入ってオケを始めてからですね、交響曲をちゃんと聴きだしたのは。演奏者の側になって初めてその面白さが分かるようになりました。
これからどれだけ交響曲を演奏する機会があるかは分かりませんが、出来るだけいろんな曲を経験したいなぁ〜。
posted by ぽぽろんろん at 00:40 | ☁ | Comment(2) | TrackBack(0) | classical musics

2009年06月09日

「ガイーヌ」(ボリショイ版)の粗すぎるあらすじ

◇前回の原典版あらすじエントリーに続いて、せっかくなのでボリショイ版の「ガイーヌ」のあらすじも調べてみました。
今回は本当に簡単にまとめます(笑)

<登場人物>
ガイーヌ:アルメニアの村の娘。恋人はアルメン。
アルメン:ガイーヌの恋人。
ゲオルギー:アルメンの親友。
アイシェ:ゲオルギーが想いを寄せる女性。
・ヌーネ:ガイーヌの友人。恋人のカレンと共に相変わらず物語の本筋には関係無し(ぇ
カルサコフ:いません(^^;)
ギコ:誰よあんた(ぉぃぉぃ


<ストーリー>
プロローグ。
アルメニアの山あいの村に住むアルメンとゲオルギー。2人は山へ狩りに出かけた際に、岩から落ちて意識を失っているアイシェを見つけ、嵐の中彼女を助けます。
そしてゲオルギーは彼女に一目惚れしてしまいます。

第1幕。
村でガイーヌがアルメンたちが帰ってくるのを待っているところに彼らが戻ってきます。
アイシェはガイーヌの家に運び入れられ、そして意識を取り戻します。
アイシェは、アルメンがガイーヌに花束を渡そうとしているところをいたずらで横取りします。アルメンもそのいたずらに乗っかってアイシェを抱きしめます。
ゲオルギーはその抱擁シーンだけを目撃してしまい、アルメンに対して嫉妬の炎を燃やします。
ここでガイーヌが嫉妬していないところでゲオルギーには何か感じて欲しかったところです。

この幕の最初に村の踊りとして「レズギンカ」が踊られます。原典版ではクルド人が踊っていましたが、ボリショイ版ではガイーヌたちの村人が踊るんですね。

第2幕。
アルメンとゲオルギーはまた狩りへ出かけることになり、そのための祝宴が開かれます。
しかし2人の関係はギクシャクしたまま。
祝宴では様々な踊りが披露され(この中で「バラの娘たちの踊り」が踊られます。)どんどん盛り上がりますが、それにシンクロしてゲオルギーの嫉妬心も最高潮に達し最後にはアルメンと口論に。そしてその状態のまま狩りへと出発していきます。
ガイーヌとアイシェは2人を心配します。この場面で「アイシェとガイーヌの場面」として原典版の「子守歌」のアレンジ違い(少し曲長が短い)が流れます。ちなみに、「バラの娘たちの踊り」も原典版よりも1回多く第1主題がくり返されます。

さて、狩りの途中でアルメンは足を滑らせ宙づりになってしまいます。しかし当然ゲオルギーは助けません。力尽きたアルメンは転落してしまいます。
アルメンはたまたま近くを通りかかった狩人に助けられますが、何と失明してしまっていたのでした…。

村に戻ってきたアルメンにガイーヌは踊りを披露しますが、当然アルメンはそれを見ることが出来ません。そして彼はガイーヌの愛を受け入れてはならないと自分に言い聞かせます。
しかし、ガイーヌの彼への愛は変わりません。

一方、失明したアルメンを見てゲオルギーは彼を見捨てたことを後悔し、悩むのでした。

第3幕。
アイシェはゲオルギーが独り悩んでいるのを見て心を痛めます。ここで「アイシェのモノローグ」として、原典版の「アイシェの目覚めと踊り」が使われています。
また、これに続いて「山の若者たちの踊り」として原典版の「クルドの若者たちの踊り」が踊られます。しかしそれを見てもアイシェの心は晴れません。
ゲオルギーはそんなアイシャに良心の呵責を打ち明けます。そしてアルメンに謝ろうと決めるのでした。

そして収穫祭がやってきます。
いろいろな踊りが披露される中、アルメンは自分の目を覆っている包帯を外します。
すると、なんということでしょう!アルメンの目は眩しい光を感じたのです。そうです、彼の目は治ったのです!

… な ぜ ?(^^;)
崖から落ちて失明っていうから目を物理的に損傷していたのかと思っていたのに、回復したってことは一体なぜ失明していたんだ?
ご都合主義のような気もしますが、まぁよしとしましょう(笑)

さて、アルメンの視力が戻って収穫祭はさらにヒートアップ。「剣の舞」が激しく踊られます。
そして最後にゲオルギーが登場。アルメンに全てを打ち明け、そしてアルメンをそれを許したのでした。
めでたしめでたし〜。


ボリショイ版では政治的メッセージは一切排除されていますな。原典版は逆にほぼ政治色(コルホーズでマジメに働いていると幸せになれるよ!というメッセージ)一色でしたが。
職業もコルホーズの労働者から男性は狩人・女性は普通の村娘になっているみたいですし。
また、原典版はギコらが救いようのないネガティブな存在として描かれていましたが、ボリショイ版ではゲオルギーが悪の一面を見せるもののそれはアイシェへの愛ゆえのものであり、完全な悪者は存在しないストーリーとなっています。
どちらが好きかは人それぞれでしょうね〜。私はアルメンの目が治ったのが「なんでやねん」状態なので原典版の方がいいかなぁ。原典版の方がストーリーの起伏がある気もしますし。あとは黒幕カルサコフの存在も魅力ですしね(それは違う

ということで、2つのエントリーを使って2つの「ガイーヌ」のストーリーを書いてみました。
これが来年の演奏会に生かせるかどうか…無いな(ぉぃ
posted by ぽぽろんろん at 23:21 | ☔ | Comment(4) | TrackBack(0) | classical musics

2009年06月08日

「ガイーヌ」の粗すぎるあらすじ(にもなっていないチラシの裏)

追記:このエントリーは「原典版」のあらすじです。


ガイーヌ」って「剣の舞」だけが独り歩きどころかそこらじゅうを舞い踊っていて、バレエそのもののあらすじを知っている人って少ないですよね。…え、私だけ?

というわけで、チェクナヴォリアン/ナショナルフィルのライナーノーツと全音スコアを参考にしつつ(というかほぼ丸々パクリです、本当にすみません)、自分の感想を交えてテキトーにまとめてみました。
…と書きたかったのですが、全然まとまりませんでした。具体的にどういう風に使われているか分からない曲があるんですよね。「ガイーヌ」ってバレエ自体の資料があまりネットに落ちてない…。
ということで、他の人は決して参考にしないでください(^^;)

<登場人物>
ガイーヌ:アルメニアの国境に近いコルホーズで働く女性。夫はギコ。子供あり。
ギコ:ガイーヌの夫。ダメ人間で、コルホーズの人々からも疎まれてる。
アルメン:ガイーヌの兄弟(Wikipediaでは兄だけど全音スコアでは弟とのこと。一体どっちが正解?)。
アイシェ:アルメンの恋人。クルド人。
カルサコフ:ソヴィエト国境警察隊長。
・ヌーネ:ガイーヌの友人。恋人の名はカレン。2人とも物語の本筋には関係無し(ぇ

<ストーリー>
第1幕の舞台はガイーヌらのいるコルホーズ。綿花の採り入れで大忙しの時期です。
ある日コルホーズにカルサコフがやってきます。コルホーズの人々は彼を歓迎し(恐らく花束贈呈係であった)ガイーヌが彼に花束を渡そうとしますが、ギコがそれを奪いどこぞへと姿を隠してしまいます。
これはきっと嫉妬心…ですよねぇ?器が小さいぞ、ギコ。そしてカルサコフはきっとイケメンだったに違いありません(笑)

そして「クルドの若者たちの踊り」はこの幕中で踊られるようです。コルホーズとクルド人の居住区域が近くにあることを示しているのかもしれません。あるいは、最初の方でアイシェとアルメンの関係を示す場面があるのかもしれませんね。


第2幕の舞台はガイーヌの家(=ギコの家)へ。ギコも帰ってきています。花束はきっと誰も見ていない裏山とか体育館の裏あたりで「こんにゃろ、こんにゃろ」と踏みつけ捨ててきたのでしょう。
ガイーヌは自分の子供を子守歌で寝かしつけます。ここで「子守歌」の登場ですね。ちょっと中盤盛り上がりすぎて「寝られるんかい」という気もしないでもないです(笑)
その間に、ギコのところに密輸入者が訪ねてきます。横領した公金の分け前を分配し、国外へ逃亡しようというのです。
しかしガイーヌがその話を隣の部屋で聞いてしまいます。彼女は夫に潔く自首するように説得しますが、ギコはそれを聞いて激怒し、秘密を知ったガイーヌを部屋に閉じこめてしまいます。

…ここまで書いた時点で、なぜギコが結婚出来たのか(ガイーヌがなぜギコと結婚したのか)が非常に疑問です(苦笑)
このコルホーズにはある年齢に達すると強制的に誰かと婚姻関係を結ばなければいけないような規則でもあったのでしょうか?あるいは結婚するまではギコもいい人だったのか、それともいい人を装っていたのか…。
規則説に1億ジンバブエドル(こらこら^^;

あと、この幕の「子守歌」の後に「アイシェの目覚めと踊り」があるらしいのですが、ストーリー上どう繋がるのかが謎です。
ガイーヌの家にアルメンと共に遊びに来ていたのでしょうか。そして目覚めたタイミングがどこなのかもちょっと謎。明朝なんですかねぇ?


第3幕の舞台はクルド人のいる山地へ。
この冒頭で「レズギンカ」が流れます。「レズギンカ」とはコーカサス地方のレズギン族の舞曲という意味らしいです。
私はこの辺りの地理に非っ常〜に疎いのでチラッと調べたのですが、アルメニアは南コーカサスに属しており、また、クルド人は中東のイラン・イラク・トルコ・シリア・アルメニアの辺りに住んでいるとのこと。クルド人とレズギン族はイコールでは無いですがどちらもアルメニアで接点があり、クルド人がレズギン族の舞曲としてレズギンカを輸入(?)していても特に不思議では無いみたいですね。というか、アルメニア人であるハチャトゥリアンがその辺を間違うとはあまり思えないですが。

さて。
この土地にギコたちがやってきて、たまたま来ていたアルメンに道を尋ねます。身内に国外逃亡の道を聞いている時点でかなり頭が悪いです。よく横領できましたねと(苦笑)
挙動に不審を抱いたアルメンはカルサコフに通報するよう、クルド人の若者にカルサコフを呼びにやります。それに気付いたギコはアルメンを殺そうとしますが、間一髪のところでカルサコフ参上!密輸入者を捕まえることができました。
この間一髪ってのがまたかっこいいですな。ヒーローの資格充分です。

そんな中、ギコだけは逃げ延びて綿花倉庫に火を放ち、その騒ぎに紛れて逃亡しようとします(ということは、舞台はコルホーズに戻ってきてるんですね)。
しかし、閉じこめられた部屋からどうにか出てきたガイーヌに見つかってしまいます。
すると何と言うことでしょう、往生際の悪いギコは自分たちの子供を崖から落とすと言って脅すわ短剣でガイーヌを刺し重症を負わせるわと大暴れ。
しかし、またしても間一髪カルサコフが登場し、ギコを捕まえます。

ガイーヌはカルサコフの看護によって怪我から回復し、そして彼を愛するようになります。


─1年後。第4幕。
ガイーヌらのコルホーズでは再建された綿花倉庫の落成祝いと、ガイーヌとカルサコフ、アルメンとアイシェ、カレンとヌーネの3組の結婚式が盛大に行われます。
結婚式ではさまざまな民族舞踊が披露され、全員の祝福のうちに幕を閉じます。

剣の舞」をネットで検索すると、「最終幕でクルド人が出陣するときに剣を持って踊る」ような記述がちらほらとあったのですが、これは実際に出陣する訳ではなく結婚式で披露される踊りの1つのようです(ボリショイ版でもクルド人が実際に出陣する場面は無いようですし)。
また、「バラの娘たちの踊り」もこの結婚式で披露されるようです。
それにしても、最後でいきなり全員結婚って。
ひと昔前のTVドラマで最終回でサブキャラたちがボコボコと結婚してしまうようなのがたまにあったなぁと思いました(苦笑)


<エピローグ>

ま さ に ◇計 画 通 り@夜神月。

何のためにあの頭の悪い密輸入者に公金を横領させるよう会計の穴をそれとなく教えたのか。そしてまともに働かないギコがそこに加担するよう仕向けたのか…。
彼にとってまさに「豚に真珠」なガイーヌを奴の手から救い出し、しかもそのヒーローの座に自分が自然と収まり、誰も何の疑いも抱かないまま彼女を、そしてこのコルホーズを自分のものにするため以外の何物でも無いじゃないか!
そしてそれがこんなにあっさりと上手くいくとはっ!
アルメンやガイーヌにギコが逆ギレすることだって計算済み。2人がピンチになった頃合いを見計らって出て行けば格闘は俺の方が圧倒的に上だからな。
彼女が重傷を負ってしまったのだけは計算外だったが、逆に彼女を落とすためのいい材料になったし災い転じて何とやらだ。一時の看病くらいいくらでもしてやるさ。
このコルホーズの奴らはギコ以外みんな愚直なまでに働き者だからな。こいつらだまくらかしてこき使えばもうウハウハ♪
しかもガイーヌなんていい女まで手に入ってもう俺ってば天才d〆ヘ(_ _ヘ)☆\(−−;)いい加減にしろ
(上記モノローグはフィクションであり、実際のバレエとは関係ありません)


いやぁ、何かカルサコフのあまりのヒーローっぷりを見てたら「こいつ、裏があるんじゃね?」とか思ってしまって(笑)
で、最後に書いてみたのですが案外ハマってしまうもんですね(^^;)
実際のバレエのあらすじとしては、エピローグ以外を参考にしてくださいませ。

ちゃんとしたあらすじを知るには、バレエそのもののDVDを見るしか無いのかなぁ…。
Y先生から怪しいヤツを借りるか(^^;)


追記:ボリショイ版のあらすじも書きました。→◇「ガイーヌ」(ボリショイ版)の粗すぎるあらすじ
posted by ぽぽろんろん at 23:40 | ☔ | Comment(3) | TrackBack(0) | classical musics

2009年06月03日

勇気を持って。構わず、弾け!!!

何か映画にでも出てきそうなセリフですが(笑)
こちらのブログで登場したセリフです。
↓↓↓↓
◇聴け - 日記 - ばよりん弾きのBlog - ヴァイオリニスト たけなかのりこ

…すげーよ。
これ読んでしばらくは放心してしまいました。

テクニカル的なことを気にするのは練習の時だけだ。
音楽をする時は、ただ、聴くんだ。
間違いや音程のことを恐れるな。
もし、しっかり聴いていて、音楽のことを考えていて、しっかり練習できていれば、事故は絶対に起こらない

音楽をすることだけ考えるんだ。その耳で聴いて

勇気を持って。構わず、弾け!!!


何だこの力強さは。
しかもそれを最低限の言葉で表現しちゃってるから心にズドンと突き刺さります。修造みたいに勢いと量でごまかさない(笑)
こんなことを言えちゃう先生も凄いし、たけなかさんも言って貰えるだけのことをして結果も残してきたということですよね〜。この師弟関係の強さは本当に凄いと思います。
特に好きなのがタイトルにもした最後の一行。

勇気を持って。構わず、弾け!!!

これはちょっとやそっとの信頼関係じゃ出てこないセリフですよ。
「自分を信じろ!」という言葉とほぼ同義だと思っていますが、受け手の感じる強さが違いますし、「自分を信じろ!」が内向きの意志を感じるのに対して「構わず、弾け!」はある意味周囲を無視するくらいに飛び出していく意志を感じます。で、そういう乱暴な言葉を選べるところが2人の信頼関係なんだろうなぁ、と思ったわけです。

また、同時に先生は「しっかり聴いて」とも繰り返しています。このバランス感覚も大事ですよねぇ。特に合奏する上では。
周りの音楽の流れを聴いて自分の中でそれを掴み、そして勇気を持って(あるいは「以て」)自分の音楽を奏でる。それがまた他の人の音楽の流れにフィードバックしていく。これぞ合奏の醍醐味ですわ〜。

さっきからこの一連のセリフを反すうしながら「はぁ、すげぇ〜…」とため息をつきっぱなしのぽぽろんろんなのでした〜。←「今日のわんこ」風に


この言葉、求められているレベルをぐぐぐぐぐぐぐ〜っと落とせば自分みたいなへっぽこアマチュア奏者にも何とか当てはめることが出来ます(と思い込むことにしました)。
この言葉をそのまま受け止めるためにはたゆみない練習が必須条件ですが、どうしても練習時間が取りづらいアマチュアパーカッショニストとしてはそこをこれまでの心もとない経験と独りよがりな脳内予習、そして周りの人たちの演奏からの刺激で埋めつつ、その境地のくるぶしくらいには届くように頑張っていきたいなぁと思ったのでした。


…う〜ん、何かうまくまとまらない(´・ω・`)
いいんだ、とりあえず書いておきたかったんだ。うん。
posted by ぽぽろんろん at 00:42 | ☔ | Comment(4) | TrackBack(0) | classical musics

2009年05月30日

EMフィル本番出発前に「白鳥の湖」を聴きながら

皆さんこんにちは〜。

今日はいよいよEMフィル本番です。
夜開演のためリハは昼から。という訳で今最後の予習として「白鳥の湖」を聴いております。

うちに昔からあったCDがこちら。

アンセルメ/チャイコフスキー:三大バレエ音楽
アンセルメ/スイス・ロマンド管弦楽団

チャイコフスキー:バレエ「白鳥の湖」より、バレエ「眠りの森の美女」より、バレエ組曲「くるみ割り人形」

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これには「白鳥の湖」は組曲として6曲しか入ってなくて(情景、ワルツ、小さな白鳥の踊り、情景と白鳥の女王の踊り、チャルダッシュ、終曲)、ナポリの踊りやマズルカなどは入っていない。
ということで、楽譜を受け取って曲の内容を知った時点でやる曲を全て含むものを買いに行ったんですよ。
で、買ったのがこちら。

チャイコフスキー:白鳥の湖(抜粋)
オーマンディ/フィラデルフィア管弦楽団


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これが大失敗
確かにやる曲は全部入っていましたよ。けどね。
ほとんどの曲に細かいカットが入ってる!何だよ、“抜粋”ってバレエ全体から曲を抜き出してくるだけじゃなくて曲の中身まで抜き出してるのかよ!

これじゃ予習になりませんがな(´・ω・`)

ワルツは後半を結構ごっそりやっちゃってるし、一方でチャルダッシュはクライマックス直前の2小節だけセコくカットしてしかもその違和感が異常。他にもあちこちいじってます。
演奏は華やかで好きなのにもったいないよ(シンバルの音がたまにペシャッて聞こえるのが気になるっちゃ気になるけど)。
でさ、こういう変なカットって誰が得するんでしょうね?少なくとも聴く方は得しないじゃないですか。CDの収録時間に余裕が無い訳でもない。
となるとオーマンディの趣味なんだろうねぇ。う〜ん、そんなん人に押しつけないで欲しいわ。少なくとも生の演奏会と違って何回も聴こうと思ってCD買う訳なんだから…。

という訳で、2枚目以降で買うならともかく最初の1枚でこのCDはオススメできませんです(当然、カット的に)。「白鳥の湖」のCD欲しいなぁ〜と思っている人は気を付けてね!


とオーマンディにブーたれた訳ですが、でもね、アンセルメの方もワルツや終曲でやっぱりカットが入ってました(爆)
うちには楽譜どおりに演奏された「白鳥の湖」は無いのか…orz

と思って今あらためて自分のCDリスト見たら、…ん?カラヤン/ベルリンだって?知らんかった、こんなの持っていたのか私(ぉぃ^^;

チャイコフスキー:3大バレエ
カラヤン/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

チャイコフスキー:バレエ組曲「眠りの森の美女」、バレエ組曲「白鳥の湖」、バレエ組曲「くるみ割り人形」

◇このアイテムの詳細を見る


今さら聴いてみました。
これも華やかさはありますがオーマンディのよりはずっしりとした演奏ですな。弦が目立つのでそういうのが好みな人にはオススメかも。
ただ、テンポがかなり遅め。特にハンガリーの踊り前半は凄い。「早く次の音を〜」と身悶えしそう(笑)
まぁこれも組曲としての6曲のみなので、いずれにしろ追加を買いに走ったのに変わりはないんですけどね。
で、これもワルツと終曲でアンセルメと同様のカットが。とすると、これはカットというよりそういう版なのか〜。
実はEMフィルで演奏する楽譜も「組曲」となっているのですが、こちらは9曲なんですよね(“Edited by Carl Simpson”とのこと)。
こっちの組曲はこれまで知らなかったので、実はこっちが特殊なのかしら。ただ、うちには全曲版の資料が無いのでどうなんだか分かりませんが(しかも、◇Wikipediaによるとバレエ自体にいくつも版があるらしい。何て面倒な曲だ…)。


うわ、そろそろ出かけないと。では、演奏頑張ってきます&楽しんできます♪


それにしても、前回ブラ4をお手伝いさせていただいた時も雨だったけど、今回も今イチなお天気ですなぁ。
もし前々回まで晴天だったのなら、私とEMフィルの相性がお天気的にあまりよくないのかも(苦笑)
posted by ぽぽろんろん at 11:56 | ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | classical musics

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