2008年06月17日

「とりぱん」第5巻はヒヨちゃん愛♪スズメ愛♪

やっと書けました。発売日(5/23)に買っていたというのに…。
なかなか感想がまとまらなかったり他のことを書いたりしているうちに時間が経ってしまいました。
一時期は「もしかしてエントリー自体上げられなかったりして…(汗」と思っていましたが、何とかそれを避けられてよかったです。
では行きま〜す。


※発売から日は経っているけれど念のためこの先ネタバレ注意※








この巻、まずはやっぱりヒヨドリのヒナである「ヒヨちゃん」の観察記録ですよね。
巣から落ちて死にそうになっていたところを拾われて保護されていたヒヨちゃん。
1つ1つのエピソードも微笑ましいのですが、時が経つにつれて変わっていくヒヨちゃんの姿を書いたスケッチが特にいいのよね。その羽や毛の様子をつぶさに画や文で説明してくれるのでこちらまでヒヨちゃんの成長をリアルに見届けている気分になれます。
そしてそこに作者の愛も感じますね♪

でも、実はそれをしみじみと感じたのは最初にその観察記録を読んだ時じゃなくて、最後にヒヨちゃんが飛び立っていった時なんですよ。
そこで人間側が出来ることは全て終わってしまったというある種の喪失感と無事にそこまでは育てられたというちょっとした充実感、「(ヒヨちゃんは他のヒヨドリたちに)連れてってもらったんだよ」というセリフや「鳥のヒナなんか拾うもんじゃない 野生のものの眼をのぞき込んではならない」というセリフから噛みしめられるもの、そしてそのページで描かれたヒヨちゃんの無垢な瞳。
上手く言えないんだけど、これらが私をジーンとさせやがりまして。
そしてそこからヒヨちゃんのエピソードを読み返してみると、ヒヨちゃんのいとおしさが倍増ですよ!巻頭のヒヨちゃん写真にもめちゃくちゃ愛着が沸いてしまいます。
もともと「とりぱん」ってマンガは外見の薄さに反して中身はギッチリ充実しまくりなのですが(4コマっていう形式はそういう傾向が強いと思いますがそれを抜きにしても読み応え抜群)、この巻もやっぱりいいですね。

そしてヒヨちゃん以外で私のハートをがっちり掴んだのがスズメたちです!
私にとって前半の主役。最初私があまりヒヨちゃんに心を奪われなかったのは実はスズメたちが原因です。
最初の子育てエピソードやその後のスズメ団地のエピソード、そして畑で土浴びしてじゃがいもを掘り返したり牧場でメタボになってたり…。ちょこちょことスズメたちの話が顔を出すのですがこれがかわいくてさ〜。
とりのなん子の書くデフォルメスズメもかわいいしそのエピソード自体も愛らしい♪
あ、あとは読者投稿のスズメのエピソードにも笑わせてもらいました(^^)


私にとって今回のメインはこの2つでした。あと小ネタとしては「戦場にかける橋」「明日に架ける橋」の混同ですか。
何を隠そう、私もよく分かってない(爆)
でもね、そんな私でもこの作者の「サイモン&ガールファンク」は凄いと思う(^^;)
つーか、最初脳内で普通に「ガーファンクル」に自動変換されてて気付かなかった(笑)
だから最初このコマの画の意味が分からなくて、しば〜らくしたら気付きました。「あ〜っ」って。

 こ れ は 無 い 

って(笑)


さて。最後にスズメ関連でこんなエントリーをご紹介。デフォルメじゃないスズメもめっちゃかわいいんだぞと。その愛らしさに溺れてください(笑)
↓↓↓↓
◇スズメかわいい、ペットオークション面白い、ヨウムかわいい - じじいのファックのほうがまだ気合いが入ってるhayatoの日記


ということで、小ネタへの感想を時間かけて削っていったら結局サクッと短めにまとまってしまいましたとさ(苦笑)


とりぱん 5 (5) (ワイドKCモーニング)
とりの なん子

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■過去の「とりぱん」関連エントリーです♪
◇「とりぱん」第4巻はつぐみん萌え(笑)
◇「とりぱん」第3巻はどっちかと言うと「むしぱん」(笑)
◇「とりぱん」は季節を感じる鳥マンガ♪
タグ:とりぱん
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2008年05月24日

「ピアノの森」第15巻は、まさしくカイの独壇場♪

やっと出ました、「ピアノの森」第15巻。
発売日が(私の知る限りでは)2ヶ月延期されて「ふざけんな、単行本派の私をどれだけ待たせるんだ!」と思っていましたが、ショパンコンクールでのカイの演奏、そしてずっと謎に包まれてきたレフの演奏がついに登場です!

※この先ネタバレを含みますのでご注意を!※











阿字野や修平はもちろんセローやパン・ウェイまで会場に姿を見せ、ネット越しでは誉子も聴いていたというオールスター勢揃いの中での第1次予選最終日。

まずはレフの演奏。
本人の体調のように(笑)、繊細で透明で「クリスタル」と形容される演奏を見事に披露しました。
そしてレフがポーランド人(地元)であることや審査員にもポーランド人が多いこともあって一気に優勝候補にのし上がる。
まぁこれはほとんどの人が予想していたでしょうね。
また、レフには姉のエミリア(しかもピアノの腕はピカいち)がいたことも明らかになりましたが、この姉も謎が多くて事故に遭った後生死が明らかにされてないって一体何なんだ。
もうレフ&シマノフスキの兄弟が2人とも森の妖精だったとかいうオカルトな展開になっても驚かない気がする(笑)

さてさて。
さあ盛り上がって参りましたってな展開になってついにカイの登場ですが、これが凄かった!
さっきまでのレフ一色の雰囲気をいっぺんに吹き飛ばしました。演奏や観客等の描写への力の入れ具合も段違いで、さすがは主人公(笑)
つーかこの展開はもうカイ以外の優勝はあり得ない雰囲気ですよ。
これでカイが優勝出来ないとしたら、ファンレターにカッターの刃が仕込んであるとか靴の中に画鋲とか走りながら角を曲がったらテニスボールが大量に転がってて捻挫とか本番直前に食べ過ぎて腹痛とか、そんなんしかあり得ません(ねーよ
あとはドア開けたら上から黒板消しとか(意味不明

ということでこのエントリー、カイの演奏曲目を演奏順に聴きながら書いてました。
…疲れた。CDの入れ替えに(苦笑)
ではそれらをマンガの描写と併せながら簡単にご紹介です。

■練習曲ハ長調 Op.10-1
冒頭の左手の力強いオクターヴの響きとそこから溢れ出す右手のアルペジオで会場中に風を起こしたカイ。
佐賀に「生命を吹き込まれるような感覚」「会場を丸ごと…−まるで覚醒させていくようだ」と思わせるのにはピッタリの曲ですね。
ただのアルペジオの練習曲ではなく、そこに瑞々しさが溢れているのがこの曲のいいところ。アルペジオの上りと下りで和音が変わっていくところにそのポイントがあるのかも。
1つの和音で上り下りをやらせてしまうと単調になりそうです…。

■練習曲イ短調 Op.10-2
こちらは前の曲とは打って変わって半音階でそよそよとした風が吹く曲。聴衆をリラックスさせながらもこの二種類の風でカイは会場の心を完全に掴みます。
ちなみに作品番号(Op.)で分かるとおりこの2つの練習曲は連続しています。ハ長調→イ短調と同じ調号(この場合は#も♭も無し)の曲を長調→短調の順で並べているのがショパンの練習曲の特徴。
も一つちなみにこの次の曲、すなわちOp.10-3が有名な「別れの曲」でその次、Op.10-4はのだめが孫Ruiに触発されて狂ったように弾いていた激早の曲です。

■夜想曲第3番ロ長調 Op.9-3
有名な第2番とは違って明るさ・軽快さが感じられる曲(実際、◇スケルツァンドと指示されています)。
第一主題冒頭、半音階のフレーズは特徴的で、初めて聴くと「お?」と興味を引かれるはず。
最後のカデンツァ的な部分はとても美しくてうっとりします。

■ワルツ第8番変イ長調 Op.64-3
途切れ途切れで半音階を多用したメロディと意表を突く和声が不思議な世界を作り出します。
中間部は左手に現れる全音階(普通の音階)でのメロディが不思議な輝きを放ってハッとします。

■ワルツ第7番嬰ハ短調 Op.64-2
ショパンのワルツの中でも私が大好きなものの1つ。
第一主題の哀愁を帯びたメロディで一気にその世界に引き込まれます。
続いてはらはらと落ちてくるアルペジオもたまらない。
CDのライナーノーツには「全ワルツ中もっとも有名な作品」とありましたが、そうなのか?
日本では次の「子犬のワルツ」や「華麗なる大円舞曲」の方が有名と思ってるんだけどどうだろ。

■ワルツ第6番変ニ長調 Op.64-1「子犬のワルツ」
くるくると回る第一主題と落ち着いた第二主題の対比が楽しい小品。
第二主題で子犬がぴょんぴょん跳ねるようなラ♭の音もかわいらしいです。
この曲は、カイたちが子供の頃に出場したコンクール本選での課題曲。“コンクール”の枠に収まらなかったカイは予選落ちしてしまい弾けなかった曲です。
マンガではここで修平や誉子の心情ばかりが語られてカイ自身の思いは直接は分からなかったのですが、やっぱり嬉しかったんだろうなぁ。しかもショパンコンクールで演奏出来た訳ですからねぇ。

■バラード第4番ヘ短調 Op.52
この曲はポーランド民話を基にしているそうです。
父親が3人の息子を『宝物を持って帰ってこい』と他国に送り出すのですが、数年後3人は宝“物”ではなくそれぞれお嫁さんを連れて帰ってきた」というもので、思わずニヤリとしてしまうお話ですね。

序盤の静けさは穏やかな湖面を思わせますが(3拍子の揺れや静かに沈んでいく左手のオクターヴのメロディがそう感じさせるのかな)、カイの手にかかるとここはどうしても自分が育った「ピアノの森」になってしまうらしい(笑)
ここから複雑な絡みを見せながら段々とクライマックスへ向かって盛り上がっていくこの曲、うちのCD(ピアノ:カツァリス)だと11分以上かかりますが全然飽きさせない構成力・表現力が凄いです。

そしてクライマックスは落雷により焼け落ちた「ピアノの森」のピアノに重なります。ここで崩れ落ちていく鍵盤の描写がたまらんです。
ここまでカイは(というか作者・一色まことは)その演奏で森や月などの自然を再現させてきましたが(この巻でも鮮やかな風を吹かせました)、この鍵盤でまた新たなパターンを作り出しましたね。ちょっと鳥肌が立ちました。

ワルツやノクターン等、ショパンのとっつきやすい部分には飽きてきたという人にはぜひバラード(全4曲)を聴いて欲しいです。クラシック好きでもオケやってる人だとピアノはほとんど聴かない人ってたまにいて、ショパンの有名曲しか知らない人は彼をポピュラー作曲家的に捉えて軽んじてたりしますが違うよ、全然違うよ。
ただ聴きやすい曲を書くだけの人じゃないのよ、彼は。ていうか、そんな浅い作曲家だったらショパンコンクールなんて成り立たないですから!

YouTubeにツィマーマン版がありましたのでよかったら聴いてみてくださいな。

■Zimerman plays Chopin Ballade No. 4 - Part 1


■Zimerman plays Chopin Ballade No. 4 - Part 2


クライマックスのかっこよさは曲もツィマーマンも異常。
パート2の関連動画からブーニンの演奏も聴けますよ。聴き比べも面白いです。

ちなみにこの曲、「のだめ」第19巻でもターニャがカントナ国際コンクールで弾いています。ええ、そりゃもうとっても濃く。
それを想像してみると、「そりゃ最終的に落ちるよな…」てのが分かりますよ(苦笑)


それにしてもこの巻後半の充実ぶりは凄い。
前半の“ボクサーねえちゃん”の存在なんて読み終わったら完全に忘れてて、読み返して「あ〜、そういえばいたなぁ」と思い出しました(^^;)

カイの演奏はまだ前奏曲第13番〜第24番が次の巻に持ち越されています。気を持たせるぜちくしょう。

ピアノの森 15 (15) (モーニングKC)
一色まこと

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■過去のピアノの森関連エントリーです♪
◇「ピアノの森」 カイの世界に泣きました
◇「ピアノの森」7〜9巻出てました♪
◇「鋼の錬金術師」11巻と「ピアノの森」10巻♪
◇「ピアノの森」11巻は鳥肌が立りまくり。
◇「ピアノの森」12巻は戦いの火花がバチバチと♪
◇「ピアノの森」第13巻は、ショパン・コンクール開幕!
◇「ピアノの森」第14巻でライバル総登場?
◇「ピアノの森」のCDブックは…いいかも♪
タグ:ピアノの森
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2008年03月19日

「のだめカンタービレ」第20巻は…くろきんってばっ!

ふぅ〜、◇こないだやっと「ARIA」の感想が書けたのでやっと「のだめ」に手が付けられます。
じゃ、とっとと行きます!


※この先ネタバレ含みますので、知りたくない方はここでFine。それ以外の方はattaccaでどーぞ。※










この巻、前半は◇第19巻から引き続いてのカントナ国際コンクール。
ターニャは…そうか、本選まで残れなかったかぁ。でも理由が「やりすぎたから」ってのはいかにもターニャらしいというかコンクールらしいというか。
のだめが以前やったようなリサイタルならともかく、コンクールだとやりすぎる個性はやっぱりマイナスになっちゃいますよね〜。
一方の清良の方は順調に本選に進出。そしてめでたく(?)3位入賞♪
なんですが、ここでよかったのは清良よりも峰ですな。二次予選の結果発表の時、清良に見付からないよう陰に隠れながら結果を聞いてガッツポーズしていたつもりが彼女にバレバレだったのが、なんつーかかわいい。登場当初は鬱陶しい感じもあったけど、今じゃなくてはならないムードメーカーだなぁ(千秋ものだめもあまりハメを外さなくなってきたからね〜)。
本選の発表でも同じようにこそこそしてるのを清良に捕まってそこからイチャイチャしてたけど(笑)、この2人はイヤらしさが無いですね。爽やかバカップル(ぉぃぉぃ
千秋&のだめコンビはアクが強すぎるのでちょっと和みました。

そんなコンクール編でのクライマックスはやはりくろきんのビックリ発言ですよね!
コンクール予選落ちにより、経済的事情からロシアへ帰らなければならなくなるターニャに対しくろきんが言った

「生活くらい 僕ん家でもすればいいだろ!?」

はさすがに想定外。「お金なら僕がなんとかする!」くらいならあるかもしれませんが、やはりピュアなムッツリスケベ(ぉぃ…^^;)が思い切ると言うことが違います。
ここでターニャは思いっきり断りましたがまぁこれはさすがにしょうがないかと。それにしてももの凄い勢いですれ違うなぁ、このコンビは(苦笑)
ターニャは後からくろきんの優しい言葉の数々を思い出して仲直りをしに行っていましたが、ここから本格的に恋愛関係に移っていくのでしょうか?この2人の関係はまだまだ気になります。

さてさて、のだめの方ですが、こちらはコンクールに出させてくれないストレスと膨大な課題曲に埋もれているストレスとでなかなか精神的には安定出来ないようで。
ていうか、あの課題曲の数は凄いっすね。
いきなり目に入ってきたアルベニスの「イベリア組曲」とメシアンの「幼子イエスに注ぐ12のまなざし」のコンボには思わず吹きましたよ。ボリュームありすぎ。つーかメシアンは全曲ですか?これだけでもうお腹いっぱいなんですけどー。
これに対し千秋は「急いでいるのはオクレール先生なのか……?」って感想を持ちましたが、確かにそうですよね。のだめは他の生徒と比べて年齢が上、そして他の生徒より才能の放置プレイをしてきた訳で。普通に指導していたらそのまま年齢が上にスライドしたままですもんねぇ。多分、オクレール先生だって本当はもっとじっくり育てたいのだと思うのですが…。
でもそんなのだめの成長ぶりは凄い。千秋がちょっとヒントを与えるとそれ以上のものまで感じ取ってものにしてしまう。この辺の2人のコンビネーションって絶妙なんだと思いました。オクレール先生は千秋ほどヒントを出さず「もっと自分で考えなさい」的な指導に思えるのですが、それが今イチのだめと噛み合ってない部分も見えます。それが千秋だとピッタリはまってる。これはオクレール先生がダメだってことじゃなくて千秋が合いすぎるんでしょうね。
それにしても、ベートーヴェンの作風の変化・ショパンのソナタの解説等が娯楽マンガとは思えないくらいに丁寧でしたね。これ、一般の人にはちょっと難しいっすね(^^;)
でもまぁ、これについてはこないだの◇「もやしもん」第6巻のワインの等級の話と同様、普通の人は「ふ〜ん」で済ませていいと思います。第一、私だってショパンのソナタの方はまだ聴いたことが無いくらいのマイナー曲(苦笑)

そして千秋はまたRuiと共演。今度はラヴェルのPコンですねー。これは以前に私がムチを買った時にちょっと解説してます。
↓↓↓↓
◇「ムチ」買ってきました♪

確かにのだめと相性のよさそうな曲です。のだめがカントナコンクールで聴いて「やりたい!」と思ったこの曲で先にRuiが千秋と共演…。のだめが必要以上に嫉妬に狂うことは無いと思っていますが、さて次の巻はどうなることやら。

では残りは小ネタ〜。

  • コンクールに瀬川が再登場!
    ターニャが落ちた二次予選を通るも、マンガ内にどんな演奏だったかの描写は一切無く(笑)
    気になる〜。本選まで行ってるから上手いことは確かだし。

  • 171ページ!こたつの中でのだめと千秋がキスしてめっちゃいい雰囲気で見つめ合うシーンでページが終わってて。
    ここのページをめくる時はドキドキしちゃいましたよ。「まさか、次のページではもっと濃密なシーンが?」って(笑)
    そしたら「まだ……弾くか?」「もちろんデス!」って何だよそのつまらない会話は(こらこら
    上に書いたくろきんのセリフよりドキドキしたかも(ぇ

  • Lesson115最後のページで初めて「そっか!」と気付きました。
    孫Ruiってアルファベット綴りだと“Song”Ruiなのね。これはいいネーミング♪

  • 「バラとプルトニウム」の作者、「太木カズヨ」。
    やはりこれってあの占い師の名前をもじったのか?(笑)


巻末の予告を見ると、のだめと千秋は別の道を歩き出すみたいなことが書いてあるのですが、これは具体的にどうなるんだろう?
マンガとしても終わりは近いのでしょうか?続きが気になります!><

>のだめカンタービレ #20 (20) (講談社コミックスキス)
二ノ宮 知子

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■過去の「のだめ」コミックス関連エントリーです♪
◇「のだめカンタービレ」第19巻は、ターニャ覚醒♪
◇「のだめカンタービレ」第18巻は、みんながそれぞれの一歩を。
◇「のだめカンタービレ」第17巻は千秋が次のステップへ
◇「のだめカンタービレ」16巻は、男たちの成長物語(笑)
◇「のだめカンタービレ」15巻はピアノもカレーもかもしまくり♪
◇のだめカンタービレ14巻 は、のだめの才能が開く予感?
◇のだめ13巻 〜のだめと千秋共演間近♪
◇のだめ12冊一気読み(笑)

CD関連はこちら。
◇海老原大作さんと付き合ってみました♪(笑)
◇「のだめカンタービレCDブック Vol.2」でビックリ
◇今さら「R☆Sオケ」聴いてみた。
タグ:のだめ
posted by ぽぽろんろん at 00:26 | ☔ | Comment(0) | TrackBack(1) | books & comics

2008年03月15日

「ARIA」第12巻…そして時は動き出す。

さて、「ARIA」も第12巻でマンガが完結してアニメも多分あと2話で最終回。
「淋しくなるなぁ〜」と関連商品を少々(?)購入してしまいました。

ARIA最近買ったもの.jpg

左下が第12巻な訳ですが、他にアニメサントラCD3枚(アニメ第1期〜第3期のもの。第3期のは最終回が終わるまで未開封の予定)、キャラソンCD、ピアノアルバム、そして「月刊ウンディーネ」のアリス特集号。…ちょっとだけ反省している。でも、「月刊ウンディーネ」は藍華と灯里の号も予約しちゃってるけどねっ!(核爆)
他にも2枚目のピアノアルバムも出るし、「ARIA」はここぞとばかりにファンから搾取にかかっているようです(笑)もちろん、アニメ第3期のDVDも出るしね。
…DVD、第1期〜第3期まで一気にまとめ買いするかとっても迷ってます(ぇ


ま、それはおいときまして。「ARIA」のサントラですがこれはアニメを知らない人にもかなりオススメ。
バンドリン(マンドリンの親戚。イタリアのより胴体がスライム型です→◇参考ページ)、ギター、ウッドベース、ピアノ、ストリングス、パーカッションというアコースティック楽器(しかもほとんどが弦楽器)を中心とした編成で、優しい音色が流れます。ゆったりリラックス気分に浸りたい時に最適で、「サントラ」という枠を超えて上質のインストアルバムとして出来上がっています。2ちゃんとかの掲示板で「オススメのサントラがあったら教えて」というスレが立つと(私が目にする限りでは)必ず複数人が挙げるという人気ぶりです。
機会があったら聴いてみてくださいな♪

「ARIA」オリジナルサウンドトラック
Choro Club feat. Senoo

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「月刊ウンディーネ」は当初買う気無かったんですよね〜。だけど、冊子の他にオマケとしてアリア社長のフィギュアが毎号2体ずつ付くっていうじゃありませんか!即予約です。反省はしていない…こともない(苦笑)
というか事実、箱を開けた時はちょっと後悔しました。だって、

月刊ウンディーネ箱開けたとこ.jpg

冊子、薄っ!!
中の段ボールの右側、外箱との間に白いのが見えるでしょうか。それが「月刊ウンディーネ」本体。厚さ約4mm…
箱から出してみるとこんな感じ。

月刊ウンディーネ中身.jpg

社長に対する過保護っぷりがただものではありません。フィギュアは、

社長はつらいよフィギュア.jpg

女の子が落とした人形を社長が届けに行くエピソードのものと

伝説の大妖精フィギュア.jpg

灯里たちが伝説のウンディーネ、グランマに会いに行くエピソードのもの。
ちなみに後者は帽子をかぶる関係上、社長の頭が

耳無しアリア社長.jpg

こんなことになっちゃっているのがかわええ(笑)

冊子の中身は完全にオリジナルでしたね。マンガやアニメの使い回しってのが全く無かったので、まぁこの薄さでもしょうがないのかなと。
それにしても、この中のオリジナルマンガは笑わせてもらいました。ウンディーネの超常バトルって(^^;)
血しぶきが飛び、歌声の振動で教会の鐘まで落とす。…一体どんなテニプリですか(笑)
フィギュア目当てで買ったものではありますが、冊子自体の内容も楽しみにあと2冊を待ちたいと思います。


…さて、本題。
何つータイトル付けてんだかって感じなのですが、でもこの巻を一言でまとめるとこのDIO様の言葉になってしまうんだよなぁ。
ということでARIA第12巻の感想です♪
最終巻なので言いたいことを全部書いてやろうと思ったら、もんのすごく長くなってしまったので頑張って半分以下に圧縮しました。
この巻はどの話にも書きたいことが多すぎて、おかげでエントリー上げるまで一週間近くかかってしまいましたよ。仕事でブログ書く時間もあまり取れなかったしねぇ。

では行きますか。


※未読の方はネタバレにご注意ください。また、アニメのネタバレも含まれると思いますのでそちらの最終回を楽しみにしている人もご注意を!※









このマンガ、連載開始してからしばらくは灯里(あかり)の昇格試験や藍華たちとの出会い等、灯里とそれを取り巻く環境が変わっていましたが、ここしばらくは季節は巡るものの時が進んでいるという感覚はほとんどありませんでした。言ってみれば「サザエさん」みたいな状態?(もちろん「サザエさん」とは違って1年経てば年を取ってはいたようですが)
それが第11巻の最後でアリスがプリマに飛び級昇格したことで、その止まっていた時間が再び動き出しました!(でもそのきっかけは同じ巻でのケットシーとの別れにあると思ってますが)
そしてこの第12巻では、その流れ出した時間が一気に雪崩れ込み、大団円に向かって突き進んだ印象を受けました。

藍華のプリマ昇格&栄転、灯里のプリマ昇格、アリシアさんの結婚&引退、そして新しくアリアカンパニーに入社してきたアイちゃん(アニメオリジナルキャラだったのにここで登場とは!さすがに大きくなったなぁ)。あまりのイベントの多さに(?)灯里の昇格試験は「え?これだけ?」という描写の少なさ、そして藍華に至っては試験自体の描写が無く…。昇格試験に限ればちょっと寂しい内容でした。
でも!その分、他のエピソードはホントによかった♪

一足先にプリマになり仕事に忙殺されて灯里たちと会うヒマも無いアリス。会いたいけど人間関係に不器用なためいい口実も思い浮かばず、独り「淋しいよう」とつぶやくシーンは本当に切なくて。
そこに気付いてこっそり灯里と藍華を呼ぶアテナさんはさすが気配りの達人(直接の描写は無かったけど、アリスを心配そうに見つめるコマがあったからきっとそうだと勝手に思ってます)。
そして、「会うきっかけがない」というアリスに灯里が言った

「会うためのきっかけも特別な理由もいらない
アリスちゃんだけで充分だよ」


はまさに名言。親友ってそういうものだよね。でもこういうことってなかなか気恥ずかしくて言えないのに、さらっと口に出来ちゃうところが灯里たる由縁。ホント灯里はいい子だなあ。

アリスにプリマ争いで先を越された藍華についても、以前の彼女ならおそらく精神的にかなり落ち込んだと思うのですが、それどころか闘志を燃やしあくまで前向きに消化したところにも彼女の内面的な成長をしっかりと感じたり。

そして灯里。
この巻でいちばん環境が変わったのは間違いなく彼女な訳で。自分がプリマになった途端に心の支えだったアリシアさんが引退、自分一人でアクアカンパニーを背負って行かなきゃならなくなるってのはさすがに酷すぎる(苦笑)
そこに不安になりながらもちゃんと前を向いて歩いていくところはやっぱり素敵。
そして印象に残ったのは

「たぶん私はこの大切な時間と居場所がずっと変わらずに続いていくんだって
心のどこかであたりまえのように思っていたんです」


のセリフ。これは灯里の気持ちであると同時に読者の気持ちでもあるでしょう。
私もこのマンガはまだまだ「変わらずに続いていく」と思ってましたし、そうであって欲しかったですから。


そして、この動き出した時間っていうのは何も前向き一直線ばかりじゃなくてクルッと円を描くものもあるんですよね。
それは新人プリマとして歩き始めた今の灯里たち3人そのもの。彼女たちが「新しい道」として歩いている道はかつてアリシアさんたちが通ってきたものなんですよね。もちろんそこはさらにたくさんの先輩たちも通ってきた道でもあり。
最終話、その道を歩き始めた灯里の回想シーンとして登場したのは第6巻のエピソード。アリシアさんたちの

「(半人前だった)あの頃の楽しさに囚われて(プリマになってからの)今の楽しさが見えなくなっちゃもったいないもんね」
「あの頃は楽しかったじゃなくて あの頃も楽しかった…よね」
「今──楽しいと思えることは 今がいちばん楽しめるのよ」
「だから いずれは変わっていく今を この素敵な時間を大切に ね」


の言葉は、既にその道を通ってきた彼女たちだから言えるんですよね。そしてそれはこれからの灯里たちにも繋がっていく訳で。
この最終話は、前向きな時間の流れとループする時間の流れのコンビネーションが絶妙なんですよね〜。作者の天野さんはこの最終回のプロットをもうずっと前から練って決めていたんじゃないだろうか?

そして最大のループは最後の最後、アイちゃんとの朝食シーンですよ。

いきなり食べ終わっちゃってるアリア社長→社長の口を拭く灯里→朝食を食べるアイちゃんをジッと見つめる灯里→それに気付きフォークをくわえて固まるアイちゃん→「何でしょう?」と聞くアイちゃん→にっこり笑って「ちょっと嬉しいだけだよ」という灯里


この流れ、灯里をアリシアさんに、アイちゃんを灯里に置き換えると「AQUA」第1巻で新入社員の灯里がアリシアさん&社長と最初に朝食を食べるシーンと一緒なんですよね。
「AQUA」と「ARIA」の全14巻をずっと読んできた私としては、この後灯里とアイちゃんがまたかつての灯里とアリシアさんと同じように楽しい日々を過ごしていくんだろうなということを想像しちゃう訳です。そしてまたアイちゃんに友達や後輩が出来て…というループが見えてにんまりしちゃう。こうやってあれこれとその後を想像させてくれる終わり方はいいですね。

あ、そういえば1つだけ特殊な時間の流れがありました。灯里とケットシーの関係。最終話の灯里からはケットシーとの思い出が全て消え去ってしまっている!
それが大人になるってことなのでしょうか。
そんな中で純粋な心を持ち続けている灯里にだけ“今の”ケットシーと交流を続けることが出来ているのかなとちょっとだけ思いました。
でも再会することは…もう無いのかなぁ。


ということで。
天野こずえさん、「AQUA」2巻と「ARIA」12巻もの間美しい景色と心暖まるエピソードの数々を見せてくださってありがとうございました♪
今度はアイちゃん編をよろしくお願いします(笑)

ARIA(12) (BLADE COMICS)
天野こずえ

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■過去のARIA関連エントリーです♪
◇「AQUA」と「ARIA」はでっかい癒し系♪
◇「ARIA」第11巻はアリスに尽きますって♪
タグ:ARIA
posted by ぽぽろんろん at 21:47 | ☔ | Comment(0) | TrackBack(1) | books & comics

2008年03月07日

今月は買うマンガが多すぎる…

昨夜友達から借りた「ワンピース」を読んでいたら、(意見等が)「的を射ている」という表現に「まとをえている」という振り仮名が付いていたのを見て反射的に「バカか?」とつぶやいてしまいましたぽぽろんろんです、こんばんは。
別に当て字ならいいのですよ、「宇宙」と書いて「そら」と読ませようと「友」と書いて「ライバル」と読ませようと。あるいは百歩譲って「的を得る」って書いてあっても振り仮名の「まとをえる」と整合が取れていればまだ納得できます。けど「射る」を「える」っつーのは当て字とも違うし、今の日本じゃどう頑張ったってそうは読まないでしょ?
ちょっとググってみたら、これって連載時からそうだったらしく。意図的なのか取りこぼし続けてるのかがよく分からんです。困ったもんだ。


さて、タイトルの件ですが。
先日◇「もやしもん」第6巻を買った私ですが、一昨日にも「ハンター×ハンター」第25巻と「ホムンクルス」第9巻を購入、さらに今月は新刊ラッシュです。
10日に「ARIA」第12巻、13日に「のだめ」第20巻、21日に「ピアノの森」第15巻、22日に「ハガレン」第19巻。何で今月はこんなにかたまって出るんじゃあ〜!

特に「ARIA」はついに最終巻。楽しみ〜♪…ってなるはずだったんだけど、今やってるアニメ第3期をニコニコ動画で見たらコメントが盛大なネタバレの嵐で知りたくないことを沢山知ってしまいました(苦笑)
あとは「ピアノの森」も久しぶりの新刊ですね。もうストーリー忘れちゃってるのでまた読み直さなくちゃ。

しかしこれだけ出ると、何かチェックし忘れてるんじゃないかと心配になってしまいます。「とりぱん」とか「よつばと!」はまだ…だよね?
posted by ぽぽろんろん at 00:09 | ☀ | Comment(2) | TrackBack(0) | books & comics

2008年03月04日

「もやしもん」第6巻は予想以上のデカさ。

こんばんは。お久しぶりです。何とか生きていました(^^;)

ここしばらくは、◇こないだ壊れたうちのデスクトップPCのCドライブを再セットアップや客先仕事続きで忙しかったりしたのですが、いちばんキツかったのはそんな中で体調を思いっきり崩してしまったこと。おかげで客先仕事のほとんどを発熱状態でこなすハメに…。解熱剤と栄養ドリンクが無かったら今頃かなりピンチだったかも。◇銀のベンザブロック◇ルル滋養内服液ゴールド、ありがとう。君たちのおかげで私は助かりました。

ということで今日になってやっとこさ体調は戻った感じですが、その間ネットにはほとんど繋げずにいた訳で。レスとかトラックバックとか頂いていたのに申し訳ありませんでした。
m(_ _)m


ではめっちゃ遅くなってしまいましたが本題へ。「もやしもん」第6巻の感想です♪

※この先ネタバレかもしまくりにつきご注意を。発売から日は経っていますが念のため。※






さてさて、この巻はオリゼーぬいぐるみ付きの初回限定版を買ったのですが、届いたAmazonの箱を開けてみたら中からはまた箱が出現。

段ボール.jpg

大きさは20cm×25cm×35cmくらい。見た瞬間、「マトリョーシカかよ!」ってつぶやいてしまった。
内容物はこちら。

段ボールの中身.jpg

一つずつ紹介しますと、まずはおまけその1、ブックカバー。上の写真では右上にあるヤツです。
よ〜く見ると菌たちがプリントされています。下の写真で見えるでしょうか。

ブックカバー.jpg

そしておまけその2、コミックス(ぉぃ

コミック表紙.jpg

今回はほぼ全編フランスが舞台なので表紙がトリコロールです(ちなみにイタリアのは同じ三色旗でもトリコローレと呼びます)。そしてペアルックで手を繋ぐ美里と長谷川。今回はちゃんとメインテーマが表紙になっててよかった(笑)

そして、メインであるオリゼー。

40cmオリゼー.jpg

さすがは40cm。でかいっす。かわいいっす。せっかくなのでうちにあるオリゼーたちを並べてみました。

オリゼー勢揃い.jpg

他と比べるとちょっと顔の縦横比が違いますね。他のは少し横長だけど今回のは真ん丸に近い。なので少し目と口の間が離れてるかな?ちょっと鼻の下を伸ばしてるようにも見えたり(笑)
でもこのふわふわ感はいいですね〜。この感触はこの大きさじゃないと出ませんよ♪ということでこれはまた大事にしまっておきます。


…さて、ではおまけその2じゃなくて本当の本編の方へ。
政略結婚のためにフランスへ連れて行かれた長谷川を取り戻すべく沢木たちがフランスへ乗り込んだのですが、ひょんなことから現地のワイン農家の問題にも首を突っ込むハメに。大きなエピソードが2つ並行して進んでいったので今回は菌たちよりも人間が主役の部分が高かったですね。

まず長谷川の逃走劇を美里・川浜の2人が手伝った訳ですが、ここでの長谷川&美里はいい雰囲気出しまくりですな。特に美里は、長谷川の手を取って引っ張っていくところ(ここは手を握られてびっくりする長谷川の顔もかわいい!)とか夜の畑道での「別に嫌だったら逃げてもええと俺も思うで」からの一連のセリフとか、不器用ながらかっこええじゃないか。もうフラグが大豊作(笑)
ただこのマンガでそういう要素を今後増やしていくのかなぁ。個人的には「動物のお医者さん」みたくその手のは一切無しで行って欲しいのですが。

それにしても婚約者の龍太のキャラは相変わらず。特に前半、

「僕なりのですねェ、マリアージュをご提案しようと思いましてねェ。
 日本の文化、刺身にあう白ワインを探してみたんですよ
「フランスの銘品『ゲランの塩』で食べる刺身はわさび醤油より勝ると」

…ホントこういう奴とは飲みたくない(^^;)
この巻でオリゼーが「ワインを知ったふうに語る奴はなぜちとイラつくのか」と言っていましたが、ホントそうですね。まぁこれはワインに限らずの話ですが。
上のセリフの直後、刺身に醤油をドバドバ垂らす沢木とかもしまくりのオリゼーがとってもステキでした(そのポーズも含めて)。

そして、その後酔っぱらった長谷川に

 「ってさぁァ とってもセクシーよね……」
 「ねェ、血、出してよ「血」「血」

とやられて彼は散っていった訳ですが(^^;)
お酒が入った時の長谷川は無敵ですな。しかも春祭の時の「生肉好き?」よりも表現がストレートだし(苦笑)

結局この後龍太はいったん男を見せようとしましたが、文字通り力尽きて縁談は無くなる方向に動くようですね。まぁ、最初から誰が見ても長谷川とは合いそうもない人間だったからなぁ。最後は龍太も素直になれたしよかったのではないでしょうか。

一方の沢木の方はワイン農家の娘(かつ蛍のドッペルゲンガーその2)であるマリーとの絡みがメイン。こちらはマリーの家の跡継ぎ問題を菌たちの力を借りつつ解決。だけどやっぱり美里と比べると存在感が薄かったかも(苦笑)

そしてこれに絡めてこの巻ではワインの雑学がいろいろと詰まっていたのですが……もう訳分からん。特にランク分けなんてもう…覚えるのは諦めました(ぇ
とりあえず、ボルドーとブルゴーニュの違いは覚えておこうと思います。

■ボルドー:
・瓶の肩が張っている
・複数のブドウをブレンド
・長熟が得意
・濃くて豊かな味
・ブルゴーニュ人曰く、
「ボルドー?ありゃくさった泥水だ。飲めたもんじゃねェ」

■ブルゴーニュ:
・瓶の肩がなで肩
・単一種のブドウで作る
・若くても美味しい
・沈殿物(オリ)が少ない
・ボルドー人曰く、
「ブルゴーニュなんて酸っぱくて高いだけのジュースもどきだ」

…あ〜、相変わらず長くなってしまった。
ということであとは箇条書きで。

  • 欄外、オリゼーの虫歯菌コスプレは確かにかわいい。

  • 富士山のバイオトイレ、知りませんでした。結構前からあるんですね。
     ↓↓↓↓
    ◇富士山にある「バイオトイレ」って何? | エキサイトニュース

  • 第69話欄外の作品紹介。
    「このお話はどうやらアニメが好調な原作マンガで、もちろんフィクションですが、そのアニメの世界では、例えばオノで人を殺傷した事件がおきると似たようなシチュエーションがあるアニメは放送中止または延期になるそうで、現実におきていることですが、何じゃそれって、皆さん思いませんか?(この文責:担当)
    …ホントにねぇ。まぁ「◇Nice boat.」のヤツは実際にグロくて「事件に関係なく地上波は無理だったんじゃね?」って感じでしたが(以前、ニコニコ動画にあったので興味本位で見てみたらビックリした…)。でも、特に少年事件だと因果関係を過剰にアニメやゲームやネットに結びつけたがる傾向がありますよね、報道メディアって。

  • 日本酒の敵、火落ち菌はワインでは欠かせない乳酸菌だそうな。こういうのって面白いですね。そういや、貴腐ワインをかもすB.シネレアも基本は病原菌だとか。う〜む、かもしって奥が深い。

  • 作者が初めて買った音楽ソフトが「Love song 探して」(FC版ドラクエ2で復活の呪文を入れる画面の音楽)とは(笑)

  • 恒例のコミックス下側かもしが何だか最初分からなかったのですが、どうやらこれもトリコロール?

    コミック下側.jpg



この巻の最後できっちりフランス編が終わったので次がどうなるのか全く想像が付きません。恒例の巻末予告では美里と長谷川(?)が宇宙に飛んでましたが(笑)

もやしもん 6―TALES OF AGRICULTURE (6) (イブニングKC)
石川 雅之

◇このアイテムの詳細を見る


…通常版だと表紙が子供時代の長谷川と龍太なのね(^^;)



■過去のかもされ関連エントリーです♪
◇「もやしもん」にかもされそう(笑)
◇成分解析「もやしもん」ばーじょん♪
◇「もやしもん」3巻は表紙が卑怯だ(笑)
◇「週刊石川雅之」はフランスの国鳥が卑怯だ(笑)
◇「もやしもん」第4巻は、樹教授の怖さを知りました(笑)
◇「もやしもん」第5巻は…表紙誰やねん!(笑)
◇「もやしもん」アニメ見たよー♪
◇「もやしもん」アニメとDVDとマンガと。
◇「もやしもん」アニメ第4話の一言にげんなり…
◇「もやしもん」アニメ第5話…、やっぱ(自主?)規制って寂しいのぉ…
◇「もやしもん」アニメ第6話はニワトリにもかもされた(笑)
◇「もやしもん」アニメ第7話は…、げげっまだ続くの?
◇「もやしもん」アニメ第8話は…、いやん、セクシー(笑)
◇「もやしもん」アニメ終わった〜。
◇かもすたっふぃんぐがやってきた♪
タグ:かもすぞ
posted by ぽぽろんろん at 00:34 | ☀ | Comment(5) | TrackBack(0) | books & comics

2008年01月07日

宮本文昭のクラシック本はお勧めデス♪

帰省する時には途中の本屋さんでマンガとか新書・文庫本の類を見て回ったり買ったりしている私ですが、この年末年始にこちらを購入しました。

疾風怒濤のクラシック案内 (アスキー新書 41)
宮本 文昭

◇このアイテムの詳細を見る


オーボエ奏者として名を馳せた宮本文昭さんによるクラシック本です。宮本さんについてはNHK朝ドラ「あすか」のテーマ曲を演奏していた、と言えば分かる人も多いでしょうか。昨春にオーボエ奏者を引退してしまいましたが、今は指揮者・音楽プロデューサーをやっているようです。

この本は宮本さんの体験談などを交えながらいろんな曲や作曲家を紹介しているのですが、これがなかなか面白い♪
自身の体験に基づいて紹介しているので、話に説得力がありますね。また、親しみやすい語り口なのでそれらの体験談にも「へへん!俺はこれだけやってきたんだぜぃ」みたいな嫌味も無くスーッと頭に入ってきます。
どの曲でも、「ここがこういう風に面白い!」っていうのを本当に楽しそうに説明してくれるので、読んでいるこっちも「これは面白そうだ。聴いてみたい!」という気にさせられました。
私の苦手分野であるモーツァルトやブラームス、バッハなどの話もとっても楽しく読めました。これは奇跡です!(っていうのはちょっと大袈裟だけど^^;)
これを機会に、今うちには「レクイエム」くらいしか無いモーツァルトのラインナップをちょっと揃えようかと結構本気で思いました。

この本でいちばん印象に残っているのは「アダージョ」の説明ですね。宮本さん自身も高校の先生の受け売りらしいですが、単にテンポだけの説明じゃなくて
アダージョとは、すべてが吸い取られるような「静けさ」だと思います。足跡がひとつもついていない白い雪の上を(中略)静かに歩いていく。

としたのはホント秀逸。札幌に住んでいた頃の雪の日の静けさを思い出し、一瞬自分の周りが無音になった気さえしました(実際はスーパーひたちの中だというのに)。
これの詳しい説明はぜひ読んでみてくださいな。

クラシック音楽の経験がある人ならかなり楽しく読めると思いますが、そうでない人でも抵抗無く読めるんじゃないかなぁと思いますのでぜひどうぞ♪



ちなみに、先日水戸芸術館へ行った際にこういう本も買っていたのですが…

笑えるクラシック―不真面目な名曲案内 (幻冬舎新書 ひ 2-1)
樋口 裕一

◇このアイテムの詳細を見る


全然笑えませんでした(ぇ
本のタイトルとは裏腹に、「この曲は何が面白いのか」を固い文章でまじーめに説明しているため、読んでいて肩が凝ってしまった(苦笑)
まえがきには
クラシックというものも気軽に聴けるおもしろいものだということをわかっていただきたい。
本書がきっかけになって、少しでも多くの人にクラシック音楽を聴いてほしい

とあるしタイトル的にも入門書の一種のつもりだと思うのですが、この本自体が気軽に読めないという(爆)
なのでこちらはオススメしません(Amazonへのリンク貼ってるくせに)。
でも、クラシックは気軽に聴いてみてくださいね♪


ということで、最近読んだクラシック本の紹介でしたー。
posted by ぽぽろんろん at 00:09 | ☔ | Comment(2) | TrackBack(0) | books & comics

2007年11月14日

「のだめカンタービレ」第19巻は、ターニャ覚醒♪

昨日は20時〜7時まで11時間爆睡しましたぽぽろんろんですこんばんは。一昨日が夜間作業の関係でほとんど寝ていないこともあって、そりゃもうぐっっっすりと。全く目覚めることなく睡眠を貪らせて頂きました〜。
おかげで今日はスッキリ。やっぱり睡眠は一日に10時間以上必要ですね〜。一日が30時間くらいあればいいのに。

さて、今日の本題。「のだめ」最新巻の感想です〜。

※この先ネタバレ含みますので、知りたくない方はここでFine。それ以外の方はattaccaでどーぞ。※








久しぶりに清良&峰登場!
いやぁ〜、懐かしいですねぇ。確かに清良は同じ大陸にいる訳でいつ出てきてもおかしくなかったですが(パリ〜ウィーンはちょっと遠いけど^^;)。
峰までパリに来るとは思っていませんでした。
でも真澄ちゃんがチョコの箱にしか登場しなかったのは残念(笑)

この巻は、カントナ国際コンクールの予選とそこへ向けてのいろいろがメインと言っていいでしょうね。
そこへ挑むターニャ、ユンロン、清良が話の中心になっていた印象です。前半にのだめと千秋の夫婦漫才もあったしジャンとゆうこも出てきたけど後半行ったら忘れてた(ぉぃ

しかし恋の力とは恐ろしい(^^;)
これまでピアノではあまりパッとしていなかったターニャが、「くろきんと一緒にいたい」という思いだけ(じゃないけど、まぁ似たようなもんでしょ)でいきなり上手くなっちゃうなんて。
元々素質があったんでしょうけど、恋のモチベーションでグンと上手くなるところが恋愛体質のターニャらしいというか。
一次予選も通りましたし、どこまで行くか楽しみですねぇ。
フランクが「相変わらず濃いよ…でも…すごい集中力」と評したショパンのバラード、聴いてみたいっす。「ロシアの雪が見えた」というバッハも興味あり(笑)
そしてくろきんへの恋の行方も楽しみ。寝ていたくろきんの隙を見てキスしちゃうなんて、どっかの誰かさんも第3巻の終わりくらいでやっていたようなー。
これはこの恋も上手く行くフラグか?(違う違う^^;
ターニャはくろきんへの乙女心が見え始めてからだんだん好きになってきたキャラなので、ぜひ上手く行って欲しいものです。

一方のユンロンの方は集中力が空回りして予選落ち…。まぁ、最後まで残るメインキャラは1人でいいっていうことですね(それも違う違う

ヴァイオリン部門の清良ですが、これまた順当に一次予選通過。
コンクール直前では壁にぶち当たっていましたが、のだめたちに会って簡単に自信が復活。いや、本当は簡単じゃないんでしょうが、それが出来ちゃうのはやっぱり元々の才能なんでしょうね。羨ましいぜ全く。


あと、峰が来たことでR☆Sオケの近況が分かった訳ですが。
…(^^;)
まさか沙悟浄に行くとは思わなかったよ。これは私も勇気が出た(ぇ
よし、薫は私がもらった!(何だよそれ
ただ、R☆Sオケ自体はちょっと寂しい方向に流れつつあるようで…。
やっぱり結成当初のモチベーションっていうのはなかなか続かないですよね。発足当初の主要メンバーもあちこちに散っちゃってるし、峰だけで盛り上げ続けるのもさすがに大変そう。
でも千秋たちが凱旋するまで残っていて欲しいですよね。んで、のだめをソリストに迎えてピアノ協奏曲やってマンガ終了っていう(勝手に決めるな


小ネタとしてはジャンの彼女ゆうこが32才!という衝撃の事実に思わず手が止まりました(笑)
そこからジャンのプロポーズ→千秋に「きみも結婚しなよ」と言うジャン→その欄外の“死なばもろとも”のフレーズ、の流れに笑いました。

あとは、のだめとの“自分が音楽家で無かったら…”という話で裏軒で働く姿を想像してる清良。普通それは無いって(笑)
峰がそんなに好きなのね〜。とちょっと羨ましくなってしまった。


次の巻もターニャと清良を中心に話が進むのかな?
ターニャのコンクールと恋の行方、そして清良も峰と久しぶりに会ってどういう展開になるのか?この辺りを楽しみにしたいと思います。

ん?千秋とRuiの共演?
…何かどうでもよくなってきた(ぉぃ



■過去の「のだめ」関連エントリーです♪
◇「のだめカンタービレ」第18巻は、みんながそれぞれの一歩を。
◇「のだめカンタービレ」第17巻は千秋が次のステップへ
◇「のだめカンタービレ」16巻は、男たちの成長物語(笑)
◇「のだめカンタービレ」15巻はピアノもカレーもかもしまくり♪
◇のだめカンタービレ14巻 は、のだめの才能が開く予感?
◇のだめ13巻 〜のだめと千秋共演間近♪
◇のだめ12冊一気読み(笑)

CD関連はこちら。
◇海老原大作さんと付き合ってみました♪(笑)
◇「のだめカンタービレCDブック Vol.2」でビックリ
◇今さら「R☆Sオケ」聴いてみた。
タグ:のだめ
posted by ぽぽろんろん at 00:30 | 東京 ☀ | Comment(2) | TrackBack(0) | books & comics

2007年11月07日

「とりぱん」第4巻はつぐみん萌え(笑)

やばいやばい、感想書くの遅くなっちゃった。これ済ませておかないと来週には「のだめ」第19巻が出ちゃってどんどん書くものが溜まっていってしまうからねぇ。
では簡単に。

※発売から日が経っているしもう大丈夫だとは思いますが念のため。この先ネタバレ含みますのでご注意を。※




この巻では、引っ越した仕事場に新しいエサ台が完成!
これに伴って登場する鳥の種類が増えてマンガの中身も大賑わいとなりました。
仕事場にシメとコムクドリ。実家にもコガラ、ヤマガラ、ゴジュウカラとてんこ盛り♪
いちばん印象に残ったのはコムクドリ。特に正面の顔がかわいいというかある種キモいというか(笑)
鳥離れしたのぺっとお顔立ちについ笑ってしまいます(実物はもちろんのぺっとした顔とは違いましたが)。オスのクルクルほっぺもいいなぁ。

そして何と言ってもこの巻はつぐみん(つぐみ)ですよ!
仕事場に現れたつぐみん、登場時には実家のと違って強気だったのに、ヒヨとの初遭遇で完全に気圧され結局同じようになってしまう様がもうかわいくてかわいくて。
また、いろんな鳥に大好評だった新食材バナナに関する一連のエピソードもいいわぁ。実家のつぐみんに食べて貰おうといろいろと作者が策を練るもことごとく裏切ってくれるつぐみんがこれまたかわいくてかわいくて(笑)
これは言葉で解説しても伝えられないですね。ぜひ画でそのラブリーさを味わって頂きたいと。

ヒレンジャー(ヒレンジャク軍団)とキレンジャー(キレンジャク軍団)にも笑わせてもらいました。
数にものを言わせ敵(=他の鳥)を駆逐しエサを食べまくる!
TVの戦隊ものやTVゲームのRPGもので暗黙の了解となっている「1人の敵を多数で寄ってたかってやっつける」という公式が鳥の世界でも成り立っていたとは新発見でした。
そしてその結果(?)他の鳥も軍団を作り始め、いつしか庭のエサ台は100羽超の鳥で埋め尽くされることに!…すげえ。アホだ(褒め言葉として^^;)
そんな中でもあっさりと他軍団に圧倒され解散してしまうつぐみん軍団がまた…(苦笑)
いとおしすぎます(^^;)


「とりぱん」というマンガは単行本1冊1冊にかなりのネタを詰め込んでいるので、「第4巻なんてネタ尽きるんじゃ?」とか思っていたこともありましたが、すみませんとっても面白かったです(笑)
m(_ _)m
第5巻も楽しみに待ちたいと思います。つぐみんのさらなる活躍を期待して(^^;)



■過去の「とりぱん」関連エントリーです。
◇「とりぱん」は季節を感じる鳥マンガ♪
◇「とりぱん」第3巻はどっちかと言うと「むしぱん」(笑)
タグ:とりぱん
posted by ぽぽろんろん at 23:49 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | books & comics

2007年10月30日

むりやり流行りに乗ろうと「恋空」読んでみた。

※思いっきりラストまでネタバレしてますので、原作未読で映画を楽しみにしている人とかは読まない方がいいですよ!※
※あと、相変わらずの長文です。ごめんなさい※







巷の若いもんにケータイ小説が流行っているようで、続々と紙媒体で出版されたり映画化されたりしてますね。
もちろん私は今までケータイ小説なんて読んだことも無かったから、その知識なんて2ちゃんとかでよく貼られている有名なコピペくらいしか知りませんでした。
これね。
↓↓↓↓
「ギャ!グッワ!待ってくれ!待ってくれ!」
 オヤジは、叫んだ。
 「許してくれよ!入れたかっただけなんだから」
 「バキッ!ボコッ!」
 ケンはかまわず殴り続ける。
 「ヒッー!助けてー!助けてー!」
 オヤジが悲鳴に近い叫び声をあげた。
 「お前みたいな奴がいるからいけないんだ!」
 ケンが叫びながら殴り続ける。
 「ギャー」
 オヤジの血があたりに飛び散った。ケンのコブシも血で染まっている。
 「世の中!狂ってんだよ!狂ってんだよ!」
 ケンの形相は、もうフツウではなかった。その様子を見ていた、ミクも従業員も言葉を失ってしまっていた。思わずミクが言った。
 「店長!それ以上やったら死んじゃう!」
 「ガッシ!ボカ!」
 ケンには、まったく聞こえていない。オヤジも失神したのか動かなくなった。
 「キャー、やめて!」
 ミクが叫んだ。
 「あっ……はい」
 従業員が後ろからケンを押さえた。

…Yoshiという人の作品からの引用らしいです。
まぁ、この文章だけ見たら失笑するしか無いのですが、これだけで全部決めちゃうのもよくないしねー。
ということで、「よーし、じゃあおじさんも頑張って読んじゃうぞ♪」と◇主演:新垣結衣、主題歌:ミスチルで映画化される恋空を読んでみました。
もちろん、本じゃあ無いっす。元ネタのケータイサイトの方で。
↓↓↓↓
◇美嘉のホームページ[魔法のiランド]
※ケータイサイトですが、PCでも閲覧可能です。

感想ですが、正直言って思ってたよりはマシでした。
上の文章があまりにあまりだったからかもしれないですが、それに比べれば読めました。まぁ文章って言っても会話文がかな〜り多いですし、誰があーした私がこー言ったの羅列が多いのは上のコピペと似たようなもんなので良くも悪くもサクサク行っちゃうんですが。


内容は、“平凡”な女子高生・美嘉がなぜか結構モテちゃって、恋や友情やその他もろもろに悩んだり喜んだりするストーリー。
自称平凡な女の子がイケメンから2連チャンで告白されちゃって後々2人の間で迷っちゃうってパターンはベタな少女マンガっぽいかな?
そして1人目の彼氏・ヒロはワルなんだけど優しい、2人目の彼氏・優は大人っぽくて優しい、っていうこれまたベタ(苦笑)
んでこういうシチュエーションの場合、美嘉が最終的にどちらを選ぶか?ってのはもうパターンが決まってるんです。はい、そーですあなたが思ったとおりです(正解は最後まで読めば多分分かります)。
そしてここに絡んでくるイベントとして、レ○プ+輪○はされちゃうし、彼氏と学校の図書室でピーーした挙げ句妊娠しちゃうし、そして流産しちゃうし、自傷行為はしちゃうし、シンナー吸わされて男にピーーされかけて、そして気付いたら付き合ってる彼が隣で別な女性とピーーしちゃってるし、そんなんが物語の最初4分の1くらいまでで怒濤の勢いで繰り広げられちゃうのよね。
展開の早さが異常です。ビックリします。1つ1つのイベントがあっという間に走り去っていきます。
まぁ、苦しいシーンをあまり細かく描写されても困るところはあるし、これはこれでいいのかな?
ピーー描写もほとんど無かったですしね(その代わりキスシーンやその後触れ合ってるところはなぜか結構丹念でした。読者サービス?…とは違うか。そういう目的の作品じゃあ無さそうだし)。


では、いいなと思った点から簡単に。
まず、美嘉の心理描写がもの凄く細かいです。それこそまさに少女マンガと言いますか。自分の幸せな状況・不幸せな状況に陶酔してポエミーな世界へどんどん突入していきます。
という訳で、美嘉に感情移入してのめり込めちゃう人はすぐに彼女になりきれちゃうので読みやすいです。
主人公視点の描写しか無いこともポイントですね。基本的に美嘉の見たもの・聞いたものしか描写されないので、イヤでも自分が脳内で思い描く風景は美嘉の感じたものになります。言ってみれば美嘉になって物語を読まざるを得ません。
そして、日常の風景で繰り広げられる会話やメールはまんま現代の女子高生な訳でテンポもいい。
他にも、彼氏をめぐる他の女の子とのすったもんだとかクリスマス等のイベントとか、女の子が共感しやすい部分は細かく網羅されてるんで、確かにこれは女子中高生が抵抗無く読めるはずだなぁと。

あとは、小物の使い方が上手いですね。
「ピース」のおまじないとか、指輪等のアイテムへの意味・思い出の付け方とか、「そこでそれ持ち出してそういう回想に持って行くのか〜」みたいにちょっと感心しちゃいました。
それから、作品中でヒロとの思い出の場所を川に、優では海に設定し、それぞれのキャラクターに重ねたりとか、ちょこちょこ小技を効かせてます。
そうやって伏線も一生懸命回収していて、この辺りは「ただ素人が書いた」というレベルからは1歩抜け出してる感じも受けました。


次に、今イチと感じてしまった部分を長々と(ぉぃ
まずこれは先に書いた長所の裏返しになりますが、主人公以外の登場人物の描写がほとんど無いのよね〜。そして彼らの言動ってのが対主人公のものしか無いんです。
そしてそのほとんどが主人公に(というかストーリーに)都合のいいような感じ(主人公が虐められたりすることも含めて)。だから人物関係が薄いし狭い。美嘉以外の人物の心理描写が無いのでそれらの人物の行動理由とかそういうのが分からない。文脈から読み取りたくても材料が無い(材料は美嘉の想像のみ)。
まぁ、これまで書いているように美嘉の一人称物語なのでこれはこれでこういうもんだと割り切ることは可能…かな?

ストーリーでツッコミ入れたい部分もちょこちょこと。
まずビックリしたのは、英語が得意という美嘉が大学入試の時に「過去形のedと、現在進行形のingだけはちゃんと書けた」みたいなことを言っていたこと。


…本当にあんた英語得意?


「あれ?これ、大学受けてるんだよね?高校入試じゃないよね?」って確認しちゃいましたよマジで。つーか高校入試でもこのレベルは無いか。

そして、他教科はボロボロだったらしいのに大学合格しちゃってたのがさらにびっくり


…どんな大学だよ。落ちた受験生はどんなんだよ。


まぁ、実際のところ作者は英語はあまり得意じゃなかったんでしょう。と思うしか無いです(でも、参考書引っ張ってくればもうちょいマシな描写が出来たとは思うけどね)。

あと、違和感があったのは美嘉の両親ですね〜。
美嘉が妊娠した時に産ませることをわりと簡単に認めちゃうし、美嘉と彼氏の同棲もあっさりとゴーサイン。
この「子供にとって都合のいい物わかりの良さ」は私にとってかなりの違和感がありました(同棲はまだしも高校生の出産をそんなにあっさりと受け入れられる?)。

他にも、特に後半部分でツッコミ入れたい部分はちょこちょこと。
まぁでもそれはそれで構わないっちゃ構わないです。多分。
何だかんだでいちばん引いたのは、ヒロが実は癌を発病していたことをラスト近くで美嘉(&読者)が知った時だわ。


あ〜あ、結局「重病で泣かせよう」パターンなのか…。


しかもヒロが亡くなる直前一時退院した時に美嘉と最後にピーーしてたので「もしや…」と思っていたらやはり、彼が亡くなった後に新しい命を授かったことを知るという…。


あ〜あ、ここまでベタでしたか…。


まぁ確かに作者は素人さんですしね。「おおっ、このラストはすげーっ!」という感じの意外性のある展開を求めるのも酷でしょう。
恋人が重病になるっていう作品と言えば、白血病の恋人を自分で病院から連れ出しておいてその子が倒れたら「助けて下さい!」と無責任に叫びまくって自分のケツも拭けない自己チューさんのお話がありましたが(こらこら^^;)、それよりは最後の展開も常識の範囲内でしたし良心的と言えましょう。

ただ、この展開で泣けってのは私には無理です。
ヒロの死後に出てきた彼の日記はちょっとじ〜んと来ましたが、そんなに威力は無かったし。
私もここ数年で涙腺はかなり弱くなったんだけど、これは泣けなかったなぁ。
まぁ、私がおっさんだからだろうな。それに私の高校時代はかな〜りボケーーッとしてたし。共感できる部分が少なかったんでしょう。
何より、もっと話の運びの上手い物語をいろいろと見てきちゃっていることも影響が大きいと思われます。


そんな訳で、ここまで書いたのを簡単にまとめると良くも悪くも「ベタな少女マンガ」(笑)ってことになると思うので、そういうのが好きな人はハマれるかもしれません。もしかしたら泣けるかもしれません。

でもこれ…
買ってまで読む本じゃ無いです(なぜかバカ売れしてるけど)。少なくともハードカバーの意味は全然無い。
◇上下巻とも1,050円てのはぼったくりもいいとこだよこれ。中高生相手に何せこい商売してるんだか。
文庫本で安く売ってあげればいいのに。
売られている本の中身は見たこと無いけど、四方の余白凄いんだろうなぁ。かつて飯島愛の「 プラトニック・セックス」を本屋さんでチラ見した時も余白の多さにびっくりしましたが、ケータイ小説は元々がケータイで読みやすいように改行だらけ・行間空けだらけだからそれを軽〜くしのいでいるのでは?紙、もったいねー。

だからこれ、ハードカバーなんて買わない方がいいです。メリットはケータイ版の誤変換が直ってるだろうってことくらい?
ケータイで読むか文庫本を待つか、それで充分ですよ。
あとマンガ版も出てるんですね。最近は話題になったストーリー作品があると小説・マンガ・映画・ドラマとあっという間に作られちゃって、「ストーリーもの業界って閉塞感に満ち溢れているなぁ…」と思ったりしちゃいます。まぁいいや。


ということで、ケータイサイトで見ればタダだし未読の人は試しに読んでみてもいいと思いますよー。


…あ、そうだ。
実はこれ、冒頭から「ちょっと合わないかも」という予感はあったのよね。
美嘉の簡単な自己紹介部分で、
中学校から平凡な生活を送ってきた。

普通に友達もいた。
普通に恋もした。

付き合った人数は三人。

とか言っちゃってる時点で私の中学生活とはかな〜り違ってるんで(爆)
中学で3人に恋…する人はするだろうけど、これが普通なのか…。年1回って考えれば普通…なのかなぁ。
そういう意味じゃこの話は私にはハードルが高すぎたのかもしれない(核爆)
posted by ぽぽろんろん at 23:24 | 東京 ☁ | Comment(4) | TrackBack(0) | books & comics

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