白うささんとmioさんに後押しされて読んでみたのですが、こりゃすげーや。たまらんよ。
主人公は5才の女の子。姓は小岩井、名はよつば。もちろん牛乳好き(笑)
この子を中心に繰り広げられる日常と非日常の毎日が綴られています。
まず、何と言っても主人公よつばがいい!
無邪気で天真爛漫で喜怒哀楽を素直に放出するよつばがもうかわいくってね〜(^^)
そしてそんなよつばの奔放な言動にはもう笑いっぱなしなのです♪
大人になると当たり前の出来事でも、小さなよつばには新しい発見の塊なわけで。
何気ないエピソードでもよつばというフィルターを通すとすんごく生き生きしてくるんですよね。
読んでいる自分も「そうそう、自分も小さな頃にこんなことあったかも〜」とつい童心に返ってしまいます。
よつばを見てて、「この無邪気さは誰かに似てるな〜」と思ってたのですが分かりました!
トロだ。少なくとも私には同じ匂いを感じる(^^;)
ケーキを食べて「シェフを呼べ!おいしいです!」と歓喜するよつば。
「動物園知ってるか?」と言われ「り、理論は知ってる」としどろもどろなよつば。
ハヤシライスを「カレーのにせもの」と呼ぶよつば。
つくつくぼーしを帽子を被った妖精だと思っていたところに「セミだよ」と言われ「そんな説もあるのか…」と驚くよつば。
無邪気だったり人の言うことを素直に受け取るところだけじゃなく、言い回しが面白いところも似てるんですよねー。
そして何より、「ガーン!」や「オロオロ…」な表情とかがまんまトロなんだよな〜(笑)
もーホントにかわいすぎて困ります!><
そして、よつばを取り巻く人物たちもいい!
とーちゃん、ジャンボ、隣りに住む綾瀬家の人々、みんな基本的にゆる〜いキャラで、よつばの言動に振り回されながらも一緒に楽しみ、よつばを暖かく見つめてるんですよね。
特にとーちゃんは、普段はよつばと一緒におバカに遊んだりあるいは自由によつばに行動させているものの、よつばが悪いことをした時はちゃんと叱る。悪いことは悪いとはっきり教えて、そしてしっかりグーで殴る。
子供に手を出したら1から100まで体罰だとか言って子供をつけ上がらせる勘違い親はとーちゃんを見習え!と思った(笑)
綾瀬家の三姉妹もいいですね〜。
よつばと同じ目線で遊ぶ三女の恵那(えな)、ちょっとお姉さん的立場から接しているようで実は結果的にいちばんいいように遊ばれている(笑)次女の風香、完全に大人目線からよつばをからかいながら接している長女のあさぎ。三者三様のスタンスが上手く書き分けられてて面白いです。
そーいえば、恵那にはみうら、あさぎには虎子という友達が準レギュラーとして定着してるけど、風香の友達って出てこないな。それどころか失恋してるし(苦笑)
風香って薄幸キャラなのかな(^^;)
そんな風香が大好きです(笑)ヾ(・・;)ォィォィ
どんなことにも全力投球なよつばを見てるとこっちまで元気が出てくるのですよ。
ストレスや疲れを吹っ飛ばしてくれる「よつばと!」は、間違いなく心と体の栄養元なのです♪
よつばにとっての牛乳と同じように。
![]() | よつばと! (1) あずま きよひこ ◇このアイテムの詳細を見る |
タグ:よつばと!