2006年08月14日

「アイヴァンホー」かっこいい♪

久々にA.リードじゃない吹奏楽曲を聴きました(笑)

第六の幸福をもたらす宿
秋山和慶/大阪市音楽
フンパーディンク/リュークハウゼン:歌劇「ヘンゼルとグレーテル」序曲
アッペルモント:アイヴァンホー

スパーク:カレイドスコープ〜ブルックの歌による5つの変奏曲〜
アーノルド&ウェブスター/瀬尾宗利:「第六の幸福をもたらす宿」〜映画音楽による組曲〜
マスカーニ/木村吉宏:歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」よりプレリュード
グレインジャー/ケント:羊飼いの呼び声
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なぜこれを買ったかというと、自分の好きなフンパーディンク「ヘンゼルとグレーテル」序曲が入っていたことと、何か「第六の幸福をもたらす宿」って曲が面白いらしいという話をどこかネット上で目にしたから。

ということで、この中の何曲かについて感想を。

■歌劇「ヘンゼルとグレーテル」序曲
最初のホルンソリで「あれ?」となりました。
自分の記憶にある音と違う?と思ったらやっぱり移調してました。でも、上に(^^;)
1音上げてました。この曲は基本がハ長調なので、この演奏はニ長調ということになります。
私の中では、シャープ(#)系の曲は吹奏楽でやりにくいので半音とか1音半とか下げてフラット(♭)系の調にする、っていうのが吹奏楽での移調の認識でしたが、この場合はあてはまらないですね(私の考えが古いかな?)。
最低音が足りなかったのでしょうか。調べる気はありませんけど(笑)

まぁ話を戻しまして。
ハ長調→ニ長調ということは調号無し→#2つということになるので当然音が明るくなりますね。管楽器の合奏だと更にこれがハッキリと色付けされます♪
特にクライマックス、魔法から解放された子供たちのメロディ部分はこの明るさが生きているかな、という気がします。
ただこの曲、ずーっとハ長調な訳ではなく途中ホ長調(#4つ)の部分が結構長いんですけど、こっちがちょっと…。
移調後は嬰ヘ長調(#6つ)になるんですね。もしかしたら変ト長調(♭6つ)に書き換えちゃってるかもしれないですけど。
ここまで調号が多いと、音がぼやけやすいんですよね。原曲を知らなければあまり気にならないかもしれないですが、知っている私は音の曖昧さがちょっと気になってしまいました。

でも曲自体はやっぱりいいです、これ。
アホみたいな変態パッセージは出てこないし程よい長さだし、いろんな主題が絡み合って演奏するにもスコア読む勉強にいい気がするので、Sフィルでやってもいいかもとか思ったり。

■アイヴァンホー
このCD買うのに全く考慮の中に入れていなかった曲ですが、聴いてビックリ!
かっこいいじゃないか♪これ。
この曲は全てattaccaで続く3つの楽章で出来ています。とは言っても3楽章通して8分程で、これまた程よい長さにまとまっています。
第1楽章のファンファーレやメインの6/8のメロディはどちらもどこか懐かしい感じで、いかにもクラシックな吹奏楽の香りがします。
この楽章のタイトルが「騎士道のおきて」ということで、広々としたファンファーレとそれに続く第1主題、威風堂々と進む行進曲的な第2主題がそれを感じさせますね。「騎士」なので行進曲部分ではウッドブロックが馬の足音を模しています。
最後に出てくる「ドソドドソド…」のパッセージは、思わずA.リードの「音楽祭のプレリュード」を思い出してしまいますね〜(笑)
もちろん、パクリではないですけど。
第2楽章は、甘く漂う緩徐楽章。
こういうのにユーフォの音色はよく合いますね。
ちなみにタイトルは「忠節か愛か?」。これを聴く限りめっちゃ愛に傾いてますな(笑)
盛り上がりでハイハットが入って来るのが面白いです。
第3楽章は、戦いと終曲
戦い部分はまずパーカッションが全てを握りますが、中でも細かいリズムを刻むスネアとアクセントを加えるシロフォンがめっちゃかっこいい!
そこに木管の軍隊がうねうねとうごめき、ホルンの咆哮が鳴り響き、トランペットとトロンボーンが進軍してきます。
いったん落ち着いた後、第1楽章のファンファーレと第1主題や「ドソドドソド…」のパッセージが絡み合って昇ってきてクライマックスの終曲部分へ。
ここも第1楽章の第1主題が戻ってきて堂々と締めくくります。
チャイムも乱打してますが、何気にグロッケンのトレモロがおいしいと感じました。

コンクールで全国狙うような難易度は無いですけど、今はコンクールなんて私には関係無いですしね。
ものすごく楽しんで聴かせてもらいました♪

■「第六の幸福をもたらす宿」〜映画音楽による組曲〜
うむむ、期待しすぎたか(ぇ
どうも「サントラ」感が漂うのですよ。副題にもあるように確かにある意味サントラなんですけど…。
ドラクエやスターウォーズなら同じサントラでもほとんどの聴き手がいろいろと脳内補完しながら聴くことができますが、元ネタを知らない曲がサントラチックに聞こえちゃったらそれはかなり無味乾燥なものになってしまう訳で。
ちょっと辛いんですよね…。
第1楽章の出だしとかは印象的だし素敵なんだけど、その後に続くメロディにどうも惹きつけられるものが…私には今イチ足りない。
第2楽章なんて特に面白味が無いと言うか。
第3楽章の童謡部分は面白かったですが、せっかくこれで盛り上がったので出来ればそのまま一気にクライマックスに行って欲しかったなぁ。
一旦しぼんじゃってもったいなかったように感じてしまいました。

…などと考えながら数日おきに何回か聴いて分かりました。
メインの「希望」のテーマっていうのがどうにもつまらないんだこれ(爆)
それが私にとっては果てしなく致命的。
このCDを聴く限りは前述の「アイヴァンホー」の方が数段面白いなぁ。
ちょっと残念でした。
この曲が好きな人、けなしっぱなしでごめんなさいね。私の肌には合わなかっただけのことですから(^^;)


ということで、意外なところで収穫があった一枚でした♪
posted by ぽぽろんろん at 18:49 | 東京 ???? | Comment(2) | TrackBack(0) | wind orchestra musics

2006年07月20日

金聖響&シエナのリードはあっさり風味?

こんばんは。
東京佼成以外のリードの演奏を見るとつい買ってしまう私ですが、そんな訳で今回も買ってしまいました。金聖響/シエナの「リード!リード!!リード!!!」。
CD自体は2ヵ月前に発売されていますが、その時期は私死んでいたので先日◇チェロ合奏版ピアソラと共にやっとこさ購入。
曲はホントお馴染みのものがズラリと並んでいます。
そこから印象に残ったのを何曲か。

■アルメニアン・ダンス・パート1
全体的にあっさり目の演奏ですね。特に「あんずの木」が、ビックリするくらいあっさり!
あの「パパパーーン!」のファンファーレをこってりやるのに聴き慣れていた私には結構新鮮でした。でもちょっとやっぱり物足りないかなぁ(笑)
ただ、最後の「行け、行け」はなかなかの勢いでしたね。ここは好きでした。

■エル・カミーノ・レアル
個人的にこの曲は2小節目のフェルマータでかなり印象が決まっちゃうんですよ。
ここで、気持ちいい気合いの入ったぶつかり具合の音を聴かせてくれるともう目が“はぁと”になっちゃうんです(笑)
で、この演奏。…残念(ぉぃ
ちょっとキレイ過ぎるかな。もっと荒々しい方がいいんですよね〜。あくまで個人的な好みですが。
でも、ホタの主題に入るとノリノリでパーカッションも効いていていいですね。
そして中間部、これがいいっ!
最初は「遅すぎないか?これ」って思ってましたが、聴いているうちにこのテンポにすっぽりとはまってしまう。
特にファンダンゴに入ってから、「こういう解釈もあるのかぁ〜」とじっくり聴き入ってしまいました。
大抵は空を飛び回るような軽やかさを出したりしますが、この演奏はひたすら甘くウットリとしてしまう。こういう「心の浮かせ方」もあるんだなと。
このCD買ってよかったと思った瞬間。
そして、これがあるおかげでその先の再現部の勢いがまた生きる♪いいねっ!
コンクールじゃこの演奏は(時間の制約上)無理だけど、演奏会でこういう演奏をするところがあっても面白いんじゃないかと思いました。

■音楽祭のプレリュード
やっぱいつ聴いてもこのファンファーレは!このファンファーレは!!

かっこいいよ〜〜っ!!!(T_T)

中間の主題もいいなぁ。この雰囲気はリードならではですよ。
この演奏でもそのかっこよさを存分に見せてくれますね。トランペットとスネアがかっこよすぎ。
かっこよすぎてため息出ちゃう(笑)
名作です、これは。(--)(_ _)(--)(_ _)うんうん

■オセロ
高校時代にやった懐かしの曲ですね〜。
そして中学時代にこの曲を初めて聴いた時は、悲劇を連想させる崩れ落ちるような出だしのファンファーレ(って言っていいのかな?)に衝撃を受けたものです。
この演奏もかなりドラマチックに仕上げてくれています。
これをちょっと「アルメニアン〜」に分けてくれてもよかったかも?(笑)

で、この曲って聴く度思うのですが、どうも第2曲が邪魔なんですよね(ぉぃ
コンクールの1・3・4カットに慣れ過ぎちゃっているのもあると思うんですけど、でもどうもあの曲だけあまりに健康的すぎて浮いているような…(^^;)

■アレルヤ!ラウダムス・テ
何かいつの間にやら「アレルヤ!」の手持ち演奏が増えてきたぞ(笑)
このCDではファンファーレの主題の後の祈るような第2主題がかなり丁寧な演奏でそこに結構好感を持ったのですが、最後はやっぱりかなりあっさり。
あの「アルメニアン〜」のあっさり感がまた蘇る(^^;)
最後くらいもうちょいためてもよくないかい?とか思ってしまったよ。
この曲は、◇この間聴いた演奏の方がいいですね。あっちの迫力は凄いもん。


そう言えば、この金さん(この呼び方には違和感が?)、数ヶ月前に◇女優のミムラさんとの交際が話題になりましたね。
…ごめん、ここから話が広がんないや(ぉぃ
だって、ミムラの出てたドラマって見たこと無いから…。

リード!リード!!リード!!!
金聖響/シエナ・ウインド・オーケストラ

A.リード:
アルメニアン・ダンス・パート1、シンフォニック・プレリュード、エル・カミーノ・レアル、
春の猟犬、音楽祭のプレリュード、パンチネッロ、オセロ、アレルヤ!ラウダムス・テ
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過去のA.リード関連エントリーです♪
◇課題曲でお腹いっぱい(笑) (音楽祭のプレリュード)
◇感動のA.リード♪「アレルヤ!ラウダムス・テ」 (アレルヤ!ラウダムス・テ)
◇私のいちばん好きなA.リード♪「ハムレット」への音楽 (「ハムレット」への音楽)
◇小倉智昭が佐渡裕を紹介していました。 (アルメニアン・ダンス)
posted by ぽぽろんろん at 00:55 | 東京 ???? | Comment(2) | TrackBack(4) | wind orchestra musics

2006年06月10日

サッカーW杯開幕!!

いやぁ、いよいよ開幕しましたね!サッカーワールドカップ
昨日は職場の飲み会だったので家に帰ってちょっとまったりしてたらたまたま始まったんです。ドイツvsコスタリカ。ええはい、すっかり放送のことなんか忘れてました(爆)
ぶっちゃけちゃうとドイツはあまり興味無かったのですが(しかもバラック出てなかったし…)、見てたらやっぱり面白いですよ。ドイツどうこうって言うか、W杯っていうイベントが。
各国代表選手が最高の本気モードで戦う姿っていうのはこの大会でしか見れませんからね。
この試合ではドイツの1点目と4点目、2本のミドルシュートがよかったですねぇ。ああいう破壊力はカッコイイです。
あとはクローゼですか。4年前は5得点を上げながらも足元が中学生並みで、ドリブルしながら独りで勝手にこけてた姿がとっても印象的でした(苦笑)
さすがにあの時に比べれば成長してるなぁと。この試合でも2得点とも足で決めましたしね。とはいえ、「ドイツのFW」としてスタメンをはるにはもっと頑張って欲しいところもありますが…。
コスタリカの2点は、どちらもオフサイド判定が微妙というか何というか(^^;)
しかしああいう瞬発力はさすがですな。少ないチャンスでキッチリ決めてるし。
第三国の試合でもやっぱり楽しいですよ、W杯。というか、第三国の試合(しかも深夜)だとウザイ芸能人が出てきませんからね!
…えっ、T○KI○のK分T一がいたじゃないかって?
試合中に割り込んでこないからまぁいいです。スタジオに切り替わったらチャンネル変えればいいんだし(爆)
日本戦でも出てきて欲しくないよ、芸能人。まぁテレビ局はバカだからこんな願いは無駄なのですが。

今夜はイングランド、そして深夜にアルゼンチンですね。
イングランドでは、ルーニーは出られないもののジェラードとかランパードとか楽しみ♪あとクラウチとか。ベ様については、上手いとは思いますが私にとっては「FKの上手い滝くん」程度なのであまり興味がありません(ぉぃ

※滝くん…本名、滝一。FW、というか右ウィング(当時は「ウィング」なんてポジションもあったねぇ…)。修哲小→南葛中→南葛高校→東京ヴェルディ1969。
小5の時に「修哲トリオ」として名を馳せ、(のちのS.G.G.K.)若林らとともに修哲小メンバーとして全国制覇。しかし、小6になって翼や岬、日向、三杉、松山らが登場し一気にその存在感がかすむ。
サイドライン際のドリブルが得意。というか何とかの一つ覚え(爆)
中3になって、(大友カルテットの実力に焦りまくっていた)翼の指摘によりやっと内側へ切れ込むことを覚える。


アルゼンチンは注目選手が多すぎて困ります。とりあえずは中盤の軸となるアイマールですかね。前回の日韓大会では当時ゲームメーカーであったヴェロンの調子が最悪でアルゼンチン自体もズブズブと沈んでしまいましたが、今回のアイマールはどうか?ってところを注目したいです。
オランダとの試合が早く見たいですね〜♪

日本は12日の22時からオーストラリア戦。
この日はまた終日客先で仕事なんだよなぁ。20時には客先を出ないと間に合わない。…一体どうなることやら。


…という訳で、恒例の強引な曲紹介です(笑)
普通にサッカーに関係するクラシック曲を紹介するなら「アイーダ」があるのでしょうが、あいにくうちにイタリア・オペラ関連CDなんてものはあるはずもなく(爆)
今回「サッカーの曲」ということで紹介するのはこちら。

ぐるりよざ〜伊藤康英吹奏楽作品集
木村吉宏/大阪市音楽

伊藤康英:
吹奏楽のための交響詩「ぐるりよざ」、未完のオペラへの間奏曲、
ジュビリー・シンフォニー(祝祭交響曲)、吹奏楽のための舟歌、
交響三頌「ラ・ヴィータ」
坂本龍一/伊藤康英:日本サッカーの歌
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数年前に「ぐるりよざ」と「未完のオペラへの間奏曲」(これは委嘱元である札幌吹奏楽団のトラでやったことがあるんです)目的で買ったこのCDにたまたま入っていて、そして聴いてあらためて「かっこいいよなぁ〜」と当時感心しちゃってたんですね。

鬼才、坂本龍一が日本サッカー協会から依頼を受けて1994年に作ったものです。
そう、1994年。アメリカでW杯が行われた年。日本が「ドーハの悲劇」で出場権を逃した大会ですね。
この時に2002年のW杯の誘致運動をやっていて、そのために作られた曲なんです。もちろん知ってのとおり2002年は日本でW杯が行われた年わけで(共同開催ではありましたが…)、そういう意味ではとっても縁起のいい曲と言えるかもしれませんね。
今では、天皇杯表彰式の音楽をはじめとしていろいろなサッカーの場面で使われています。

最初のファンファーレもかっこいいし、その後のメロディも憂いをまといながらも風格を感じさせていいです。熱戦を終えた選手たちに捧げるのにピッタリな曲。
短い曲だけどキッチリ印象に残るのは坂本マジックなんでしょうか。彼のこういう「分かりやすい」曲を聴く度、そのメロディにセンスを感じてしまう私がいます。
そして吹奏楽への編曲もいいです。やっぱりこういうのは管楽器とパーカッションでストレートに表現されている方が似合うなぁと思います。いつだったか別アレンジのを聴く機会もあったのですが、今イチしっくりこなかった記憶があります。
最近は歌詞付きのも発売されているようですね。

「日本サッカーの歌」CD発売 -スポニチ

THE JAPANESE SOCCER ANTHEM〜日本サッカーの歌〜
ULTRAS、シエナ・ウィンド・オーケストラ

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聴いていないので何とも言えませんが、後乗せで歌詞付けるのって基本的にはあまり私はスキじゃないです。しかも作詞は素人じゃん(素人=駄作とは限りませんけど)。
歌も「ウルトラス」なんでしょうか?だとすると……感想の言いようがありません(^^;)
ただ、これは吹奏楽バージョンをシエナが演奏しているんですよ。そういう意味では気になってます(笑)


ということで、しばらくはW杯の日程と仕事と睡眠時間との間で悩む日々が続きそうです。
仕事中に上手く寝られる方法、募集します(ぉぃ



追記:しまった。アルゼンチンはリケルメ中心か?('06/06/11)
posted by ぽぽろんろん at 15:19 | 東京 ???? | Comment(0) | TrackBack(0) | wind orchestra musics

2006年04月10日

久しぶりに聴いたアルヴァマー序曲は…

こんばんは。この週末であっさりと口角炎ができました。笑うと唇の端っこがブチッと切れます(苦笑)
ストレスたまるとやっぱりすぐ口に来ますね。口内炎もおそらくもうすぐでしょう…。

さてさて。
先日仕事で渋谷に外出した際、移動時間片道2時間弱+待ち時間1時間弱に対して仕事が15分で終わってしまったので、帰り際ちょっとHMVに寄り道をしました。
「最近、吹奏楽曲ってどんなのがあるんだろ〜」と吹奏楽コーナーを見てたらですね。こんなものが目に入ってしまって、結局こちらを買ってしまいました。

アルヴァマー バンド・クラシックス・ライブラリー2
木村吉宏/広島ウインドオーケストラ
バーンズ:アルヴァマー序曲

カーター:ラプソディック・エピソード
マクベス:聖歌と祭り
ミッチェル:大草原の歌
A.リード:第2組曲「ラテン・メキシコ風」
ネリベル:フェスティーボ
エリクソン:序曲祝典
スウェアリンジェン:センチュリア


最近の動向を見るんじゃなかったのかというツッコミはさておき。「アルヴァマー」ですよ、「アルヴァマー」♪
中学吹奏楽部生活の20%はこれで占められているかもしれません(笑)
ちなみに残りは、50%がA.リードで20%がスウェアリンジェン、10%がその他。という感じだったでしょうか。
当時よく練習していたスウェアリンジェンの曲と比べてどこか垢抜けたかっこよさを感じて、大好きでしたねぇ。
親しみやすいメロディーだったので、吹奏楽部でもことあるごとにこれを演奏していたような記憶があります。
この曲と「呪文とトッカータ」(断じて「祈りとトッカータ」とは呼びません。「呪文」です。笑)の2曲で、「バーンズは親しみやすい曲から本格的な曲まで何でも書ける」という印象が当時ありました。

曲は、短い前奏に続く急−緩−急の三部形式にコーダがくっついたもの。
3+3+2で「タタタターンタタタ」のノリのいいシンコペーションをバックに流れる広がりのある第1主題。単純で親しみやすく、子守歌のように安らぐ第2主題。
そしてこれらの主題を繰り返し、最高潮を迎えたところでコーダに突入して終わります。
しかし思えばこれ、中学生には結構キツイ曲でしたね(^^;)
少なくともうちの中学時代は、結構ヒイヒイ言いながらやっていたような(苦笑)
特にトランペットは全体的に音が高めな上に、最後のクライマックスでハイBまで駆け上りますし。
木管も最後は16分音符で細かくウネウネタカタカやってて「どこでブレスすんじゃい」って感じだったし。
ユーフォは普通に楽しかったかな(^^ゞ
対旋律とかおいしいですね♪
パーカッションは…分かりません(苦笑)
あらためて聴いた感じではグロッケンがおいしそうです。
高校以降この曲やってないんですよね、私。ある意味中学時代だけでお腹いっぱいだったので、いいっちゃいいんですけど(笑)

さて、このCDで久しぶりにアルヴァマー聴いた訳ですが、「あれっ?本当はこんな曲だったっけ?」と少なからず拍子抜けしてしまいました。
私の中ではもっとドキドキワクワクアドベンチャーな印象だったのですが(何だそりゃ)、案外あっさりと曲が進んでいって盛り上がりが思ったほどなかったんですよね。
第1主題の対旋律に出てくる3連符とか、もっとガツンとやっていたような記憶もありますし。
こんなもんでしたっけ?それとも私の脳内で長年寝かせている間にドラマチックに膨らませすぎたでしょうか?(笑)
結果として、ちょっと残念でした(^^;)

でもこのCD、他にもいろいろと懐かしい曲が収録されてます。
聖歌と祭り」「大草原の歌」「フェスティーヴォ」「序曲祝典」…。
自分で演奏したり、あるいはコンクールで他団体がやっているのを聴いたりしたものが並んでいて、自分の中学時代が軽く頭の中に思い浮かびますね〜。
みそじ世代以上の吹奏楽経験者の心を激しく揺さぶるこの選曲、はい私も見事に釣られちゃいましたよ(笑)
大草原の歌」とか、今聴いてもなかなかの名曲ですよ♪
ゆったりした第1主題と勇壮な第2主題、どちらもこの渋さはたまらない〜♪
これは中学当時より、今聴いた方がかっこよさが分かりますね。当時はホントにガキでしたからねぇ、私(苦笑)

変にゴチャゴチャと難しい(コンクール向きの)曲ばかりでなく、こういう曲もずっと残っていって欲しいなぁと思いますね。
posted by ぽぽろんろん at 23:33 | 東京 ???? | Comment(2) | TrackBack(0) | wind orchestra musics

2006年02月14日

課題曲でお腹いっぱい(笑)

今日は、昨日のあ〜ると一緒に届いたこちらを聴いております。

吹奏楽コンクール課題曲集 Vol.2
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目的は、結構以前に書いたA.リードの「音楽祭のプレリュード」(1970年)ですが、昔の課題曲なんてほとんど知らないので他の曲も結構面白いです。

…とはいえ、さすがに18曲はちと飽きる(苦笑)
どうしてもマーチが多いしね。
そんな中で河辺公一の「高度な技術への指標」(1974年)は面白かったですね〜。
タイトルからは想像も出来ないポップでスウィングでノリノリな曲でした(笑)
この人、次の年にも「シンフォニック ポップスへの指標」ってやっぱりちょっとポップでミュージカル音楽チックな曲を書いてる(名前が河辺“浩市”になってるけど同一人物ですよね?)ところを見ると、この手のが得意分野なのでしょうか?

さて、本命だった「音楽祭のプレリュード」、やっぱりいい曲です♪
ぶっちゃけ、この近辺の課題曲が今イチ垢抜けない感じがするのに対して、これだけ曲が洗練されてる気がする。
冒頭のファンファーレはかっこいいし、その後のメロディも哀愁を帯びていてステキ♪そして最後の盛り上がりもたまんない!
惜しむらくは録音が今イチなことですねぇ。昔の音源だからしょうがないのかもしれないですが…。

そういえば、1972年の「シンフォニック・ファンファーレ」って、出だしがリードをパクッてませんか?(ぇ
もちろんファンファーレで始まるわけですが、金管のファンファーレの合い間を木管のユニゾンが動く雰囲気がとっても「音楽祭のプレリュード」してるように感じてしまった(笑)

しかしこのCD、何気に中学校の演奏が多いですね。
普通に聴いてたらそんなに違和感無かったんで、あとからケース裏見てビックリしました(^^;)
素直に上手いですね。自分が15の頃を思い出すと、恥ずかしい〜(^^ゞ

このシリーズ、こうやって1つ聴いちゃうと自分が中高の頃のが欲しくなっちゃいますね(苦笑)
う〜ん、ソニーの思うツボか?(^^;
posted by ぽぽろんろん at 23:57 | 東京 ???? | Comment(0) | TrackBack(0) | wind orchestra musics

2005年11月20日

感動のA.リード♪「アレルヤ!ラウダムス・テ」

待っていたCDが届きましたよ♪A.リードの「アレルヤ!ラウダムス・テ」。
楽天にある吹奏楽専門ショップから定期的にメルマガが届くんですけど、そこにこの曲を含むCDが紹介されてまして、例によって即買いです(笑)

曲名は「われらは汝を称えん」という意味で、A.リードが神に捧げた吹奏楽編成の賛美歌です。
中学の時に聴いて吹いて、震えが来るくらい感動したんです、これ。
それまで「春の猟犬」くらいしかリード作品を知らなくて、そういう耳障りのいいポップな音楽を作る作曲家というイメージしか持っていなかったのを、この曲は豪快にぶっ壊してくれました♪
そしてこれがね、今聴き直してもやっぱりカッコイイ!感動!!
分厚いファンファーレとそれを下でガッチリ支える低音、そしてズドンとアクセントを打ち込むパーカッション、どれもステキ♪
このファンファーレはまさに神を賛美するように神々しく輝き、それに続く第2主題は厳粛な神への祈りを思わせます。
もうね、ここ聴いてるだけで心がとろけます(笑)
最後はファンファーレに戻ってこれでもかこれでもかとグイグイ押してくるのですが、ここではオルガンまで鳴り響きます。
ただでさえ管楽器が大音量のオルガンのごとく鳴り響いているのに、もうオルガン2台分の大音響、大迫力。
この曲の編成にオルガンがあるなんて知りませんでした(もちろんオプションですけどね。普通ムリっすよ^^;)。ホント圧倒的です。
これは「生で聴いてみたい!」と思いました。もうホール全体が音のシャワーに包まれて恍惚となってしまいそう。
この曲を作ったリード氏に「われ、汝を称えん」という言葉を贈りたいですね(^^)

そしてこの演奏、バスドラがすごいんです(^^;)
バスドラでティンパニが聞こえません。どんだけ叩いてんだか(笑)
でも、この方が雰囲気が出ます。ティンパニロールが目立っちゃうとちょっとスケールが小さくなってしまいそう。これをかき消す程の轟音を響かせるバスドラのロール、底が深くなってカッコイイ!もちろんこの演奏大好きです(笑)
やっぱりこの曲やるならバスドラですね〜♪

このCDは、’04年11月の演奏会ライブ録音です。ちょうど一年前のこと。
この演奏会でリード氏はタクトを振っています。
「アレルヤ!ラウダムス・テ」の他に「エルサレム賛歌」もなかなかの名演♪特に後者は佼成ウィンドオーケストラが出した4枚組の全集ではほとんど印象に残っていなかった曲。やっぱりいろんな演奏を聴いてみないとダメですね。
これだけエネルギッシュな演奏を指揮されたリード氏が、まさかこれから1年足らずで亡くなられるなんて演奏者の人たちも思っていなかったでしょう。
やっぱり残念です。


…おおっと、しんみりしちゃいけませんね(^^;)
もう一度「アレルヤ!ラウダムス・テ」聴いて、感動に浸るとしますか♪

リード・イン・リサイタル
A.リード/ウインド・カンパニー管楽オーケストラ、小川真由子(Mar.)
アレルヤ!ラウダムス・テ、アルメニアンダンス・パート2、
マリンバ小協奏曲、アーデンの森のロザリンド、エルサレム賛歌、
ミュージック・イン・ジ・エア!


そういえば、最後の「ミュージック・イン・ジ・エア!」って毎日放送(MBS)の放送開始・終了の音楽のために作られ’01年4月から使われているということなのですが、今もそうなのでしょうか?
関西の方、教えて〜m(_ _)m


※こちらのエントリー、トラックバック・ピープル「思い出のアルフレッド・リード作品」に参加させて頂きます。
posted by ぽぽろんろん at 23:04 | 東京 ???? | Comment(7) | TrackBack(0) | wind orchestra musics

2005年09月24日

私のいちばん好きなA.リード♪「ハムレット」への音楽

20世紀後半の吹奏楽界を長年引っ張ってこられたA.リード氏が亡くなられたことは先日の記事で書きました。やっとネットニュースにも流れました。

米の吹奏楽作曲・指揮者のアルフレッド・リードさん死去 asahi.com

今日は、私がいちばん好きなリード作品である「『ハムレット』への音楽」について書きたいと思います。
この曲は、タイトルのとおりシェークスピアの「ハムレット」からいくつかの場面を抜き出して描写したものです。曲は4つの楽章からなります。

第1楽章:プロローグ、エルシノア城とクローディアス王の宮中
闇夜のお城に雷がズドドドンと爆弾のように落ちてきたかのような出だし。デンマーク王(ハムレットの父)が弟クローディアスに殺されるという劇の始まりと、これから始まる悲劇をイヤでも予感させる重々しさと激しさです。
それに続くファンファーレのかけ合いもミュートを付けた悲しげなもの。王の幽霊が出る場面ということで、トリルや半音階的なパッセージ、そしてバスドラムの静かな鼓動やロールでおどろおどろしさが増します。
また、管楽器の中に味付けで入るヴィブラフォンのアルペジオの金属音が非現実的な風味を出していておいしいです。

後半は、打って変わって堂々としたお城の音楽。クローディアスの戴冠式の場面です。
これがかっこいいんだってば♪
チャイム、グロッケン、ヴィブラフォンで埋め尽くされた鐘の中に登場するトランペットのファンファーレ。堂々としたメロディーは新しい王を迎えるのにふさわしい風格を備えています。
最後に厚みを増しながら広がっていくファンファーレにはマジでシビれますよ。中学生の時に初めてこれを聴いた時は、音楽室のどでかいスピーカーで聴いたことと相まって鳥肌が立ちましたね。

第2楽章:ハムレットとオフィーリア
ハムレットに好意を寄せるオフィーリアの優しく美しい心と、それをハムレットに冷たくされ悲しむ心が描写されています。
優しくたゆたうようなメロディが非常に印象的な曲です。
この曲では当時の吹奏楽オリジナル曲では珍しくハープが使われていて、その丸い音色のアルペジオが曲を柔らかくするいい効果を出しています。
このハープに乗せて歌われるオーボエ・クラリネットのメロディは甘美でいてメランコリック。
クライマックスでのホルンのメロディにも深い悲しみが見えます。リードの緩徐曲の中でも屈指の名曲だと思います。

第3楽章:俳優たちの入場
城を訪問してきた劇団の俳優たちが入場してくる時の音楽です。ファンファーレに続いて軽く明るいメロディが奏されます。
悲劇の合間のほっと一息的な音楽です。
実際は、ハムレットは彼らを利用してクローディアス王が自分の父を殺害したのかどうかカマをかけるわけで、どこまでもドロドロしてますが(笑)

第4楽章:エピローグ、ハムレットの死
劇のクライマックス。ハムレットがオフィーリアの兄レアーティーズとの決闘で倒れる場面の音楽です。
曲は、毒が塗られたレアーティーズの剣を受け倒れながらも、レアーティーズとクローディアス王を刺し、そして自らも息絶えていく様が重々しくそしてドラマティックに描かれています。
中盤のトランペットの下降音形は、後に作られた「オセロ」冒頭の動機と共通するものがありますね。
そして、第1楽章前半のメロディが次々と奏され「死」を印象づけ、バスドラムの鼓動も止みます。
最後には皆が倒れ全てが時を止めたような空気で終わります。

しかし、「ハムレット」って人死にすぎ(^^;)
冒頭でハムレットの父親が死に、次にオフィーリアの父親が死に、オフィーリアも死に、ハムレットの友人たちも死に、最後の決闘ではハムレットの母親、レアーティーズ、クローディアス王、ハムレットと、もう主役脇役みんなまとめてご臨終(苦笑)
そして最後には主を失った城も隣国に取られてしまう。「ここまでするか」の一言です。
しかし過去の例を見ると、いろんな国がこういう権力争いで総崩れになったりしてるんですよね。自分のちょっとした欲のために全てを失うことになる。人間って悲しい生き物ですね。

自分が中学生の時、当初はコンクールでこれをやる予定だったのですが、顧問の先生が八田先生という超大御所先生を招いた時に「このバンドの色は『アルメニアンダンス・パート1』がいい」と変えさせられてしまいました(苦笑)
で、これは市民音楽祭みたいのでやる結果となりました。
「アルメニアン…」もいい曲なのですが、どちらかと言えば「ハムレット」やりたかったなぁ。

悲しいことにこれはオススメCDが無いんですよねぇ。佼成のはあんまり面白くない…。
ただ、これは凄かった。天理高校の吹奏楽コンクールでの演奏
第1楽章の前半と後半の間に第3楽章を挟むという「超荒技カット」な演奏ですが(どうしても第1楽章のファンファーレで終わりたかったんだと思います。コンクール的にはやっぱり盛り上がって終わった方がいいですから。ちなみに私がやった時もこのカット)、この迫力はただ者ではないです。
冒頭のあまりの大音響に思わず赤ん坊も泣き出します(というか、コンクール会場に赤ちゃん連れてこないで…)。

レジェンダリーコレクションズ
谷口真一(*)、新子菊雄/天理高等学校吹奏楽部
ジェイガー:吹奏楽のための交響曲より(*)、ネリベル:二つの交響的断章(*)
リード:ハムレットへの音楽より、ホエアー:ストーンヘンジ交響曲より
リード:オセロより、池上敏:変容=断章、スミス:フェスティヴァル・ヴァリエーション
真島俊夫:波の見える風景、ヒル:セント・アンソニー・ヴァリエーション
三善晃:吹奏楽のための「深層の祭」、F.シュミット:ディオニソスの祭
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2005年09月22日

えっ?A.リードが死去??

ガーン!Σ( ̄△ ̄;)
全然知りませんでした。知ってからちょっとニュース検索してみたけど見つからなかったし。
たまたまブログ検索で吹奏楽関連のを見てたらぴいぴい’ず だいありーさんの記事を見つけてがく然です。

私の中・高と続いた吹奏楽活動の中でA.リードは欠かせない人でした。
中学なんてコンクールの自由曲が中1「春の猟犬」(もちろんこの時は出てないです)、中2「パンチネロ」、中3「アルメニアンダンス・パート1」と3年間リードだったし(笑)。
それ以外にもいろいろやりました。
ぴいぴいさんの書き方をパクってにならって、自分がやったことある曲(内輪の演奏も含む)をざっと書き並べてみると…。

<中学時代>
「パンチネロ」序曲
「アルメニアンダンス・パート1」(コンクール用に一部カット)
「『ハムレット』への音楽」より1・3(いわゆるコンクール用カット)
序曲「インペラトリクス」
「アレルヤ・ラウダムス・テ」
「音楽祭のプレリュード

<高校時代>
「オセロ」
「小組曲」
「第3組曲」バレエの情景
「第1組曲」より「ギャロップ」
「目覚めよと呼ぶ声あり」(J.S.バッハからの編曲)

<それ以降>
「エル・カミーノ・レアル」
「アルメニアンダンス・パート1」(中学時代とは別カット)
「春の猟犬」

…これくらいかなぁ。書いてみたら案外少なかった(苦笑)けど、1人の作曲家の曲をこれだけやるってことはそうは無いと思います。

リードの曲はどれも親しみやすく、そして分かりやすいかっこよさが特徴だと思っています。
特にファンファーレを書かせたら天下一品と言っていいでしょう♪
「アルメニアンダンス・パート1」冒頭「あんずの木」、「アレルヤ・ラウダムス・テ」、「音楽祭のプレリュード」、「『ハムレット』への音楽」1楽章最後、などなど例を挙げたらキリがない(笑)。あ、「第3組曲」のファンファーレもいいぞ♪
中高時代はこれらのファンファーレに鳥肌立ちまくりでした。
そして「『ハムレット』への音楽」や「オセロ」冒頭での悲劇を予感させるドラマティックな音の塊に心まで震えたものです。
「ギャロップ」は高校吹奏楽部の定期演奏会でアンコールの定番でした。その頃まだ肩の力が抜けていなかった私は、文化祭の演奏でシロフォンのバチを叩き割ったりしたのもいい思い出(笑)

クラシック(というかオーケストラ)の曲に抵抗がある人には、その入り口的存在としてぜひリードを勧めたいと思うこともしばしば。それくらい、親しみやすくそして吹奏楽のかっこよさ・楽しさを分かりやすく伝えてくれました。
曲長もそれほど長くないので、そういう意味でもオススメできます♪

今はコンクールでもオケアレンジや新進の作曲家が目立ってきて、リードはすっかり「過去の人」のようになってしまいました。リードの音楽にワクワクしながら10代を過ごした私にとってはちょっと寂しい。
しかし、70年代から80年代にかけて吹奏楽をリードした(しまった、狙った訳じゃないぞ)大作曲家であったことは間違いありません。
謹んでご冥福をお祈りいたします。


ところで、追悼CDは発売されるのでしょうか?(完全な「全集」とか)
私の大好きな初期の名作、「アレルヤ・ラウダムス・テ」と「音楽祭のプレリュード」(今は「フェスティバル・プレリュード」と言うのですか?)の音源がものすご〜く欲しいのですが、全然売っていないのです…
佼成でも大阪市音楽団でも構いません。地力のある吹奏楽団さん、ぜひぜひやって下さ〜い!m(_ _)m



追記:「春の猟犬」をやったことあるリストに追加しました。
   文章を多少変更しました。('05/09/23)
posted by ぽぽろんろん at 01:51 | 東京 ???? | Comment(3) | TrackBack(0) | wind orchestra musics

2005年09月17日

「プラハのための音楽」自作自演♪

先週、CD屋で見つけてしまって即買いしてしまったのがこの1枚。

テンプル大学管楽響
チョドロフ、フーサ(*1)/テンプル大学管楽響、ブルーメンフェルド(Ob)(*2)、
ギグリオッティ(Cl)(*3)、カールソン(Trb)(*4)
リムスキー=コルサコフ:
オーボエと軍楽隊のためのグリンカの主題による変奏曲(*2)、クラリネットと軍楽隊のための協奏曲(*3)、
トロンボーンと軍楽隊のための協奏曲(*4)
フーサ:プラハのための音楽1968(*1)
プロコフィエフ:体育祭行進曲


リムスキー=コルサコフの軍楽隊のための作品とかはもちろんプロコフィエフのも吹奏楽器のための作品で、これらが収録されているCDも珍しいと思うんですけど、やっぱりこれを買う原動力になったのはタイトルにもある「プラハのための音楽1968」♪
「あんたホントに好きだね〜」と言われちゃいそうですが、本当に好きです(笑)
そしてこれ、フーサの自作自演なんですよ!
作者がどういう音を思い描いてこの曲を書いたのか一度は聴いてみたいじゃないですか。よって即買い(単純だねぇ

という訳で感想でーす。

第1楽章でまず感じたのは、「とんがってる!」てこと(笑)
テンポが速いわけではありませんが、各モチーフの部分だけ音価を小さくしキュッと圧縮し、各音にかなりキツいアクセントを付けることで緊迫感を与えています。
こういうやり方もあるんですね〜。コンクールじゃ絶対出来ないでしょうけど(笑)
また、ドラがすごくいい音してます。低音が豊かでグァァアアア〜〜と浮かび上がって広がってくる感じはこの曲にはピッタリ♪
置き場所があるならばこのドラ欲しい(笑)

でも何より驚いたのは第3楽章
あれっ?冒頭のスネアソロ、スネア(響き線)入ってない!というか、最後のソロに入るまで入れてない!?
でも他の演奏じゃみんな入れてるって事は、楽譜にはそう書いてあるんですよねきっと。しかし作曲家本人がそうしてない(爆)
そりゃないよ…(;´д`)トホホ
以後の演奏はもうみんなスネアを外していこう!(笑)
スネアを外すことでおどろおどろしい雰囲気が増してますね。
またこの演奏ではスネアドラム自体かなり深胴のものを使用しているようで、太鼓の音程も低いです。
そのためロールが地響きのように迫ってきます。これはすごい!新発見です。
第4楽章へのロールクレッシェンドはこれまでどちらかというと「砂嵐」的な印象のものが多かったですが、この「地響き」的なロールに「フーサ自身はこういうものをイメージしていたのかぁ」と1つ利口になった気分(笑)
ただ、この演奏だとロールの時間が私の好みよりちょっと短いんですよね。あと、第4楽章との間にちょっとすき間が空いてしまう。そこがちょっと残念。でもこれがフーサの意向なのかぁ(苦笑)

第4楽章のテンポは普通〜多少遅めでしたが、その分音の圧力を強くして突き刺すように演奏してきます(特に金管)。
やっぱ「とんがってる!」ってことなのね(笑)
最後のコラールの中でのアドリブ部分(指定音またはフレーズだけど)でピッコロがこんなに目立つ録音は初めて聴きました。というか他の音がなぜか小さいです。もっとグジャグジャ混沌としたものをイメージしていたのでちょっと肩透かしを食らいました。
しかし圧巻は最後の音でしょうか。長ぇよ(笑)
最後にもっと押して終わってくれたら文句なかったです。


この演奏、録音スタジオがちょっと響く場所だったようです。
そのためスネアとかティンパニとか音の粒が分かりにくい部分があるのがちょっと残念。
第2楽章の鍵盤のゴツゴツ響く感じには向いていたようですが。
あとは、トランペットがいきなりデカくなるとかホルンが埋もれっぱなしとか、録音バランス的に残念な部分もチラホラ。
直接聴いたらどんな感じだったのかが気になってしまう演奏(というか録音)でした。
生自作自演聴きてぇ〜!(笑)
posted by ぽぽろんろん at 19:50 | 東京 ???? | Comment(0) | TrackBack(0) | wind orchestra musics

2005年09月06日

私の後輩たちが東関東大会頑張ってきました♪

ちょっと過ぎた話題になってしまうのですが、やっと材料見つけたので…。

先週の土曜日(9/3)、よこすか芸術劇場にて第11回東関東吹奏楽コンクールが行われました。
なんとそこに!私の母校も出ていたのですよ!!
前回うちの母校が県大会を突破したのはもう10年くらい前、かなり久々の晴れ舞台でございます♪
しかも行われるのが横須賀ということで、都下からなら全く問題なく聴きに行ける距離。よっしゃ行くぞー!整理券取りに並ぶぞー!

……って思ってたんですけどね、前日から風邪引いてダメでした(爆)
行って行けないことはなかったですけど、鼻水と涙の洪水だったし頭ボーッとしてたし冷房でますます死体に近くなるので諦めましたよ…
今日もまだ治りきってないしね。

東関東大会は神奈川千葉・栃木・茨城の4県の代表で行われますです。
「第11回」ということで分かるとおり、関東が「東」と「西」に分かれたのって10年前なんです(西は埼玉、群馬、新潟、山梨の4県)。
もちろんそれ以前は「関東大会」でした。私が現役だった頃もそう。
何でありがちな「北関東」「南関東」ではなく東西に分けたのか。おそらく強豪校のバランスを取るためだと思われます。
しかしおかげで西関東は埼玉勢の天下となっていますが(^^;)
どうせなら南北に分けて北を「茨城・栃木・群馬・新潟」にしてくれたら自分の高校のチャンスも広がるのにぃ〜、そして南は埼玉と千葉でつぶし合うがいい…
(−_− )フフフ
……と「北関東」の高校(常総を除く)は思ってることでしょう(苦笑)

それはさておき、今年うちの母校が演奏したのがこちら。

課題曲:パクス・ロマーナ(松尾善雄) ←こんなタイトルだけど「行進曲」です
自由曲:交響的舞曲より第1,3楽章(ラフマニノフ/アンドリュース)

うちの吹奏楽部の「交響的舞曲」好きはまだ続いているのでしょうか。だとしたらちょっと嬉しいような。
スキタイ組曲」好きも続いてるかなぁ?(笑)

実は、私が高1の時の定期演奏会メインが「交響的舞曲」だったんです。
先輩たちは本当は全曲やりたかったのですが著作権の関係で第2楽章はできませんでした。
そして入部2ヶ月かつパーカッション初心者の私にタンバリンが割り振られたのです!Oh!
この曲のタンバリンって難しいんです。特に第3楽章。
他のパート員はみんなやりたい楽器がすでにあって、新人の私は余り物だったのですがそれがよりによってタンバリン。
何て無謀な先輩方…(苦笑)
そしてそんなタンバリンを自分が左利きなのも忘れて演奏会1ヶ月前まで右手で練習してました(爆)
周りに左利きがいなかったせいで全く気付かなかったんですね。おかげで今でもタンバリンは右手で叩きます。

…って私の昔話はどうでもいいや。東関東大会の結果を書かなきゃ。
うちの母校は銅賞でした。う〜ん、残念。でもよくやったよ!
「茨城開催じゃない」のに県大会突破したんだから(東関東大会が地元開催だと県の代表枠が1増えます。多分今でもそのはず)、これは偉いですよ♪
(*^^)//。・:*:・゜’★,。・:*:♪・゜’☆ パチパチ
かわいい後輩たち(顔は見たこと無いけどかわいいに決まってる!)、よくやったね。お疲れさま!!
いい思い出になったことでしょう♪「よこすか海軍カレー」は食べたかい?(笑)

全国大会には、常総学院市立習志野市立柏の常連さんたちが順当に全国大会に駒を進めたそうです。これまたおめでとうございます。早く招待演奏に回ってくれ!(笑)
この3校、東関東大会代表はほぼ固定で全国大会でも「」受賞が堅いためか2ちゃんでは「御三家」と呼ばれていました。一般的にもそうなのかな?


本当はこのエントリーをもっと早く上げたかったんですけど、結果が分かるページが分かんなくて遅れちゃいました。
今日も仕事中に一生懸命探していたら(ぉぃ)、意外と直球ど真ん中のところに堂々と出てましたよ。気付け、もっと早く。
↓↓↓↓
東関東吹奏楽連盟サイト

あるんですね、「東関東吹奏楽連盟」。こんなハンパな名称の団体なんて無いだろと思ってました(ひでぇ

それにしても、高校の現役生を見に行ったりOB会に出たりしなくなって5、6年が経ちます。何て薄情な先輩でしょ(苦笑)



追記:ついでに見たら、私の出身中学も東関東で同じく銅賞を取っていました。
   課題曲:ストリート・パフォーマーズ・マーチ(高橋宏樹)
   自由曲:楓葉の舞(長生淳)
   だったそうです(自由曲知らん…)。
   顧問の先生が変わって(高校吹奏楽部の先輩。OBバンドではお世話になりました)から東関東の常連になったようです。
   こんなものまで出ています(笑)
   ビデオ版 水戸四中にみる吹奏楽指導 合奏力アップのための年間練習スケジュール
   すごいねホントに。('05/09/06)
posted by ぽぽろんろん at 22:47 | 東京 ???? | Comment(0) | TrackBack(0) | wind orchestra musics