2011年06月03日

やっぱりリベラはいいね(´;ω;`)

先々週だったかな?CD屋さんに行ったら店内に◇リベラの曲が流れていまして。
久しぶりに聴いて「やっぱいいわぁ〜」と思ってその勢いのまま買ってしまいました。

生命の奇跡
リベラ


◇このアイテムの詳細を見る


定価も2,000円ということで、ミニアルバム的な位置づけですかね〜。
店内に流れていたのはアルバムのタイトル曲でもある「生命の奇跡」だったのですが、これが泣きそうになるくらいのいい曲ですね。
後から知ったのですが、つい最近までNHKでやっていたドラマ◇マドンナ・ヴェルデ(←リンク先、BGMで「生命の奇跡」が流れますので音量注意)の主題歌だったそうですね。このドラマ、キャストが国仲涼子・片桐仁・長塚京三etc.とめっちゃいいじゃないですか。見ればよかった…。
ま、ドラマはとりあえずおいといてここではリベラのお話。YouTubeに公式の動画があるのでぜひ聴いちゃってくださいな(ただ、途中までだけど^^;)。

■YouTube - リベラ - 生命の奇跡


ただ1つこのCDには注意点があって、完全な新作じゃないんですよね。「彼方の光」等過去の曲も混ざってます。だからうちにはリベラのCD2枚しかないのに曲がいくつかかぶっているという(苦笑)
とは言っても、まだ1枚もリベラのCDを持っていない人には関係無い話なのでぜひ買ってしまいましょう(笑)

「彼方の光」も名曲ですよね。このアルバムは1曲目が「生命の奇跡」、2曲目が「彼方の光」としょっぱなから飛ばしてくるので、一気に心が洗われます。目も洗われます(単に泣いてしまっているとも言う^^;)。
心が疲れている時に聴くとマジヤバイっす。

■YouTube - Libera リベラ   Far away 彼方の光


今日もこれ聴いて寝ます。ではおやすみなさい。( ~−ω−~)zzz〜



■過去のリベラ関連エントリーです♪
◇ボーイソプラノは神が与えた最高の楽器なのですよ♪
タグ:声楽
posted by ぽぽろんろん at 00:09 | 神奈川 ☔ | Comment(2) | TrackBack(0) | other musics

2010年08月31日

「題名のない音楽会」大人気ゲーム音楽SP見たよ〜

オケの練習があったため録画しておいたのを本日見ました♪

まぁ、番組表に

スーパーマリオからドラゴンクエスト、ファイナル・ファンタジーまで、すぎやまこういち・植松伸夫といった人気作曲家を迎えオーケストラで演奏。


とあったので、見る前から内容は半分以上分かってしまっているようなものでしたけどね(^^;)

指揮は金聖響、演奏は神奈川フィルハーモニー管弦楽団。

最初は「スーパーマリオブラザーズ」の地上BGM。ゲーム音楽の代表格ですね。これは軽いアレンジでなかなかよかったと思います。やっぱりカウベルとシロフォンになるんだなと思いながら聴いてました(笑)

そして「ファイナルファンタジー」
あれ?これって「メインテーマ」じゃないの?と思ったら、オケ版ではそういうタイトルになっているみたい。
曲はこちらと一緒でした。

■YouTube - ファイナルファンタジー


演奏はこのYouTubeの方がいいですね(ぇ
ぶっちゃけ神奈川フィルの演奏は盛り上がり方が今イチだったので…。聴きながら「編曲のせいなのかなぁ…」と思っていましたが、演奏のせいかもしれない(苦笑)
小ネタとしては、この曲を紹介する時、錦織健の「ファイナォファンタズィー」の発音がよかったです(笑)

この後で、のびよ登場。
やはりバンダナは外さないのね(^^;)
「オーケストラを使って、分かりやすくて、感動がありますよね」という理由でチャイコ好きなんだそうです。
そして、元々ロック側の人間であるのびよは、オーケストラの表現力の幅の広さをそこにミックスできないかと思っていたとのこと。
…いやぁ、でもロックの皆さん結構昔からオケ使ってますよね。てのは無粋なツッコミか。

続いての曲は「ザナルカンドにて」
ナイス選曲!アレンジもいい!…なのになぜピアノがキーボード(苦笑)
ステージの大きさの関係ですね。理解は出来ますがちょっと悲しかったです。
この曲、もとはフルート独奏曲だったとか。
そうだったのか!どっちかというとピアノ独奏曲なのかと。ピアノでの切ないメロディとアルペジオの印象が強いですよね、この曲。

■YouTube - ザナルカンド Zanarkand - Final Fantasy X


個人的には、VIのアリアも聴いてみたかったかなぁ。後からソプラノの人も出てきたのでそう思ってしまいました。

■YouTube - Tour de Japon - Opera "Maria and Draco" (Part A)

※マリアが歌うアリアは4:30くらいから

続いてはスマブラシリーズのディレクター・桜井政博が登場してゲーム音楽の歴史を1分かけずに説明。
そこで、「最初はリズム的だったBGMがスーパーマリオで音楽的に」というような発言が。

…そ、そうなの?個人的には「ドルアーガの塔」なんだけど…。
というか、ここでスーパーマリオより前に発売された他のゲームを挙げる人はたくさんいそう。
まぁ、番組の流れとか知名度で言うとスーパーマリオにならざるを得ないとは思いますが。

■作業用BGM ドルアーガの塔‐ニコニコ動画(9)

冒頭のメインテーマ、1:13からのクオックス、3:25からのサッカバス、4:14からのエンディング。どれもたまらん。
特にエンディング。ここまで凝った曲をエンディングにしてたゲームってこれまでにあったのかなぁ。

で、続いての曲は「スマブラX」のメインテーマ。こちらは元々錦織健が歌っているとのことでした。
しかし、錦織健の通常のCD売り上げが1タイトル900枚っておい。
さすがにもっと売れてるでしょあんたは(^^;)
演奏の方は。…う〜ん、ゲームをやったことが無いせいか、よく分からん。今イチオーケストレーションが単純でつまらなかったかな…。
と思って元ネタを聴いてみたら納得。声楽がソリストだけじゃないのね。それじゃ確かに音が薄くなるはずだわ。
ちなみにこのゲームはオケの演奏をそのまま音源として使ってるそうです。最近はそういうケースも多いですよね。

■YouTube - スマブラXオープニング


そしてついにドラクエ登場!まずは当然「序曲」ですね。
これはIX版のものでした。おっさんの私は初代のファンファーレが今でもいちばん好きです。
子供だった頃は8分の6のリズムが取れなくて少し訳わかめなファンファーレだと思ってたけど(ぉぃ

しかしね、ドラクエになったらオーケストレーションの完成度が違い過ぎて吹いたw
「前半の編曲者、もっとちゃんとやれw」とも思いましたが、ドラクエは対旋律とかも全部作曲者本人がやってる訳ですからね〜。そこら辺のアドバンテージはしょうがないのかな。
この曲は2回目のメロディでのホルンの対旋律がいつ聴いても最高ですね♪

■YouTube - Dragon Quest IX Music - Overture IX / 序曲IX

※最後1分間は何も入ってないので再生止めちゃってくださいな。

この曲の後ですぎやん登場。
彼によると、最初からオケの音が頭で鳴っているのをゲーム音に落としているとのこと。
それにしては1〜4のファミコン世代の音は凄すぎるわ。3和音とは思えない充実した音楽だもんなぁ。
そして、5がスーファミで出た時に「5音じゃちょっと足りないなぁ。最初からオケを意識しすぎでは?」と思っていたのですが、まさにそのとおりだったんですね(苦笑)

そして最後は「冒険の旅」「そして伝説へ…」と2曲連続。
もう名曲すぎるわ〜。うちにあるN響のCDを何度聴いたことか。そしてピアノで何度弾いたことか(これは特にファミコン世代のドラクエはどれもそうだけどね)。
後者はすぎやんの指揮。いやぁ元気だわこの人。背筋もピンとしちゃってまぁ。まだまだ長生きしそうですよこれは。嬉しいことです。

■YouTube - DQ3 - 冒険の旅


■YouTube - ドラゴンクエストV そして伝説へ


「そして伝説へ…」は番組では弦の人数が多かったせいか木管のアルペジオがあまり聞こえませんでしたね。そこはちょっと残念だったかな。
Sフィルでもやろうよ、「そして伝説へ…」。著作権絡みがいろいろ面倒そうだけど。
でも、やればきっとY先生が練習中に長々と思い出話するはずだし面白いと思うよ(笑)←そこ?

IIIでは他にも「勇者の挑戦」とか名曲揃いだけど、この番組でやるとなるとこの2曲が妥当ですかね。

■YouTube - (N響) Dragon Quest III 戦闘のテーマ~アレフガルドにて~勇者の挑戦 Fighting Spirit

※勇者の挑戦は2:57くらいから。

「勇者の挑戦」はN響盤が最高。これは譲れない。

そういえば、この収録ではパーカッションが上手後方、ひな壇に登らず隠れるようにしていました。
演奏中、下手側には司会者たちがいるからこの配置だったのかな?ちょっと面白いですね。

ということで、久しぶりに「題名のない音楽会」を見てしまいました。次のゲーム音楽特集はいつかな〜?←それまで見ないつもりかい^^;
タグ:ドラクエ FF
posted by ぽぽろんろん at 23:21 | 神奈川 ☀ | Comment(11) | TrackBack(0) | other musics

2010年06月23日

坂本龍一の「スコラ」ドラム&ベース編第4回はコンピュータ時代の音楽について♪

このシリーズもこれで最終回なんですね。全12回とは言っても4回×3シリーズだと終わるのが余計に早く感じます。


この回は「コンピュータ登場以降のドラムとベースの役割」というテーマが掲げられてはいましたが、あまりそれに拘ることなくYMOの3人がその歴史を語ることで音楽の移り変わりを見ていくような内容でした。

コンピュータの登場により、リズムを刻む役割がドラムやベースからそちらに移行しました。これによりリズムの揺れ、すなわちグルーブの無い音楽というものが登場してくるわけですね。
YMO時代の3人は、クラフトワークやジョルジオ・モロダーの影響もあり、敢えてグルーブを捨てた音楽にチャレンジしようとしていたとのことでした。
「正確なビートを刻む心地よさに目覚めてしまった」とは細野氏の言。

その頃の代表作、「Firecracker」の元は民族音楽だったんですね。知りませんでした。今では「くもじい」の曲ですが(笑)
この「ドッレッミッ ソッソラッソッラッ」のフレーズは面白いですよね。高橋氏もこれに合わせてドラムを叩くのが楽しかったということでした。その気持ちはよく分かります♪

■YouTube - Yellow Magic Orchestra "Firecracker" (1979)


やがてYMOはリズムについて追求を始め、単に均等に刻むリズムからだんだんと裏拍の位置をずらしていき様々なノリの音楽を作り出していきました。
これはつまり、生演奏でのグルーブというものを電子音楽で再現する試みになります。「機械でどこまで人間に迫れるか」というのはコンピュータミュージックに足を突っ込んだら一度はやってみたくなることなんだと思います。
ここで高橋氏がその「リズムのズレ」について「こんな感じ」とドラムで演奏を始め、そこに坂本氏がピアノで乗っかり、その後で細野氏がベースを取って演奏に参加、…ってとこで2人の演奏が終わっちゃって(笑)
細野氏の「終わっちゃった…」って寂しくつぶやいたのが凄くかわいらしかったです(笑)

このグルーブの話で面白い発言が。
それはグルーブというのは単にリズムのズレだけでなく、音色の差や音量の差でも出せるものだということ。
これは言われてみれば当然のことだし、楽器を演奏する上で無意識に行っていることだと思うのですが、電子音楽の場合これを自分で打ち込まないとコンピュータはやっちゃくれないわけで。そうやって意識してコンピュータにグルーブ感を出させるとなると結構難しいし、生演奏でもグルーブを意識して能動的に出していくというのも難儀だよなぁというのは感じました。

で、結局YMOはまた生演奏に戻ったりしてるんですね。
実は上に書いたリズム追求の話を聞きながら「そうやって生演奏をなぞるようなことをしてると結局生演奏に戻るんじゃないかなぁ」とか思っていたのですが、どうやらその通りだったみたい(?)です。
こういう流れって面白いですね。

対談は最後に「もうすぐ体が動かなくなるから、動かなくても出来る音楽ももうそろそろ追求しようか」なんて話になっていきましたが、そこで細野氏が言った

マネ出来ないんだよ、若い人はね。その…『老人力』っていうか、ハハハ」

っていう言葉が印象的でした。
若い頃にしか出来ない音楽ももちろんあるけど、年齢や経験を重ねないと出来ない音楽もある。今それが面白くてしょうがないと笑顔で語る細野氏を見て素直に「いいな〜」と思ったのでした。
私もアマチュアではあるけど、そういう風に音楽を積み重ねていけたらいいな〜。


さて、ワークショップは子どもたちとYMOとの共演。
前回作った
A「タタッタ|タンタン」
B「タンタタ|タンタタ」
のリズムを子どもたちが演奏するのに合わせて、YMOの3人が音とリズムを重ねていく。
音楽の盛り上がりとかはほとんど無かったですが、ピアノとベースがモダンジャズ的な雰囲気を作り上げていたのがよく合っていて、子どもたちも楽しそうに竹筒を叩いていました。でもちょっと曲が長かったので最後飽き気味にも見えましたが(笑)
この後の子どもたちの感想が結構凄かったです。

「ベースとか好きなので、かっこよかったなぁって思います」


マジ?小学生でベースのかっこよさに気付くとか、君は将来有望だな。

「リズムって何か、音楽を支えてる物?のような気がしました。メロディとはまた別の、それ独特の音楽みたいな感じがしました」


そうそう、リズムは音楽の基礎なのです。

「拍子に似てるものかと思ってたけど、だいぶ拍子とは性質が違うなということを感じました。」
(NHKスタッフ:どう違いますか?)
「拍子は等間隔でリズムを刻むだけだけど、リズムはやっぱり楽しむためにあるということがよく分かりました」


( ゚д゚ )ポカーン…

あんた理解しすぎだろ…。


てことで、これでおしまいなんですね。う〜ん、寂しい。
これ、CDのシリーズではドビュッシーとか私が気になるテーマのものも出ているので、ぜひまた別シリーズをテレビで放送して欲しいなと思います。
え?買えって?
び、貧乏なんですってば。私は…(´・ω・`)



■「スコラ 坂本龍一 音楽の学校」関連エントリーです♪
◇坂本龍一の「スコラ」見た。(第1回)
◇坂本龍一の「スコラ」第2回は充実の内容♪
◇坂本龍一の「スコラ」第3回やっと見た〜。
◇坂本龍一の「スコラ」第4回は対位法。
◇坂本龍一の「スコラ」ジャズ編第1回、面白かった!
◇坂本龍一の「スコラ」ジャズ編第2回見た。
◇坂本龍一の「スコラ」ジャズ編第3回、カオスな即興が面白い♪
◇坂本龍一の「スコラ」ジャズ編第4回はフリーダムすぎた(笑)
◇坂本龍一の「スコラ」今回からドラムス&ベース編!
◇坂本龍一の「スコラ」今回はドラムスが主役♪
◇坂本龍一の「スコラ」第3回はベースのお話♪
posted by ぽぽろんろん at 22:54 | 神奈川 ☁ | Comment(2) | TrackBack(0) | other musics

2010年06月21日

坂本龍一の「スコラ」第3回はベースのお話♪

もう放送は最終回までやってしまったというのに、私の方はやっと第3回を見たところです。
原因は当然ワールドカップ。
仕事が進まないのももちろんワールドカップのせいです。←それはお前のせい

ドラムス&ベース編、第3回はベースの話でした。当然ゲストは細野晴臣。
前回同様、ベースとの出会いの話なんかもありましたが、私が興味を引いたのはまずベースの奏法について。
あんなにミュートを積極的に使うものだったんですね〜。知りませんでした、すみません。
また、リズム楽器でありながら音程があることでメロディ的な動きも出来て、そこでコードから外れた音を使うことで面白さが増したりするとのこと。ドラムで言うフィルインをもっと自由に適用できるイメージを私は持ちました。これは打楽器な私からするととっても羨ましいお話です。
この2つの要素を持つベースという楽器について細野晴臣は「両方あるから、やんなっちゃうなと思うよ」って言ってましたけどね。ぜいたくだっつーの(笑)

ワークショップを挟んでの後半はさらに興味深いお話に。
坂本龍一の「影響を受けた人たちから学んだものは?」という質問を受けての細野晴臣の回答は「『楽に弾け』ということ」。
ニュー・オーリンズのクラブで老齢のベーシストが「お豆腐を切るように(細野談)」そーっと弾いていたその音に「いいなぁ〜」と思ったということで、「ミュージシャンの年月って大事だな、と思うようになった」ということでした。
(いい意味で)枯れたミュージシャンの良さとして「音楽と戦わなくなってくる」「自分のもの(音楽)なんですよ。……本当に」という風に語っているのを聞いて、なるほどなぁと。そしてこれは全ての音楽のジャンルで言えることなんだろうなと思いました。
こういう音楽を実現するためには、(ベースなら)指先にどれだけ神経を行き届かせられるかということになるんですよね。
そして若い頃はそういうものにあまり興味を持たない人が多いと思うし、どちらかというと「お前ら俺の音を聞けーっ!」って外側にとんがっていきがちなのではと思います。要は私がそうだったんですけどね(苦笑)
年齢を重ねるにつれ、そういうダイナミックさだけではなくもっとミクロな部分での音楽の機微に興味が移ってくるんですよね〜。要は私がそうなりつつあるってことで。
どの楽器でも、いい音を出すには「力を抜く」ってことが必須だと思うんですけど、上で言っている「楽に弾く」っていうのはそういう意味とはまた違うんですよね。私もそういう音楽をやれるようになったらいいなと思います。人間として機微の無い私にはとても難しいですけど…。


ワークショップは、YMOとの共演を前に「自分たちのリズムを作ろう」という課題。楽器は引き続き竹筒2本のみ。
最初は単音や2つの音を単純に並べていただけでしたが、生徒の1人が「『タタッタ』っていう風にやってみたい」というのをきっかけに坂本龍一がアレンジを加えて

「タタッタ|タンタン」



「タンタタ|タンタタ」

の2つのグループを作り上げ、これらを同時に演奏することでプチ「木片の音楽」風なリズムが完成しました。この場合は竹片か(笑)
パーカッショニストな私としては、ここで「相手の音と混ざり合って『タタタタ』とリズムが埋まる快感」をもっと味わって欲しかったところですが(笑)、まぁそれはここでのメインでは無いですからね。
しかし、ここで生徒が出したリズムというのがシンコペーションというのが面白いです。細野晴臣との対談でもシンコペーションの面白さについて語っていたところがありましたが、竹筒という音程の無い楽器でリズムを作るとなると、子供でも自然にシンコペーションの面白さに気付くのかもしれません。


最後のセッションは、「Thank You For Talkin' To Me Africa」。始めて聴く曲でしたが(馴染みのあるようなフレーズだったのでもしかしたらどこかで聴いてるかもしれないけど、ちゃんと意識して聴いたのは始めて)、いやぁまさに「ベースのための曲」でしたね。
基本のフレーズを繰り返しながらちょいちょい遊びのフレーズを入れてきて、ワンパターンな曲でありながら飽きずに聴けました。
こちらは原曲。元はヴォーカルもあるんですね。
↓↓↓↓
■YouTube - Thank You For Talkin' To Me Africa - Sly and the Family Stone


先週の「Hello Goodbye」もそうでしたが、ここでアップテンポな曲をチョイスしないところが年齢を重ねたYMOらしいのかなと思いました。

なお、YouTubeにはこの放送での演奏も上がってましたが、ここには貼りません。そのうち消されそうだし(^^;)
気になる人は曲名で検索すればあっという間に見付かりますので探してみてくださいな。


…さて、早いとこ第4回も見ないとね。



■「スコラ 坂本龍一 音楽の学校」関連エントリーです♪
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◇坂本龍一の「スコラ」ジャズ編第4回はフリーダムすぎた(笑)
◇坂本龍一の「スコラ」今回からドラムス&ベース編!
◇坂本龍一の「スコラ」今回はドラムスが主役♪
タグ:坂本龍一
posted by ぽぽろんろん at 21:41 | 神奈川 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | other musics

2010年06月12日

坂本龍一の「スコラ」今回はドラムスが主役♪

危ない危ない。録画してあったのをやっと見る時間が取れました。再放送よりも遅く見るとか、ちょっと悲しい…。

ま、そんなことはさておき。
ドラムス&ベース編、第2回はドラムの話でした。
高橋幸宏をゲストに、彼が影響を受けたドラマーたちやそのプレイスタイルについてのお話がメイン。
また、それを元に「グルーヴ」というものについての話も。

影響を受けたドラマーとしてはリンゴ・スターや、「プロコルハルム」のドラマー、B.J.ウィルソンに言及。2人とも跳ねるようなフィルインが好きだということでした。また、リンゴについてはフロア・トムからスネアに戻ってくるようなフィルインのパターンがあったりもするということでしたね。
この辺、リンゴ・スターの名前以外については全く分からんです(汗
ここから、均等に鳴らすドラムの基本リズムから音を足したりタイミングが微妙に前後することによる音の弾み、あるいは「グルーヴ」ということに話が発展していきました。
番組内では「グルーヴ」について

  • リズムに体が乗っていく感覚

  • リズムの弾みや微妙なズレ

  • 生まれ育った環境や時代によって個人差がある


と説明。…まぁそんな感じですね。言葉にするとちと味気ない(^^;)
ただ、リズムのズレについてはわざとやると大抵はただのテンポ感不安定なドラマーにしかならないので(笑)、難しいところです。

ドラム及びドラマーについては、他にもスネアについてリムショットのことやフラム打ちのことなどいろんな話がありましたが、要旨としては上のような感じでしたね。

あと、高橋幸宏のドラムの叩き方に関連して、坂本龍一がパーカッションの原理について話してました。
要は、鼓面を振動させた後、バチがその振動を止めないようになるべくすぐに鼓面からバチを離すということ。それが「音が鳴る」ということに繋がる。特にオーケストラとか吹奏楽等でのパーカッションはそれが基本中の基本であるわけです。これは太鼓だけでなく、トライアングルや合わせシンバルでさえそう。
だけど高橋幸宏は敢えてスティックやバスドラムのペダルを鼓面に押しつけるような奏法をしているとのことでした。それによって若干ミュートをかけたような音になるということで。彼はそういう音が好きってことなんでしょうね。この辺りはオケよりもハコ(演奏場所)が小さいから可能なことかもしれません。あるいは大きな会場でもマイクで音を拾うことが前提ですしね。
オケでティンパニでマレット押しつけて演奏したら単に「鳴らないティンパニ」ってだけです(苦笑)
そういう奏法がわざわざ指示されてる以外では使わないですね。

ワークショップは「リズムとは何か」ということについてのお勉強。
これは単純にしてかなり奥が深かった。
まず坂本龍一が竹筒で「ポン」と1回音を叩き、「これはリズム?」と聞く。
すると小学生が、「それはただの単音。2回音が鳴ってリズムになる」と答える。
こうサクッと言えちゃうのって結構凄い。坂本龍一もうなってました。
次は、
「ポン                        ポン」
と叩き、「これは?」と問う。
小学生たちは「離れすぎてる。もっと近くないと」とか「強弱があればリズムっぽくなるかも」と意見を出し合っていき、それを坂本龍一が逐一再現しまた議論する。

そして、
・リズムに聞こえるためには、隣り合った音がある程度近いところにないといけない。
・音の強弱や音同士の距離に変化があるとよりリズムっぽくなる。
・強い音があると、そこをリズムの出発点と認識しやすくなる。
ということがまとまりました。

そうそう、それが基本であり忘れちゃいけないことなんですよね。これはパーカッションのようなリズム楽器だけでなく、旋律楽器だってちゃんと認識してなきゃいけないことだと思います。それを気にするかどうかだけで音楽がガラッと変わりますから。
で、上記のことを逆手に取ってヘミオラのようなリズムパターンも生まれてくるわけです。それは今回Sフィルでやってる「エロイカ」でも出てくるし、3拍子なのに2・3拍目にsfが付いていたりとか。そういうことでも音楽が生き生きしてくるんですよね。
これは「リズム」というものを改めて基本から考えるために大人にもぜひ見てもらいたい講義だと思いました。


あと、小ネタとしては、坂本龍一が高橋幸宏を紹介した時最初に、
「そもそも、高橋さんが…

 …幸宏って言っていい?その方がいいのかな。」

“高橋さん”は気持ち悪いです

って会話をしてたのが笑った(^^;)

次回(って今夜ですが^^;)はベースが主役!これまた楽しみですね〜。



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posted by ぽぽろんろん at 14:39 | ☔ | Comment(0) | TrackBack(0) | other musics

2010年06月02日

坂本龍一の「スコラ」今回からドラムス&ベース編!

てことで今回からはドラムとベースにスポットを当ててのシリーズ。ゲストが高橋幸宏と細野晴臣ということでYMO集結というこれまた贅沢な企画ですね♪

今回はドラムとベースの歴史、その成り立ちというところについて。
ドラムについてはやはりジャズとその前身であるニューオーリンズのマーチングバンドというところが外せないということで。これまでに覚えてきた知識がこうやって出てくると嬉しくなっちゃいますね(笑)
ただ、マーチングバンド時代は当然ドラムセットというものは無く。ラグタイムからビッグバンドへ時と場所(室内)が移ってくる過程でドラムセットというものが誕生したということ。
この時代のジャズはあくまでダンスミュージックということで、踊るためのリズムを作るのに欠かせない存在になったそうです。なるほど〜。
その後ジャズは踊るための音楽から離れていきましたが、その代わりにダンスミュージックとしてR&Bが誕生したとのこと。

その後、黒人音楽のR&Bと白人音楽のカントリーを融合させて広めたのがエルビス・プレスリー。ここで2・4拍目を強調する音楽がロックンロールとして広まっていったということだそうです。
こういう流れを知るとなかなか面白いですねぇ。もちろんプレスリーのことは知っていましたが、その源流が何?ってことまでは特に知らなかったので、こういう解説はありがたいです。

ちなみに、2・4拍目を強調するバックビート奏法を発明したと言われているのはアール・パーマーというドラマーだそうです。ふむふむ、ずっと覚えていられるかは分かりませんが勉強になります(^^;)

一方のベース。
マーチングバンドでは当然チューバが低音を担当していましたが、ジャズに移り変わってこれがウッドベース(コントラバス)になりました。そしてそこで「ウォーキングベース」という奏法も生まれたと。そしてその中でベースが一定のリズムを刻む役割を担うようになり、ポピュラー音楽に欠かせないものになりました。一方でドラムはより自由なリズムを作るようになったと。この役割のシフトが面白いですね。

ワークショップは坂本龍一の母校の小学生12人。
教える相手の年齢が下がったことで、ワークショップもまずはリズムについての簡単な導入から。今回はそれほど楽しげなことはやらなかったので、こちらは次回からが本番ですね。

上記以外の説明で1つ「お?」と思ったのはトルコやフリードリヒ大王(プロイセン)の軍楽隊。リズムをやるならその歴史として絶対出てくると思ってたんですよね、トルコの軍楽隊。

■YouTube - Turkish Ottoman Military Band Mehter


これがあるからいろんな「トルコ行進曲」も生まれたし、「第九」第4楽章の行進曲部分も生まれたわけです(第九で使われるシンバルやトライアングルはトルコ起源の楽器)。…あ、テレビの内容から離れそうなのでこの話題はこの辺で(^^;)

さて、最後のセッションはやはりYMO!そしてギターはどっかで見た兄ちゃんだなと思ったら小山田圭吾だった(^^;)
曲は「Thousand Knives」。演奏は楽しかったんだけど、せっかくなんだからテーマに合わせてもうちょっとベースやドラムの手元が映るようなカメラワークにして欲しかったかも。


来週なんですが、主役はドラム。そして予告で幸宏さんがビートルズの「Hello Goodbye」歌ってましたよ。いい雰囲気だったなぁ。これは今から楽しみですね〜♪

■YouTube - The Beatles-Hello goodbye




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◇坂本龍一の「スコラ」ジャズ編第4回はフリーダムすぎた(笑)
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2010年05月24日

坂本龍一の「スコラ」ジャズ編第4回はフリーダムすぎた(笑)

ジャズ第4回はフリージャズがテーマ。
うん、この辺は全く分からんです(^_^A;;

フリージャズはその名のとおり、メロディ・音色・リズムを各奏者が自由に(好き勝手に)やるということで、前回のビバップと比べてもさらに前衛的な形のもの。
要は他のメンバーとリズムやメロディを合わせずに自分のフィーリングそのままに演奏するという…。もうコンセプトがカオスですよね(^^;)
だからそれを“音楽”にするということはかなりのセンスが求められること。
確かに番組内で流れていたオーネット・コールマンの演奏は規則的なリズムとか無いので掴みづらいんですけどかっこよかったんですよねー。凄いねこりゃ。

■YouTube - Ornette Coleman - Chronology


ということで、フリージャズはモダンジャズよりも後から出てきたような印象を受けてしまうのですが、この原点と言えるオーネット・コールマン自身はマイルス・デイビスと同時代の人ということで。そういう意味ではビバップの次の形を模索したものの1つということなんですね。へー。

あと、面白かったのが、フリージャズの「既存のルールを破る」ということが当時のアメリカの黒人人権運動などとリンクして扱われたというところ。
音楽と政治の繋がりというとどうしてもヒトラーとワーグナーを思い出してしまってちょっと嫌悪感が出てしまうのですが、この場合は前向きな形でリンクしたんですね〜。
でもやっぱり音楽と政治はあまり結びついて欲しくないかな〜、アマちゃんな考えではありますが。

さて、ワークショップではこの「自由」を体験してもらおうということで中高生に好き勝手に(通常の奏法にこだわらず、というかむしろ規格外の音を推奨で)演奏してもらっていました。
ただ、その直前に「自由と言えど他の人と合わせるためにはやはり奏者間の“会話”のようなものが音楽の中で必要」ということを言っていたので、「え?それまでの講義は意味無し?」とも思ってしまいましたが(笑)、でもよくよく考えたら数十人でそんな“会話”なんてまぁ無理ですわな(^^;)
もちろん演奏は前回以上のカオスな空間にw前回は一応ベースの和音とリズムがありましたが今回はそれすら皆無ですからねぇ。オケとか吹奏楽での合奏直前、1つの練習室でみんな好き勝手にさらっている光景に似たものを感じました(笑)
そして、このフリージャズ体験の狙いは演奏後に山下洋輔から語られました。

一度こういうのを体験してもらいたかったの。全部解放されるでしょ?
何をしてもいいんですよ。そしてこう何となくニコニコするでしょ。何てムチャクチャなことを自分はやっているんだろうと思って、嬉しくないですか?そこんところがいいの。
それを体験して、じゃあ、自分は何をやるんだろうって思ってね。
きっと何かヒントになると思いました。


確かに、何をやっても許される空間ってのは滅多に無いですよね。そして演奏後の中高生の表情は本当にニコニコしていました♪
だけど、実際はそれだけじゃ音楽にならない。そこで、自分のやりたいことを最大限確保しつつ音楽を成り立たせるというせめぎ合いをしていって、フリージャズになっていくんでしょうね。

そして番組は最後に「ジャズとは何か」という総括に。
ゲストの2人はどちらも「即興性」というところをジャズならではの要素として挙げ、その腕試しが出来るというところや、毎回違うものが生み出される新鮮さというものをその魅力として語っていました。

そして坂本龍一は次のように語っていました。

100年くらい戻すとですね、音楽は全てライブだったんです。それまでは。100%ライブだったでしょ。その力を残している、その遺伝子を残しているのがジャズ、と言ってもいいかもしれないですね。


オケや吹奏楽をやっている身としては、ライブをジャズだけのものにしないでとも思ってしまいますが(笑)、ライブのワクワク感をいちばん伝えやすくそして受け取りやすいのは、やっぱり「即興」というところにあるのかなと解釈しました。


つーことでジャズ編もあっという間に終わってしまいましたね。
次回からは「ドラムス&ベース編」が始まります。そしてゲストは高橋幸宏と細野晴臣!おおぅ、こんなところでYMOメンバー集合ですか!
どういう講義が繰り広げられるのか、これまた楽しみにしたいと思います〜。



■「スコラ 坂本龍一 音楽の学校」関連エントリーです♪
◇坂本龍一の「スコラ」見た。(第1回)
◇坂本龍一の「スコラ」第2回は充実の内容♪
◇坂本龍一の「スコラ」第3回やっと見た〜。
◇坂本龍一の「スコラ」第4回は対位法。
◇坂本龍一の「スコラ」ジャズ編第1回、面白かった!
◇坂本龍一の「スコラ」ジャズ編第2回見た。
◇坂本龍一の「スコラ」ジャズ編第3回、カオスな即興が面白い♪
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2010年05月20日

坂本龍一の「スコラ」ジャズ編第3回、カオスな即興が面白い♪

むぅ〜、見るのが遅くなってしまった。
ジャズの第3回はモダンジャズがテーマ。その中でもビバップとその名手・チャーリー・パーカーと、その後に新たなスタイルを打ち出したマイルス・デイビスが大きな柱でした。

ビバップについては、戦後になって突如出てきて成り立ちがはっきりとしていないというのが面白いところでしたね。
徴兵されなかったミュージシャンがニューヨークの小さいクラブなどでアフター・アワーズ(ジャズクラブなどで閉店後に行われたセッション)などで腕を競い合っているうちにコード進行が複雑になりテンポもどんどん上がりビバップに発展した…らしいのですが、その過程での音源が(何せ閉店後が主なことなので)ほとんど無いらしく。
また、「ビバップ」という言葉自体もいつ生まれたのかがはっきりしていないとか。へぇ〜。
そしてチャーリー・パーカー。凄いね。あれだけ好き勝手やれたら楽しいよね。ただ、生没年が1920〜55とえらい短かったので何でだろと思って◇Wikipedia見てみたら

若い頃から麻薬とアルコールに耽溺して心身の健康を損ない、幾度も精神病院に入院するなど破滅的な生涯を送った。


とあって、う〜ん、やっぱりそういうことだったのかと。
天才ってなかなか普通には生きられないんですかねぇ。惜しいなぁ。

そしてこのビバップが溢れている中で出てきたのがマイルス・デイビス。一転して「コードが進行しない」「限られた音で音楽を作る」ということで、ある意味ブルースへの回帰とも言えるということでした。
こういう原点回帰みたいな話を聞くと、クラシックの新古典主義とか連想しちゃいますね。ジャズでも似たようなことがあったということなんですね。しかもかなり短いスパンで。
あと、マイルスはかつてチャーリー・パーカーのバンドにいたのですがその頃はとても下手だった(というかマイルスに合わなかった)らしく…。
確かにマイルスのビバップって想像がつかないです(^^;)

で、ワークショップの方はマイルスの「So What」を題材にそのメロディに使われている音(「レミファソラシドレ」のドリア旋法の音階)で即興のメロディを作ってみようという試み。
これは面白かったですね。最初代わる代わるソロで吹いていた時も面白かったですが、一回りしてから「じゃあ全員で」とみんなで一斉に吹き始めてからの方が一段と面白かったです。もちろんみんながそれぞれ好き勝手にメロディを演奏するので完璧な不協和音なのですが、伴奏のコードがあってその上に乗っかるとカオスはカオスなんだけど不思議と「音楽」として聞こえるという(笑)
バッハのシリーズで「決められた和声にメロディを付けてみよう」というのがありましたが、あれをもっと自由に発展させるとこうなるのかもという気もしました。
そしてここでもやっぱり山下洋輔の音は飛び跳ねまくってました。少しは自重しろ(笑)
でも今回は中高生も食われずに頑張ってたと思いますよ♪

ちなみに、放送で流れてたマイルスの演奏はこれと同じ映像かな?ただしこちらのYouTube動画はあたまが少し切れちゃってますが…。

■YouTube - Miles davis et John Coltrane - So what



さて、来週はジャズの最終回なんですね。テーマはフリー・ジャズ。楽しみにしたいと思います〜♪



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2010年05月09日

坂本龍一の「スコラ」ジャズ編第2回見た。

今回はビッグバンドの成り立ちとその体験ということだったのですが…、う〜ん、ちょっと今イチ?
特にワークショップの方は、中高生に固定されたフレーズを繰り返させ、そこに山下洋輔やゲストのビッグバンドメンバーが乗っかることでの「ビッグバンド体験」だったのですが、前回も中高生は「コール・アンド・レスポンス」のレスポンス係として同じことの繰り返しだったので、見ている方としてはあまり目新しさが無かったというか…。
山下洋輔は、「同じ音ばかりやってても、いっくらやってても気持ちよくなるのがジャズという不思議な音楽なんですよ。」ということを言っていて確かにそれは感じましたが、でも「バッハ編」の時はワークショップのメンバーにかなり自由に好きなことをさせていたので、どうしてもそれと比較してしまうんですよね。
と思っていたら、山下洋輔はこの後に「あの、『もっと何かやりたいな』と絶対思ったでしょ?思った。思ったら、今度はアドリブということをやる。そう思った人は、そろそろジャズに(来て下さい)(笑)」って言っていて、中高生にわざと「もうワンパターンはやだ!」ってストレスを与えていたのかもしれない(笑)

ゲストとの対談では、ベニー・グッドマンの楽団がジャズバンドとして初めてカーネギーホールでコンサートを行った時のエピソードがあって、これは面白かったですね。
ビッグバンド形式だけでなく小編成のものも演奏していて、ベニー・グッドマン・カルテットとしてカウント・ベイシーやデューク・エリントンの楽団メンバーも出演していたということで。これは贅沢な。ビッグバンド全盛期って感じですね。

また、「スウィング」という言葉の発祥についても。
「ジャズ」という黒人音楽を指す言葉は上流階級に嫌われたため代わりに「スウィング」という言葉が市民権を得たというお話でした。こういうところでもやはり黒人差別の風潮はあったんですね〜。

さて、当然のことながらビッグバンドは基本的に即興は無く楽譜通りに演奏するという説明もありました。
ここなんですよね〜、私が積極的にビッグバンドを聴かないのって。うちにジャズのCDってそんなには無いけど、あるのは小編成ものばかり。ジャズというとアドリブを楽しみたいっていうのが頭にあるので。
でもやっぱり「Sing Sing Sing」はかっこいい!名曲だぁね。対談でBGMとして流れた時はこっちばかり聴いてしまった(笑)

■YouTube - SING, SING, SING - Benny Goodman - 9 Minutes!


YouTubeでは他の動画もいくつかあったので聴き比べてみてもいいかもね。

今回の最後の曲は「I Got Rhythm」。これまた名曲〜。
これはホントに「リズム」の曲ですよね〜。AメロもBメロも2+3+3と3+3+2のシンコペーションの組み合わせだけで出来ている。で、Aメロの最後にオマケがちょろっとくっついて、それだけでドキドキワクワクが止まらない音楽の出来上がり!ガーシュイン、マジパネェっす。
そしてこれは前述のベニー・グッドマン・カルテットの演奏音源も番組中に流れたのですが、いい演奏でしたねぇ。知らぬ間に体がリズムを取ってしまっている、そんないいリズム感がありました。
YouTubeだとカルテットのは無かったのですが、セクステットのがあったので貼っておきますね。

■YouTube - I Got Rhythm by Benny Goodman Sextet (1945)


ついでに上原ひろみのも。この演奏大好きだわw

■YouTube - Hiromi Uehara - I've got Rhythm



さて、来週のテーマはモダン・ジャズ・そしてついにワークショップでは「即興演奏」に挑戦とのこと♪楽しみに待ちたいと思います。



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2010年05月03日

坂本龍一の「スコラ」ジャズ編第1回、面白かった!

つーことで、今回からテーマはジャズ。
第1回はそのとっかかりということで、新大陸(「アメリカ」じゃなくてこう表現するのがミソですな)におけるアフリカ音楽と西洋音楽の奇跡的な融合というジャズの成り立ちとその基本要素についてのお勉強。

ジャズの前身として挙げられていたのが、ブルース、ラグタイム、ニューオーリンズ・マーチングバンド。
アフリカから連れてこられた奴隷たちの労働歌に楽器による伴奏を付けるようになったところからブルースが生まれ、これがジャズのメロディやハーモニーの元になりました。
(黒人霊歌は違うの?って思ったらWikipedia上ではそのようにも書いていました。テレビ放送だと「黒人」という言葉はもう使えないってことかな?)
テレビでは「Go Down Old Hannah」という労働歌が流れていましたが、今となると、この節回しだけでブルースに聞こえてしまう(笑)
一方でラグタイムはそのリズム(シンコペーション等)がジャズの元に。ラグタイムってクラシックの中で使われているもの(サティとかストラヴィンスキーとか)くらいしか認識していなかったうつけ者でしたが、スコット・ジョップリンの名前とメープルリーフ・ラグを聴いて「ああ!これか!」と。この曲、今までちゃんと把握してませんでしたすみませんすみませんすみm

■YouTube - Maple Leaf Rag Played by Scott Joplin


そしてこれらをマーチングの楽器に取り入れ、アドリブ等も入れるようになったたのがニューオーリンズのマーチングバンドということで。
ここで流れたThe All-Star Marching Bandの「聖者の行進」を聴いて「なるほど、こりゃもうビッグバンドそのものだな」と。これの音源をネットで探そうとしたけど、バンド名がありきたり過ぎて関係無いものばかり釣れちゃって見付けられなかった…。

その後、第一次世界大戦のためにニュー・オーリンズの売春宿が閉鎖になったため、マーチングダンスバンドメンバーが職を求めて全国に散らばっていき、その中でボードビルのポップスを取り入れ浸透し、今日ジャズが1ジャンルとして定着していくのに至るということでした。

それから、ジャズならではの音についても言及されました。西洋音楽のドミソの音にミ♭等西洋音楽としては間違った音をぶつけても成り立つのかと。
これについては山下洋輔が、西洋音楽でドミナントからトニックへ移行したがるように(シレソ→ドミソ)、西洋音楽の理論に合わないジャズの音の動きも最終的にドミソに収まるように動けば途中で何をやろうとチャラになる、というようなことを言っていました。そして、続けて

下でいくら西洋の論理が流れていようと、上で自分勝手なことをしていい。
2つのものはいつも激突していて、そのダイナミックさがジャズなんだという風に解釈してしまっている節が自分にもあります。


と。なるほど〜。
この自由さがジャズの面白さだし彼の演奏の魅力にもなっているということなんでしょうね。

ワークショップは中高生を対象にジャズの見本演奏をし、そして「コール・アンド・レスポンス」についてのお勉強。よくよく見たら、「バッハ編」でピアノで参加していた子がこちらにもいましたね。この贅沢者め(笑)
まずは山下洋輔が「スワニー・リバー」を元ネタの100%西洋音楽とジャズ的な変奏を披露。山下洋輔が繰り出す(西洋音楽からすると)変態的なアドリブにぽかーんとしていた中高生の顔が途中カメラで抜かれてたのが面白かった(^^;)
コール・アンド・レスポンスでは、「ファファッミ♭ーファー」というレスポンス決めておいて、サックスが吹くコールに対して中高生がレスポンスを返そう、というもの。
最初は普通のコール・アンド・レスポンスでしたが、途中から加わった山下洋輔と坂本龍一が大暴れ…お前らやりすぎだ(笑)
「どんなコールをしようとレスポンスが決まってると音楽として成立する」(これは上で書いた山下的ジャズ観に通じるものがありますね)ということを示すためだったらしいですが、にしてもいきなりはっちゃけすぎ。中高生を食わないでください(^^;)
まぁでもこういう中でするレスポンスってのも楽しかっただろうなぁ。いいなぁ。

そしてラストのスタジオ演奏では、坂本龍一・山下洋輔にサックスのジャズトリオ(田中邦和トリオ)を加えた編成で「スワニー・リバー」を再演。これが面白かったわ〜。なにげにドラムが元スカパラのASA-CHANGだったし。
バッハ編ではこのスタジオ演奏って「ふ〜ん」くらいの感じだったのですが(失礼な^^;)ジャズとなると自分が知らない分野かつ(アドリブ的な意味で)演奏の予測が付かないのでいいですね♪
ただ1つ不思議だったのは、対談コーナーにも大谷能生というサックス奏者がいたのにここには入らなかったということ。入れてあげてよ〜(笑)変則的だっていいじゃない。

このシリーズは、前回までのクラシックについてのものと違ってジャズはほんっとーに浅い知識しか無いのでより楽しめそうです。
次回は中高生がビッグバンドに挑戦!ということでこれまたwktkしております♪



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