プログラムはこんな感じ。
■ウェーバー:歌劇「オベロン」序曲
■ヒンデミット:交響曲「画家マティス」
〜休憩〜
■シューマン:交響曲第3番変ホ長調「ライン」
〜アンコール〜
■ブラームス:ハンガリー舞曲第1番
ということで、私の出番のところだけ感想を。
■ヒンデミット:交響曲「画家マティス」
ぽぽろんろん担当楽器:トライアングル、スネアドラム
何か最近スネアづいています。いちばん苦手な楽器なのに何でだ(^^;)
そんな私の出来ですが…、う〜ん、落ちはしませんでしたが、どれだけ役割を果たせたかということだとギリギリ及第点かそこにちょっと足りないか。
トライアングルはともかく、やっぱりスネアがね…。ロールのクレッシェンドが課題のまま早50年。←お前いくつだよ
困ったものです(ーー;
でもまぁ、ゲネプロよりは出来がよかったということで許してください(ええ〜っ
今回の指揮者は結構パーカッションを欲しがる先生でしたね。
pやppでもmf近くの音量を要求する場面が多かったです。あるいは、「画家マティス」自体がパーカッションの出番が少なく本当に欲しい場所にしか音が書いていないため、絶対に聞こえるように配慮したのかもしれないです。
ただ、出し過ぎたらさすがに注意されましたが(笑)
あそこ、ケンカを売ったと思われちゃってたらどーしましょ(^^;)
そんなつもりでは無かったのでお許しを〜m(_ _)m
■ブラームス:ハンガリー舞曲第1番
ぽぽろんろん担当楽器:トライアングル
「画家マティス」でトライアングル担当だったために私に指名がかかりました。
本当ならプロ2人を差し置いて私だけ曲目が多いとかはあり得ないですからね(^^;)
これはまぁ無難にこなしましたが、fがちょっと乱暴だったかなぁと後から少し反省。
「画家マティス」ってCDでは何度も聴いていますが、今回演奏の場に入ることが出来ていろいろと新しい発見がありました。
先程も書きましたが、この曲はパーカッションが本当に最低限しか入っていないんですね。「パーカッションはオーケストラのスパイス的役割」なんてよく言われますが、この曲ではそのスパイスも本当に必要なところにしかかかってない。そして何より、ティンパニもこの「スパイス」の一種類となっているのがとっても斬新というか。
オケの底辺でベースやリズムを作る役割というものが与えられていない。これは凄いことです。
そしてこれはオケ全体でも同じようなことが言えて。低音が和音を支えているという訳では無いので(もちろんそういう場所もありますが)、和声が高音部で移り変わり続けたりするともの凄く不安定。聴いていて高層ビルの間を綱渡りしてるような感覚になる場面がちょこちょことありました。
こんなオーケストレーションするなんてヒンデミットは恐ろしいですのぉ。そしてこれを違和感無くCD等で聴かせるプロのオケってやっぱり凄いですのぉ。ということをしみじみと思いました。
そういえば、演奏以外のことでちょっとびっくりした点が1つ。
本番前日(=昨日)のリハが本番のホールではなくちょっと遠目の会場だったんですが、そしたら「前日リハ分の交通費です」と別口で交通費を頂いてしまいました。
そ、そんなに気を遣っていただかなくてもいいのに…。
私以外のプロのエキストラの方々にはあげるべきかもしれませんが(プロはそれが収入源ですから)、私は単なるへっぽこアマチュア奏者ですよ?どちらかと言えば私が参加料を払うべきじゃないかと毎回思っているくらいなのに。
私のいないところでプロの方々だけにこそっと渡してもらえたらそれでよかったのに、とちょっと思いました。いや、ホントに。
あと、次回のAフィル定演なんですが。
先日くーちさんからちょっとお話は聞いていたのですが、こんな曲目らしく。

「シェヘラザード」と「展覧会の絵」!
なんて大胆なダブルメイン!いいぞ、もっとやれ!(笑)
AフィルのSさんからは一応「そういうことで、またよろしくお願いします」というお話はいただきました。
どっちもパーカッションの人数要りますもんね。
ただ、最近Aフィルパーカッションはプロの方の比率が増えてますからねぇ。Aフィルなら多少高いトラ代払ってもしっかりしたプロに頼みたいでしょうし、私は弾かれるかも?という風には思っています。
変に期待しすぎると依頼が無かった時にかなり凹みそうなので、ってどんだけネガティブ思考なんだ私は(^^;)
さて、ということで今年の本番はSフィル年末恒例となったプチ演奏会を残すのみですね。
こちらを頑張りたいと思います♪
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